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先日、大分の温泉に入りにいったとき訪れた「アフリカンサファリ」。
近くに住んでいながら最近テレビで見て始めて知った動物園なのですが、ここが予想以上にすごかった。
何と言っても楽しいのが、サファリ内を檻のついたバスで回りながら直接エサやりができる「ジャングルバス」。
多くの動物園で「エサやりタイム」的なものはありますが、ほとんどは飼育員さんがエサをあげる様子を見るだけのもの。
そのエサやりを自分でできてしまうわけですから、迫力が段違い。
大口を開けたライオンの口に肉を放り込んだり、ゾウに鼻息を吹きかけられつつサツマイモを渡したり。。。
檻ごしにわずか数十cmの距離で動物の息遣いを感じられます。安全とわかっていても、すぐ目の前で唸り声を上げるライオンはさすがに怖かった……。
日本一の”おんせん県”である大分を代表する別府や由布院(湯布院)温泉から車で30〜40分程度と近いので、温泉旅行に組み込むのもおすすめです!
ジャングルバスで動物ひしめく園内へ
今回は車を使わずに行ったので、別府駅からサファリ行きの路線バスで到着。別府駅西口⇒サファリまで路線バスで約50分、片道760円です。
ただ、本数も少ないですし温泉地や駅との行き来もやや不便なので、できればレンタカー等を借りるのが良いでしょう。
入場するといきなり目に入ってきたのが、ものものしい鉄格子のついた動物型バス。これが…リアルジャパリパークっ……!
ジャパリバスは運転席の窓がなかったりとオープンですが、リアルジャパリパークでそんなバスに乗ってたら喰い殺されてしまいかねません。
万が一にも事故のないように、窓は厳重に鉄の網と強化ガラスで覆われています。そらそうだ。
入園料2,500円に加え、ジャングルバスは1,100円が必要。ですがその価値はある…というか、ここに来たならジャングルバスに乗らないという選択肢はあり得ません。
※料金は2017年当時
この日は平日だったので割とすんなり乗れましたが、混雑していると乗れないこともあるので予約してから行くのが確実でしょう。(→ ふれあいジャングルバス予約ページ)
乗車すると、エサの入ったトレーを渡されます。
緑色のものがシマウマやシカなど草食動物、サツマイモはゾウ、右上のクッキーはクマ、肉はライオン、ミカンはキリン用の食べ物。
出発前にベテランの係員さんが色々と説明してくれます。
何をおいてもまず絶対に守るべきなのは、金網の間から指などを出さないこと。当然ながら食いちぎられてもパークでは責任を負えませんからね。
バスは強化ガラスと鉄格子で覆われていますが、一部が開けられるようになっておりそこから動物たちにエサをあげることができます。
動物たちに直接エサやり体験ができる。普通の動物園では味わえない大迫力…!
徐々に園内に入っていくジャングルバス。ほどなくして、早速ヤギたちの姿が!
係員さんが発する焼き芋屋のような「カモーーーン」の声につられたのか、それともバスを見ると集まるように習慣づけられているのかわかりませんが、停車したバスにわらわらと集まってくるヤギ(バーバリーシープ、ムフロンというらしい)たち。
トングのようなものでエサをあげます。かじってくる感触が手に伝わってくる。
それにしても目がかわいい奴らやで……。
アメリカクロクマのチャーリー君。こんなのに山で遭遇したら死を覚悟しますが、網越しだとつぶらな瞳とのしのし歩く様子がかわいい。(でもやっぱりちょっと怖い)
ライオンがたくさんいるゾーンにも行きました。中でもめっちゃ近くにいたのがこいつ。
エサの鶏肉を差し出すと「ガルルル……」と小さな唸り声をあげながら大口をいっぱいに開けてきます。ものすごい迫力だ…。
肉を口の中に落とすと、ゴックン。
間近で見るライオンの威圧感は想像以上で、ライオン同士がバスのすぐ横で「ガルルッ」と小競り合いを起こしたときは思わずバスから悲鳴が上がったほど。こんなの普通の動物園ではまず体験できんわ。
角が立派なファロージカ。カッコイイ。
※iPhoneしか持ってなかったのと、車内からは写真がかなり撮りづらい上にエサやりと触れ合いでそれどころじゃなかったため、大した写真がないのはご容赦を
アメリカバイソンやシロサイは食事中だったり昼寝中で寄ってきてくれませんでした。それでも近い。
アジアゾウ!
長い鼻を伸ばしてエサをおねだり。鼻の上に落とすと器用に口の中に運んで食べます。
時折「フンッ!」と鼻息を出すのですが、たまに鼻水も混じってくるので注意。
長ーい首を折って迫ってくるキリン。これだけ巨大なのに脚がスラッと細くてすごい。バランスどうなっとるんや。
ぼよんぼよんとコブを揺らして近づくラクダ。
いい瞬間撮れた!なるべく上の方でエサをあげた方が、動物たちが良く見えておすすめです。
ほかにもトラ、チーター、レイヨウ、ハイエナなどたくさんの動物を見たり、触れ合ったりできました。
たっぷり50分のジャングルバスツアー、あっという間でした。大満足。
参加していた子供は怖がったりはしゃいだりと様々ですが、家族連れも存分に楽しめるはず。
なお自家用車でもパーク内に入ることができますが、当然窓やドアを開けることは絶対できずエサやりは不可能。
少なくとも最初はジャングルバスツアーに参加することをおすすめします。
さまざまな動物たちとのふれあいゾーンも楽しめる
メインはジャングルバスですが、他にも動物たちを見たり、触れ合ったりできるゾーンがいくつもあります。
カンガルー先輩たちを触ってみたり、
小さな馬にエサをあげてみたり。
時間によってハムスターやハリネズミに直接触ることも。
体重30kg以内の子供なら、ミニチュアホースに乗って写真撮影可。
別途300円が必要ですが、ドッグサロン、キャットサロンもありますよ。
何気なく展示されていたのですが、プリケツがやたらかわいかったオグロプレーリードッグ。
お土産屋や食事処もあるので、休憩場所にも事欠きません。
本場ケニアの方が作ったという動物をモチーフにした彫り物。座る様子が何とも言えず良くて、この小さいバージョンをつい自分用おみやげに買ってしまった。
あとがき
九州にこんなに本格的で楽しいサファリがあるとは全然知りませんでした…。
別府や湯布院、あるいは阿蘇近辺の温泉地からも寄れなくはない距離ですし、九州旅行の立ち寄り候補として強くおすすめします!
施設名 | 九州自然動物公園 アフリカンサファリ |
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電話番号 | 0978-48-2331 |
住所 | 大分県宇佐市安心院町南畑2-1755-1 |
営業時間 | 9:00〜17:00(3/1〜10/31) 10:00〜16:00(11/1〜2/28) |
定休日 | 年中無休 |
Web | 公式ページ:アフリカンサファリ Twitter:アフリカンサファリ 【公式】(@africansafari1)さん | Twitter Facebook:九州自然動物公園アフリカンサファリ – ホーム |


