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主に、自宅での自炊(本の電子化)について詳しく解説している当ブログ。
おすすめの裁断機とともに、具体的な裁断方法についても解説してきました。
他に本を電子化する選択肢として、ネット上で展開しているスキャンサービスを利用するという手もあります。
そんな中、「設定やOCRなどをきちんとして、自分でスキャンしたい!」という人のための書籍裁断「専門」サービス「カットブックプロ」があると聞き、早速利用してみました。
「裁断専門」なので、当然スキャナーは自分で準備する必要がありますが、即納&高品質に納得のサービスでした!
それでは、実際に利用してみたレポートをどうぞ。
大きさも紙質もバラバラの本を送ってみた
せっかくの初利用なので、サービス品質を確かめる意味でも(失礼ながら)大きさも紙質もバラバラの本を送ってみることにしました。
こんな感じで、マンガ、ビジネス書から大判の本、雑誌と豊富なラインナップ。
これらの本を、家にあったダンボールに詰めて送ることにしました。
カットブックプロのサイトで、本の送付手続き(注文)
次に、カットブックプロのサイトで送付する本の裁断を注文。
ショッピングカート形式で自分が利用したいプランを選び、注文します。(料金表はコチラ)
20冊以上まとめて注文すると、文庫・コミック限定なら1冊あたり87〜135円。本の種類限定なしの場合は108〜155円です。冊数が増えるほど安くなるというシステム。
なお、初回限定で本の種類限定なしで20冊2,400円というキャンペーンもやっているようです。
注文を終えたら、ゆうパックやクロネコヤマト等で上記リンク先の住所へ送付すればOK。
なお、カットブックプロへの送料は自己負担となるのでご注意を。
送ってから2日で即到着。プロのクオリティに驚き
本を送付したのが、連休の中日である7/17のお昼ごろ。
それで、裁断されて返ってきたのがなんと7/19!
おそらく18日に先方に到着し、すぐに裁断してその日のうちに返送しなければあり得ません。即日返送の売り文句は伊達じゃない。
ダンボールを開けてみます。おお、発送時にはなかった梱包材で丁寧に詰められている!
梱包材を取り除いてみた。新品の本が到着したのか、と見間違えるほどキレイ。
取り出してみても、見た感じ新品の本と変わりない。「え、これ本当に裁断されてるの?」と心配になるくらい。
プロの裁断クオリティ
それでは、その裁断っぷりを見てみましょう。
表紙をめくると、こんな感じで裁断されているのがわかります。
きれいにカットされてますね。
ハードカバーの本もこのとおり。
大判の本も全く問題なし。
自宅では裁断がやや面倒な雑誌も、このとおりキレイに裁断されています。
すごいのはその裁断クオリティ。見開きのページも、ほとんど欠けることなく裁断できています。
自宅で裁断すると、どうしても糊を残さないよう幅をとって裁断するので、欠け幅が若干大きくなってしまうんですよね。
なので、見開きページをこれだけ綺麗に残せるのはさすがプロの技だなと感心しました。
自炊ブロガーからみた、カットブックプロを「使う理由」「使わない理由」
以上の通り、カットブックプロは裁断専門サービスとして「即納」「高品質」を実現している、高いクオリティのサービスです。
ただ、当ブログは「自炊」がメイントピックのブログ。最も気になる点は、「自宅での裁断に比べて何が違うのか?メリットは何なのか?」というところ。
というわけで、私が考える、自宅での裁断機を使った裁断と比較して「カットブックプロ」を使う理由、使わない理由を考えてみました。
- 裁断機を購入しなくとも、裁断された本を短納期で手に入れることが可能
- 1冊当たり最安100円以下と格安で利用できる(ただしカットブックプロまでの送料は別途自己負担)
- 裁断の難しい本や大事な本も、プロのクオリティで裁断してもらえる
- 自宅での裁断で発生する紙クズが発生しない
- 自炊時に最も労力のかかる「本の解体」を全て委託できるので楽
- 当たり前だが1冊ごとにお金がかかるので、(大量に注文すると安くなるとはいえ)大量に裁断したい場合は裁断機を買う方が安上がり
- 自宅用スキャナーの性能では裁断の時間短縮は「自炊」自体の時間短縮にはつながらない
- 本を購入するたびに、ダンボールに詰めて送るのは若干面倒
本の裁断専門サービス「カットブックプロ」を利用してみた まとめ
以上、「カットブックプロ」の利用レポートでした。
自宅で裁断機やスキャナーを揃えて自炊するのもおすすめですが、今回紹介したカットブックプロも素晴らしいサービスで、選択肢の1つとして十分アリ。自分で裁断するのは大変だし時間もかかりますからね。
ご自分の蔵書数や資金、要望などを踏まえ、今回の記事を見つつ比較検討してみてください!
