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アラブ首長国連邦のドバイに本拠地を置く航空会社、エミレーツ(Emirates)航空。
顧客満足度調査で数ある世界のエアラインの中から何度もNo.1に選ばれているほか、サッカーのレアル・マドリードやアーセナルなど多くの強豪クラブチーム、F1、テニスの全米オープン等のスポンサーとしても有名です。
今回、日本からエミレーツ航空で関空からドバイを経由してチェコ(プラハ)へと向かうことに。
世界No.1エアラインの呼び声高いエミレーツ航空の実力やいかに?
日本の航空会社でも採用されつつある機内Wi-Fiの感想は?
実際に乗って確かめてきました!
関空よりエミレーツ機へ搭乗。帽子がかわいい
福岡から関西国際空港へはピーチで到着。
ここからはかのエミレーツ航空に搭乗。(エコノミークラス)
戦争のイメージがあるので意外に思う方もいるかもしれませんが、中東の航空会社はエミレーツを含め軒並み評判が高いのです。
関空→ドバイだからまだまだ日本人が多いかと思いきや、既に機内はかなりの多国籍っぷり。
女性CAさんの赤い帽子がかわいい。
例えば日本の航空会社だとCAさんのほとんどは日本人ですが、エミレーツのCAさんはヨーロッパ、中東、アジアなど様々な国の方がいました。
ドバイは世界各国に通じるハブ空港の役割が強く、さまざまな国の乗客に対応する必要があるため、そうなっているのかもしれません。
アラビア語と英語で表示される目の前のスクリーン。
座席に備えられているのはヘッドホンと毛布と枕なので、これは普通ですね。
……と思いきや、後から配られたこちらのポーチ、中を開けてみると…
アイマスク、歯ブラシ、耳栓、靴下でした!靴下が若干謎ですが、スリッパのように使って機内でリラックスしてくれということでしょうか。
これまでANA、大韓航空、ユナイテッド、アメリカン、タイ航空などに乗ってきましたが、このようなグッズが配られるのは始めて。さすがエミレーツ。(若干アイマスクがゴム臭いけど)
これらのアメニティの説明書き。普通に使えるほか、このアメニティバッグは仮想現実体験の入り口としても使えるとのこと。
専用アプリでバッグを読み取ることで、様々な情報が手に入るようです。
こちらが指定されていた仮想現実アプリ↓
出発前の注意点などのアナウンス。最初はアラビア語なので全くわからず。。。
次に英語。これは大体わかる。
言葉がわからなくてもアニメーションで理解できるので大丈夫でしょう。
関空発の便は、日本語のアナウンスも軽めにですがちゃんとありました。
ただ、ドバイ→チェコ便はアラビア語と英語のみ。
機内が暗くなると、天井には星空が輝いていました。こういう細かい所を凝ってくれるのはいいなあ。
充実の機内コンテンツ。ただし機材によりけり
リモコンのほか、USB充電に加えコンセントまでついています。(ただしコンセントは2席に1つ)長時間フライトではパソコンを扱うこともあるので、これはありがたい。
私は使いませんでしたが、機内で衛星電話やSMSなどができるらしい。
USB接続して写真や音楽、PDFを閲覧できるなんていう機能まで。
これまで乗った航空会社にも機内コンテンツで映画やテレビ番組などはありましたが、エミレーツはその中でも一番の充実度。
「マーベル」「ハリーポッター」「インド映画」など細かいジャンル分けがされた、多数の映画の中から選ぶことができます。
日本映画やアニメもばっちり。
海外の映画は日本語吹き替えがあるものと、そうでないものがありました。
ゲームも定番からよくわからないものまで充実。
何故かストⅡダッシュまで!これはプレイせねば!
このコントローラーじゃ操作はしにくいけど、なかなか楽しいぜ…。
と思っていたら途中でバグり、操作不能になってしまいました。再起動してもらい一度復活したものの、性懲りもなくまたスト2をやろうとしたせいかまたもフリーズ。その後二度と復活することはありませんでした。。。
普通はこんなことはないはずなので、ご心配なく。
(スト2をプレイしたくても控えた方がいい、かも?)
以上は関空→ドバイで登場したB777-300のレビューですが、ドバイ→プラハで乗った最新機種のエアバスA380はもっと画面が鮮明で、画面表示に日本語が選択できたり動作が快適だったりと全体的にクオリティが上。
なぜかスト2は無かったけど、コンテンツはB777のときよりさらに充実していました。
機材によってコンテンツの充実度には違いがあるようです。
エミレーツの機内食
エミレーツでは、フライト開始後まもなくメニューが配られます。
ビジネスならともかく、エコノミーでメニューが配られることがあるんですね。
メインは2種類から選ぶことができます。
いつかの朝食。
いつかの夕食。
機内食はエコノミーだとANAや大韓航空とそう変わらないレベルかなという感じでしたが、日本人でも十分普通に食べられるクオリティであることは確か。
ちょっとだけベネディクト・カンバーバッチに似てる添乗員さん。
そうめんをおしゃれに表現。声に出して読みたい「ワケギとともに」
たまに不安定だが、それなりにつながるし価格も安い機内Wi-Fi
エミレーツ航空では、日本の一部航空会社でもやっと導入がはじまった機内Wi-Fiを提供しています。
上の地図で赤くなっている部分以外ではWi-Fiが使えるらしい。なるほど。
無料で10MB利用でき、追加で500MB使いたい場合は1ドル払うというシステム。めっちゃ安い。
使い方はとても簡単。機内に飛んでいる「OnAir」に接続し、表示されるページの案内に沿って登録するだけです。
追加で500MB使いたければ、チェックを入れて接続。クレジットカード番号の入力が必要です。
ドバイ〜プラハ間はつながりにくいこともありましたが、以前利用したANAのWi-Fiに比べると比べ物にならないくらい使えました。調子がいいときの速度を測定した結果が以下。
値段もエミレーツはたったの1ドルなのに対し、ANAは福岡-羽田の短距離でさえ1,050円。調べてみたら国際線のフルフライトプランは100MBで19.95ドルもするし。もはや比べるのすら失礼なレベル。
[料金(USドル)] 30分プラン - $4.95 *15MB上限
1時間プラン - $8.95 *30MB上限
フルフライトプラン - $19.95 *100MB上限
ANA Wi-Fiサービスのご案内 [国際線]|空港・機内で[国際線]|ANA
福岡-羽田線でANAの機内Wi-Fiを使ったときのレポート↓
JALについては機内Wi-Fiを使ったことがないのでつながりやすさはわかりませんが、料金はANAとさして変わりませんでした。
というわけで特にANAさんJALさん、ぜひエミレーツを見習って機内Wi-Fiの充実をお願いします。こういうことの積み重ねが顧客満足度につながるはずですよ…!
あとがき
機内スタッフも、帰りのドバイ→関空間の日本人CAさんがずっと仏頂面かつメニュー間違えたり悪びれる様子もなかったりでイマイチだったくらいで、ほとんどの方がにこやかで親切で感じが良かったです。
全体的にクオリティが高く、満足度世界No.1もうなずけるというもの。
私を含む一般庶民はつい安さで飛行機を選んでしまいがちですが、クオリティを重視するならエミレーツを選んで間違いはないと思いますよ!
ただ執筆料はいただいていないため、当ブログの方針によりPRタグはつけておりません。
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