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Amazonのスマートスピーカー・Amazon Echoに搭載されている音声アシスタント、Alexa(アレクサ)。
『アレクサ、◯◯』と呼びかけるだけで、様々なあいさつや返答、音楽やニュースの再生、その他さまざまなことをやってくれる優れものです。
さらに家電をインターネットにつないでアプリ操作を実現する「Nature Remo」とAlexaを連携させることで、音声での家電操作が可能になりました。
Nature Remoには「シーン」という機能があり、複数の操作を一度に実行することができます。
たとえばエアコンと照明とテレビを同時にオンにしたり。
ただし、Alexaで音声操作する場合には『アレクサ、◯◯(シーン名)をオンにして/◯◯(シーン名)をつけて』と発声する必要があります。
個人的には『アレクサ、ただいま』と言うだけで動作させたいのに、シーン名を”ただいま”にしても『アレクサ、ただいまをオンにして』と言わねばならず、日本語としておかしいため何ともしっくりこない。
Alexa自体にも複数のデバイスを一度にオンにする「グループ」という機能がありますが、こちらも同様に「オンにして/つけて」と言わなければ実行できない。
そこでいろいろと調べてみたところ、『アレクサ、ただいま』と呼びかけるだけで操作を実行する方法が見つかりました。
それはAlexaアプリでの「定型アクション」の作成。
“ただいま”の部分は好きな言葉に置き換えてもいいですし、操作内容も好きなように編集可能。
例えば『アレクサ、おはよう』で天気予報とニュースを読み上げ、音楽を流すなんてことも簡単にできますよ。
Amazon Alexaアプリで定型アクションの設定
Amazon Alexaアプリを開きましょう。
左上のメニューから「定型アクション」を選択し、右上の+ボタンで定型アクションの作成に移ります。
定型アクションを形成する要素は、トリガーとなる「実行条件」と実際に実行される「アクション」の2つ。
今回の場合だと、実行条件=『アレクサ、ただいま』、アクション=複数の家電のスイッチオンになりますね。
まずは実行条件の設定から。定型アクションの「実行条件を設定」→「開始フレーズを設定」へ。
『アレクサ、』と出てくるので、そこに続けたいフレーズを入力しましょう。
次に、アクションの設定。
今回は家電をオンにしたいので、「スマートホーム」からデバイス/グループ/シーンのいずれかを選択。
今回は、オンにしたい家電としてエアコン、照明、テレビをグループ化し「帰宅」という名前で登録しておきました。
このグループを実行するアクションとして選びます。
以上で、定型アクションの実行条件とアクションが設定されました。最後に保存すれば完了。
試しに『アレクサ、ただいま』と呼びかけてみたところ、『わかりました』との返事とともにエアコン・照明・テレビがオンに。
当初の要望としてはこれでOKなのですが、『ただいま』に対して『わかりました』という返答は会話としておかしい。
そこで、自然な会話を成り立たせるためにもうひと工夫してみることに。
「Alexaのおしゃべり」を追加してよりいい感じに
さきほどの定型アクションの編集画面から「アクションの追加」→「Alexaのおしゃべり」と進みます。
喋ってほしいフレーズを何でも選べますが、今回はカスタムを選んで自分で入力することに。
『おかえりなさい、ご主人様』としてみました。
確認画面で「次へ」を押せば、設定は完了。
これで、『アレクサ、ただいま』と声をかけると『おかえりなさい、ご主人様』と返答しつつ家電をオンにしてくれるようになりました。素晴らしい。
Alexa定型アクションの作成 まとめ
好きなフレーズとアクションを組み合わせられる自由度の高さが楽しい、Alexaの定型アクション。
応用次第でさまざまな使い道が考えられます。
自分のAlexaをより便利に楽しく活用できると思うので、ぜひお試しあれ!