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2TBのHDD「My Passport for Mac」を購入し、母艦をiMacから前世代のMacBook Air+外付けHDDに移行を進めてきたのですが、先日ついに完了。
人によるとは思いますが、私の使い方ではこの環境がかなり合っているなという結論に達しました。
メリットとしては買い替えが安価、データの持ち歩きが簡単、場所をとらないなど。
逆に高性能や大画面は期待できなくなるなどのデメリットもあります。
今回は、Macデスクトップの代表格iMacから、MacBook Air+2TBの外付けHDDに移行した際のアプリやバックアップの設定方法、利用製品、およびメリット・デメリットをまとめました!
MacBook Air + 外付けHDD態勢にすることを決意。My Passport for Macを購入
発端は、iMac(Late 2009)の調子がどうにも悪くなってきたこと。
特にMavericksにアップデートしてからは、ちょっとした操作でもレインボーカーソル回りっぱなしでかなり厳しい状態でした。
新iMacへの買い替えも考えたのですが、27インチの最も安価なモデルで19万、機能や保証をちょっと盛れば25万くらいには軽くなってしまう・・・。
いろいろと考えた結果、MacBook Airを最近買い替えて旧モデルが浮いていたこともあり、今回のような「旧Air + 外付けHDD」という構成を試してみることに。
評判や持ち歩きやすさ、容量などを吟味して選んだのが、「My Passport for Mac」というハードディスク。250gで2TBのすごいやつ。
※なお2013/11/14現在、OS Mavericksと上記My PassportのメーカーWDのソフトウェアの相性が原因と思われるデータ消失問題が一部で発生している模様。
なのでこの問題が解決するまでは上記以外のハードディスクを選ぶか、OSのアップデートを控えるか、WDのソフトウェアを利用しない方がよさそうです。私は添付のWD製ソフトを一切使っていない(使わなくてもHDDは利用可能)のでこの問題は発生していません。
データ、iTunes、iPhotoを移行。1つどうしても解決できなかった問題が
Time Machineでサクッとデータ移動できればよかったのですが、iMacからMacBook Airにデータ復元するには当然容量が足りず、外付けHDDに復元させる方法は調べたのですがわからず。
旧Airから新Airにまるごと移行のときみたいにはうまくいきませんでした。。。
必要なアプリは既にMacBook Airにも入っているので、手動で写真・書類(自炊した本含む)・動画などのデータをiMac→外付けHDDにコピーしていくことに。
そこでぶち当たったのが、一部の動画ファイルが以下のエラーでどうしてもコピーできなかったこと。
「◯◯(ファイル名)内の一部のデータを読み込めないか書き込めないため、操作を完了できません。(エラーコード -36)」
不可視ファイルの削除、別形式への書き出しや分割、他のハードディスクやUSBメモリに書き出せないか、Dropboxなどクラウドではどうかなどいろいろ調べてやってみたのですが、どうしてもうまくいかず断念・・・。
(ちなみに怪しい動画ではなく、自分で撮影したものです)
Time Machineからの過去ファイル復活でどうかと試そうとしたのですが、iMacの調子が悪いせいか過去データに到達すらできず。バックアップの意味ないやんけ。
というわけで、このエラーが発生したファイルはそのままさようなら。
今さらではありますが、この問題の解決方法知ってる方いれば教えてください。。。
iMac(Late 2009)を売却。今までありがとう
付属の再インストールディスクを使ってデータをリセットし、iMacはここでお役御免となりました。
思えば私にとってiPhoneよりも先に手に入れた、始めてのApple製品。
パソコンを買い換えるときたまたま見かけて「お、性能と大画面の割に安いやん!」と勢いで買ったのですが、この出会いがなければiPhoneはおろか、ブログも始めてなかったかも。
今までありがとう。
某業者に引き取り査定を頼んだのですが、最高買取価格が42,000円なのに12,600円と査定されたのは・・・まあ足元見られてるかもしれんが、しゃあない。
ディスクドライブ不調、ハードディスクもセクタ不良がありましたしね。
iMacが鎮座していた小さめのデスクは、MacBook Air中心となったことでずいぶんスッキリ。スペースが空いて威圧感もなくなりました。
iMacがあった頃のbeforeを撮り忘れており、比較できないのが悔しいところですが…
構成は、13インチMacBook AirにUSB4ポートハブ、前述の外付けHDDとDVDドライブ、あとはiPhone等の機器同期・充電用のスタンドとコード類。
使っている製品を知りたい方は、この記事の最後にリンクを貼っていますのでそちらを参考に。
iTunesやiPhotoを外付けHDD(My Passport for Mac)から起動
iTunesやiPhotoは、デフォルトだとMac内のミュージック、ピクチャ内にあるファイルから起動するのですが、それらを外付けHDD内のファイルから起動させることも簡単にできます。
ブログ記事にまとめていますので、そちらをどうぞ。
結構iTunesやiPhotoのデータは大きくなりがちなので、外部に移すことができるのはいいですね。
外付けHDDも含めてTime Machineバックアップ
デフォルトだと、Time Machineバックアップは外付けHDDを含めてくれません。
その設定を変更する方法が以下。
その前に旧iMacのデータを削除したのですが、普通にゴミ箱に入れようとしてもサイズが大きすぎるためかできませんでした。
実際どうすればよいかについては、以下の記事で解説した通り。
メリットとデメリット
デスクトップではなくノートと外付けHDDにした場合のメリットとデメリットをまとめてみました。
▼メリット
・机の上がスッキリ。場所をとらない
・MacBook、外付けHDDをそれぞれ買い替えてもiMacよりずいぶん安価で済む
・全データを簡単に持ち出せる
・(2台持ちに限る)持ち歩き用のノートが故障した場合の予備としても使える
▼デメリット
・iMacほどの性能はCPU・メモリ・グラフィック等様々な面で当然期待できない
・大画面が必要なら外付けのディスプレイがいるので、そうなると場所を取るのはiMacと変わらなくなる
・USBやThunderboltポートが少ないので、場合によってはハブなどが別途必要
私の場合、
・ブログ等文字を打つことが中心で、今後アプリを作るにしてもさほどの性能は必要ない
・普段の作業がノートで慣れているため、大画面も特に必要ない
・最も重要な商売道具であるMacBook Airはいずれにしても毎年買い換える
・そのお下がりを母艦として利用すればデスクトップの購入は不要になる
といった要素があったため、メリットのほうが大きいと判断しました。
あとがき
何を優先するかはその人次第ですが、据え置き=デスクトップ(MacならiMacやMac mini、Mac Pro)、持ち歩きはノート(=MacならProやAir)という固定観念に縛られず、こういう構成の仕方もあるということを知っておいて損はないかなと思います。
利用シーンに合っていそうであれば、ぜひ参考にしてください!
最後に、今回の移行で利用している製品とレビュー記事のリンクを貼っておきます。
USBドックが充電のみで同期できないのが気に入らずおすすめできなかったため、レビュー記事なし。(よく見ると充電ステーションってちゃんと書いてあるんですけどね)
USBハブを後ろに置いて無理矢理スタンドとして利用中