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年に2〜3回ほど海外旅行をしているushigyu.jp管理人です。
海外に旅立つ際に必要になるのは、まずパスポート。
2番目にくるのが、私の場合はスマートフォン(iPhone)です。
見知らぬ土地での現在地確認に、道案内や路線検索に、観光スポットや見どころの検索に、飛行機の時間やホテルの場所確認に……と、ネットがつながったiPhone1台あれば何でもこなせます。逆に、iPhoneがないとどうしていいかわからないほど。
場所によってはWi-Fiスポットを渡り歩いて何とかできるかもしれませんが、勝手のわからない土地でそう都合よく電波を拾えるかというと難しいところ。
観光ガイドブックもざっくり現地情報を把握するにはいいですが、地図を見たって見慣れない場所で現在地や方向を特定するのは難しい。望んだ情報が載っているかもわからないし、目次から探して引くのも面倒。
さらに体感で言うなら、ガイドブックに載ってる店は「可もなく不可もない」という感想になることが多い気がします。
(あくまで個人の感想です)
ネットの情報だって玉石混淆ではありますが、検索しつつ自分のフィルタを通して”玉”の方を探すのが楽しい。
そうやって海外旅行をこれまでも楽しんできました。
そうなってくると、絶対に必要なのが現地でスマートフォンを使えるようにする手段。
旅行であれば、一般的には以下の3つが選択肢になってきます。
① 現地もしくはAmazonでプリペイドSIMカードを購入
② 空港もしくは郵送でモバイルWi-Fiルーターをレンタル
③ ドコモ・au・ソフトバンクの海外パケ放題を利用
今回は、この3つの選択肢それぞれの解説とメリット・デメリットをまとめました!
① 現地(もしくはAmazonなど)でプリペイドSIMカードを購入
手持ちのiPhoneなどスマートフォンがそのまま使えて、かつ料金も多くの場合安く済むのが現地でのSIMカード購入。
現地の空港や街中にあるプリペイドSIMカード販売ショップへ行ってスマートフォンに合ったSIMカードを手に入れ、設定すればOKです。
多くの場合はショップのスタッフが設定までやってくれるので、あまり詳しくなくてもほとんどの場合は大丈夫。
アジア各国だと1〜2GBくらい使えて1,000円以上することはまずないという、この安さも魅力。ただしアメリカやヨーロッパなどではかなり高くつく場合もあります。ニューヨークでSIM買ったときは6,000円くらいした。。。
この方法にはSIMフリーのスマートフォンが必要。iPhoneで言えばApple Storeで購入したもの、もしくはドコモ・au・ソフトバンクで購入後にSIMロック解除していなければ使えません。
また、現地ショップ店員と多少なりとも会話しなければいけないので、片言の英語すら難しいようだとちょっとハードルが高いかもしれません。
(携帯渡して「SIMカードプリーズ」とでも言っておけば、向こうも慣れているので大抵は大丈夫なはず)
携帯ショップに着くまでスマートフォンが使えないのも、その土地に慣れていない身だと若干不安があるかもしれません。
・iPhoneなどスマートフォンが、日本にいるときと同じようにそのまま使える
・多くの国で他の手段よりも格段に安く済む
・SIMフリーのスマートフォンが必要
・現地ショップ店員と英語等での会話が多少必要
・Wi-Fi環境がない場合、携帯ショップに着くまで通信できない
一部の国では、注意点のうち「現地ショップ店員との会話」「携帯ショップに着くまでスマートフォンが使えない」をクリアする方法があります。それはAmazonで販売されているSIMカードを購入すること。
タイ
台湾
アジア周遊
42カ国で利用可
自分でSIMカードのサイズを選んで購入・設定する必要はあるものの、値段も高くないしそれさえ自分でできればこれがベストの選択肢なのでは。。。
私はまだ使ったことがないので、次回の海外旅行で試してみたいと思います。
② 空港(もしくは郵送)でモバイルWi-Fiルーターをレンタル
日本にいるうちにモバイルWi-Fiルーターをレンタルして、海外に持ち込む方法もあります。
現地のSIMを使う方法よりも金額はやや高めになってしまいますが、日本にいるうちに準備して現地到着後すぐ使えるのは嬉しい。
複数台まとめて接続も可能なので、グループで1台だけ借りるのも手ですね。これだとプリペイドSIMに迫るくらい安くできるパターンもありそう。
その他にデメリットとしては、スマートフォンに加えてルーターの充電も必要になることが挙げられます。
2台とも揃っていないとまともに使えないので、2口あるモバイルバッテリーも持っていくと安心です。
・現地到着後すぐに使える
・携帯会社のパケ放題よりはずっと安い
・グループで1台だけ借りて運用、という手段も可能
・プリペイドSIMカードに比べると割高
(※先進国であればあるほど価格差は小さくなる傾向)
・スマートフォン、ルーターの2台のバッテリーを保つ必要がある
・IP電話以外の通話やSMSはできない
知っているところで言うと、例えばグローバルWi-Fiがレンタルモバイルルーターの最大手。
私も何度か利用しています。
⇒ 海外旅行用モバイルルーターをグローバルWi-Fi公式ページでチェックしてみる
③ ドコモ・au・ソフトバンクの海外パケ放題を利用
ドコモ、au、ソフトバンクそれぞれが海外でデータ通信ができるプランを提供しています。
▼ ドコモ
・海外1dayパケ
980円/24時間、1,280円/24時間、1,580円/24時間
30MBで速度制限
※ただし、一部の地域で2018年1月15日まで速度制限なし
・海外パケ・ホーダイ
2,980円/24時間で使い放題
※24.4MBまでなら1,980円
▼ au
・世界データ定額
980円/24時間
※データチャージへの加入必須
※国内で契約中のプランからデータ容量を消費する
世界データ定額 | 海外で使う(au世界サービス) | au
・海外ダブル定額
2,980円/24時間で使い放題
※24.4MBまでなら1,980円
海外ダブル定額(4G LTE) | 料金・割引:スマートフォン・携帯電話 | au
▼ ソフトバンク
・海外パケットし放題
2,980円/24時間で使い放題
※25MBまでなら1,980円
海外パケットし放題 | 国際サービス | サービス | モバイル | ソフトバンク
・アメリカ放題
980円/月
※キャンペーン中は無料、終了時期未定
アメリカ放題 | 国際サービス | サービス | モバイル | ソフトバンク
結論を言えば、ソフトバンクのアメリカ放題以外どれも高い。高すぎる。
現地プリペイドSIMやWi-Fiルーターに比べてありえない高額さです。
例えばタイ旅行1週間なら、
・プリペイドSIM:1,000円未満
・レンタルモバイルルーター:約7,000円(4G LTE通常プラン)
・海外パケ放題:約21,000円
お金をいくら払っても構わないという人以外にはおすすめしません。
ただ、アメリカ放題だけはあり得ないくらい安い。現在(2017/10/31)無料ですし、有料化しても980円/月という安さ。「日」じゃないですよ「月」ですよ。
さすがアメリカの携帯会社(スプリント)を持っているソフトバンク、といったところです。これだけは例外ですね。
・スマートフォンをそのまま使える
・ソフトバンクユーザーがアメリカに行くなら、圧倒的に安い「アメリカ放題」が使える
・とにかくバカ高い
まとめ
・グループ利用、現地ですぐ使いたい、ショップでのSIM購入に不安があるといった理由があるならモバイルルーターレンタルもあり
・ドコモ、au、ソフトバンクに関しては、ソフトバンクの「アメリカ放題」以外は割高すぎて選ぶに値しない。富豪向け
あとがき
例外のアメリカ放題を除いては、現地プリペイドSIMかルーターのレンタルをおすすめします。
海外でも便利なスマートフォン、自由に使えるように渡航前に考えておきましょう!
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