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パソコンで仕事をしたり、ゲームにハマったり……といったときにとても長い時間眺めることになる、ディスプレイ。
下手をするとほとんど起きている間じゅうディスプレイの光に晒されるので、目の疲れに悩んでいる人も多いことでしょう。
眼精疲労は眼自体の痛みやかすみ・充血といった症状だけでなく、頭痛や肩こりをなど眼以外の全身症状に発展する場合も。
眼精疲労とは、視作業(眼を使う仕事)を続けることにより、眼痛・眼のかすみ・まぶしさ・充血などの目の症状や、頭痛・肩こり・吐き気などの全身症状が出現し、休息や睡眠をとっても十分に回復しえない状態をいいます
日本眼科学会:目の病気 眼精疲労
紫外線と波長が近い380〜500mmの可視光線「ブルーライト」の強い刺激が、この眼精疲労の大きな原因の一つとされています。
このブルーライトを軽減してくれるディスプレイが、今回紹介するBenQのアイケアディスプレイGW2480。
ブルーライト軽減だけでなく、同じく目の疲れの原因となるフリッカー(画面の細かいちらつき)を抑えたり、周辺の光量や表示されている画像を認識し輝度を自動調整する機能を備えていたりと、シンプルに言えばとにかく『目に優しい』製品。
今回、レビューズを通しBenQさんからこのディスプレイをモニター用にお借りしたので、実際にどのような機能があってどう感じるのかを試してみました!
BenQアイケアディスプレイ「GW2480」ケーブル取り回しの細かい工夫が嬉しい
BenQのアイケアディスプレイ「GW2480」は23.8型で、解像度は1920×1080のフルHD。
内容物はディスプレイモニター本体とスタンド用部品×2、電源コード、HDMIケーブル、安全のしおり、クイックスタートガイド、ユーザーマニュアルの収録されたCD-ROM。
まずはマニュアルを見ながらスタンドを取り付けます。
プラスドライバーが必要かと思いきや、ネジに取っ手がついていて素手でも簡単に締めて組み立てられるようになっていました。こういう細かい気遣い、素敵やん。
ケーブルの取り回しにも一工夫。スタンドの背カバーが外せるようになっており、そこにケーブルを這わせることでスッキリとまとめることができるんです。
ご覧の通り。ディスプレイを含むパソコンの周辺はコード類がごちゃごちゃしがちなので、こうやって綺麗に収納できるととても助かる。
実際のところはマニュアルを見るまでもなくシンプルなので、サクっと組み上がって準備完了。
入出力はDisplayPort、HDMI、D-SUB、Audio LINE IN、ヘッドホンジャックが各1つずつ。
ボタン類は6つありますが、1番右の電源ボタンだけ覚えておけばOK。残り5つのボタンは設定変更時に使いますが、画面にガイドが出てくるのでそれに応じて使用。
スタンドの角度は-5度〜20度まで無段階に変更できます。
MacBookと簡単接続。設定メニューをチェック
ディスプレイをオンにすると、1番右の電源ボタンが白く光ります。
オレンジはスタンバイ状態。オフにするとライト消灯。
試しにMacBookに接続してみたところ、何の設定もせずにつなげるだけであっさりと綺麗に映りました。素晴らしい。
こうして見ると、ベゼル(画面縁の枠)がとても狭いのがわかりますね。
Macの場合、システム環境設定の「ディスプレイ」にて、画面の配置やカラー設定などを変更できます。配置はパソコンとディスプレイの位置によって好みに変更するとして、設定は特にこだわりがなければいじる必要はなさそうでした。
電源の横のボタンを押すと、設定メニューが出てきます。左からチェックしていきましょう。
電球に「B」文字マークの1番左のメニューは、ブルーライト軽減の設定。ディスプレイに映すコンテンツに応じて決めるといいでしょう。
右矢印マークは、入力切り替え。HDMIのほかD-Sub、DisplayPortが選べます。
スピーカーのマークは音量調整。
1番右のメニューはアイケアや画面表示、システム等の設定変更。
ここで、このディスプレイのアイケア機能の1つ「輝度自動調整」のオン/オフ切り替えが可能。
これをオンにすると、自動調整時の光量メーター表示オン/オフや感度センサーの強弱を変更できます。
輝度自動調整をオンにすると、コントラストや色温度なども変更できない状態に。もしかすると、輝度以外のパラメータも周辺環境に合わせて自動的に最適な加減に調整されているのかも。
輝度自動調整および光量メーターをオンにした状態で周りを暗くしてみると、光量メーターは最低まで減少。輝度が抑えられているのがわかります。
明るくすると、光量メーターもアップ。しっかりセンサーが機能し自動的に設定変更してくれているようです。
ゲーム用にも、見やすく目に優しい。スピーカーは別で用意するのも手
試しにゲーム用としても使ってみました。まずはNintendo Switchの「スプラトゥーン」。鮮やかな色のインクを塗り合うゲーム。
目に優しいディスプレイというと色味が抑えられくすんでいるようなイメージがあったのですが、実際にプレイしてみると全くそんなことはありませんでした。
チカチカはしないけど色の鮮やかさは伝わってくる印象。
PS4も、もちろん鮮明で美しい映像。
GW2480は映し出されるコンテンツに応じて画像・映像をより見やすくする「ブライトネスインテリジェンステクノロジー」(B.I.Tech)を搭載しています。
前述の「輝度の自動調整」と合わせて、周囲がどんな明るさであっても、どんな画像・映像コンテンツであっても目に優しく高画質な視聴体験ができるのが特徴。
目に感じる刺激が少ないにも関わらず色の劣化を全く感じなかったのは、おそらくこの技術のおかげなのでしょう。
ただし、内蔵のスピーカーは1W×2とパワー弱め。普通に聴く程度には支障ないものの良い音や大音量で聴くのはやや厳しいかもしれません。
例えば映画など音質や音量を重視するコンテンツを視聴するなら、スピーカーは別途用意した方が良さそう。
パソコンでの仕事用、ゲーム用でしばらく使ってみた感想
GW2480に搭載されている「ブライトネスインテリジェンス(ディスプレイ性能の最適化)」「ブルーライト軽減」「フリッカーフリー(ちらつきの防止)」といったアイケア技術は、ディスプレイを長時間使う人ほどより重要になるもの。
10日間ほど仕事とゲームに使ってみましたが、長時間画面を見た後のショボショボした疲れ目の感じがだいぶ改善された気がします。
ブルーライト軽減されていないパソコンとディスプレイGW2480の2画面を目が行ったり来たりする仕事よりも、ディスプレイをじっと見つめて動きや色の変化も激しいゲームでの実感の方がより顕著だったので、やはりアイケア機能の効果が出ているのだろうというのが個人的感想。
あとがき
眼精疲労による頭痛や肩こりといった重い症状は出ていなかったので今まであまり気にしていなかったんですが、私の場合仕事はパソコン、息抜きはゲームで目の休まる暇がないんですよね。
GW2480のような目に優しいディスプレイを手に入れ、仕事にもゲームにもそれを使うようにすればこれまで感じていた疲れもずいぶん楽になりそうです。
ディスプレイを使っての仕事や画像・動画コンテンツの視聴、ゲームなどで目が疲れがちな人におすすめ!