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トイレのタンク上部、水が出るところに置く洗浄剤ありますよね。一番有名なところだと「ブルーレットおくだけ」とか。
私も、ずっとそのタイプの芳香洗浄剤を使っていました。
一旦綺麗にしてからこれらの製品を設置していても、2週間ほど経つとどうしても黒ズミだか水アカのような汚れがついてくるんですよね。
水質や利用状況、便器の材質なんかにもよるのかもしれませんが。。。
何も置かないよりは多少マシかなと思うんですが、やはり定期的にゴシゴシ掃除する必要は出てきてしまう。
それが、今回紹介する「さぼったリング 黒ズミ対策 おくだけ」なる商品に変えると見事なほど汚れがつかなくなりました。
※現在は、中身そのままにブルーレットおくだけ漂白剤という名前になっています
設置して以来、便器の水が流れる部分に関しては何もしなくても掃除したての綺麗な状態を1ヶ月以上保っています。
トイレ掃除もフチの部分などの一部で済んでかなりラク。
日々の暮らしに役立つものを厳選した「買ってよかったおすすめ日用品」にもランクインするほどの逸品です。
「ブルーレットおくだけ漂白剤」を置いて以来、1ヶ月経っても汚れがつかない
こちらが、私が現在使っている「トイレ洗浄中 さぼったリング 黒ズミ対策おくだけ(現在はブルーレットおくだけ漂白剤)」。リピートなので写真は詰替え用。
トイレの黒ズミを「さぼったリング」と形容するのは、「消臭元」「熱さまシート」などわかりやすいネーミングが特徴の小林製薬さんらしい。
設置はとても簡単で、ブルーレット同様にタンクの水が出てくるところに置くだけ。薬剤が少しずつ溶け出してタンクに溜まり、流したときにトイレを洗浄します。
実はブルーレットも小林製薬の製品なので、利用方法としては自社内で競合していることになりますね。
以下の写真が、特に掃除をせず1ヶ月ちょい経過した自宅トイレの水たまり部分。
「汚いとこの写真見せんなよ」と怒らないでくださいね、マジで綺麗なので。
いつもならそろそろ汚れてくる頃になっても全くその気配がない。
トイレのフチなど水が流れない部分は当然拭いたりしてましたが、水たまり部分に関しては掃除の必要性を感じないまま1ヶ月以上が経過。すごいぞ。
ついでに言うと、トイレのタンク内も水面のところまで見事に綺麗になってました。
(水に触れない部分は青カビかなにかであまり綺麗ではない状態だったので、写真は割愛。。。)
すでに汚れている状態のものを洗浄するのに「おくだけ」ではやや力不足だと思われるので、発泡して汚れを一気に落とす粉末タイプを使うのがおすすめ。
”さぼったリング”だけでなく、こすりにくい水たまりの奥の部分まで汚れを落とせるので便利です。
なぜこのような違いが出るのか?
洗浄成分をタンクに溜めて流すという点では「ブルーレット」も「さぼったリング 黒ズミ対策」も同じはずなのに、なぜこのような違いが出るんでしょうか?
ブルーレットの主成分は、界面活性剤。石鹸や洗剤などに使われている成分です。
成分:香料、界面活性剤(非イオン、陽イオン)
液体ブルーレットおくだけ除菌EX*│製品情報│小林製薬株式会社
水や油など、通常混ざらないものを混ぜ合わせる性質があるとのこと。例えば食器用洗剤であれば、お皿などに付着した油分を浮かせて水と一緒に流しているわけですね。
界面活性剤は、
通常混ざりあわないもの同士を
混ぜ合わせる性質があります。通常、混ざらない水と油汚れも
界面活性剤を加えると混ざり合います。この働きが洗剤の汚れ落としの基本となります。
【簡単解説】界面活性剤の働きとは?
一方、「さぼったリング 黒ズミ対策」の主成分は塩素系のジクロロ磯シアヌル酸ナトリウム。
漂白剤やプールの消毒などに利用されています。
ジクロロイソシアヌル酸ナトリウム(塩素系)、界面活性剤(直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム)、増量剤(硫酸カルシウム)、安定化剤、香料
トイレ洗浄中 さぼったリング おくだけ│製品情報│小林製薬株式会社
非常に強い酸化力と殺菌力があり、界面活性剤では落としきれない汚れを落とすパワーを持っています。
塩素系漂白剤は酸化力が強く、洗剤では落ちない汚れの漂白剤や、キッチンやトイレの除菌剤としてよく使われます。
塩素系漂白剤とは?白物にしか使えない理由とカビ取り剤に使われる理由【茂木和哉】|RELIVERS by あなたのマイスター
私の理解で言えば、「ガチの掃除で使う強力な成分を少しずつ流すことで、綺麗さを保つ」といったところでしょうか。
※専門家ではないため、もし間違っている部分があればご指摘ください
なお、ジクロロイソシアヌル酸ナトリウムは中性のためタンクや便器を傷める心配はないとのこと。
「ブルーレットおくだけ漂白剤」の注意点
これまでの洗浄剤から「ブルーレットおくだけ漂白剤」に変えるメリットは、汚れがつきにくくなりトイレ掃除がグッとラクになること。
ですが、デメリットも無いわけではありません。私が思いつく限り以下に挙げてみました。
- 芳香剤のような香りはなく、最初は塩素臭い
- デザインは良くも悪くも無骨(?)な感じ
- それほど長期間もたない
- 酸性・アルカリ性の製品と混ぜると危険など、取り扱いに注意点あり
ブルーレットは種類により芳香剤の効果も果たしてくれますが、「さぼったリング」は基本的に無臭。開封&設置時に若干プールの臭い(=塩素系漂白剤)がしますが、しばらくするとなくなります。手につかないよう注意。
カラフルなものも多数ありバリエーション豊富なブルーレットに対し、さぼったリングは星型っぽいケースに錠剤丸見えの一種類のみ。(私は気になりませんが)
これはブルーレットなど他の置くだけ洗浄剤も大差ないかもしれませんが、あまり長くはもってくれません。
公式では1ヶ月(3〜5週間)との記載で、私の体感だと一人暮らしで一ヶ月程度、ファミリーなら3週間もつかどうかでしょうか。
強力な塩素系漂白剤を使っているため、「酸性・アルカリ性タイプの製品とまぜると有害な塩素ガスが出て危険」「絶対眼に入れない」などの注意点あり。
勝手に開けて触ってしまうような小さい子供がいる家庭では使わない方がいいかも。
トイレ掃除の手間を省く「ブルーレットおくだけ漂白剤」まとめ
トイレ掃除の手間が格段に減って、私にとっては非常によい買い物でした。
リピート確実なので、既に詰替え用が家に6個くらいストックしてあります……笑
ただ、前述の通り強い成分を使っており注意点もあるので、特に子供のいる家庭では気をつけて。
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