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鹿児島県の三島村で穫れる高級食材「大名筍」は、アクが少なく刺身でも食べられる”キセキのタケノコ”

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鹿児島県の三島村で穫れる高級食材「大名筍」は、アクが少なく刺身でも食べられる

鹿児島県の南に浮かぶ3つの島(硫黄島、竹島、黒島)からなる、その名の通りの三島村

以前レポートした秘湯・東温泉がある硫黄島も、その中の1つです。

断崖絶壁と海に囲まれた秘湯・東温泉レポート
これぞ秘湯!鹿児島県三島村・硫黄島の「東温泉」絶景に囲まれ、波音を聞きながら入る温泉は最高。


訪れた際に撮った写真がフォトコンテストで入賞したとのことで、送ってもらったのが賞品の大名筍(タケノコ)

三島村の島の1つ・竹島の名産である高級食材で、アクが少なく刺身でも食べられる言わば”キセキのタケノコ“とのこと。

早速簡単に調理して食べてみたのですが、本当にアクが出ない。そして香り高く濃厚でおいしい!

鮮度が重要でシーズンも限られており入手は容易ではありませんが、知名度が上がれば全国に流通するようになるかも?
とにかく、ぜひ一度食べてみてほしい逸品です。

竹に覆われた島・竹島で穫れる奇跡のタケノコ「大名筍」

大名筍が穫れるのは、その名の通り竹(リュウキュウチク)に覆われた竹島。
※日本の領土なのに韓国が実行支配している例の「竹島」とはまた別です

以下は、フェリーで通過した際に竹島を撮った写真。島を埋め尽くす緑のほとんどが竹なんです。覆われすぎ。

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その竹島から私の住む福岡へ、大名筍が届きました!
地域性もあって流通しづらく、大名しか食べられない高級食材であったことからその名がついたのだとか。

Daimyo takenoko mishima 1

竹島はその名の通り、竹島は全面が竹に覆われた島です。島の特産品はこの竹。リュウキュウチクという種類の竹で、沖縄や鹿児島にのみ分布します。このリュウキュウチクの筍はアクがなく生でも食べられるほどで非常に美味。しかし地域性もあって流通しにくかったため、昔は大名しか食べられなかったそう。そのため「大名筍」とも呼ばれていて、現在でも最高級の食材として取引されています。
大名筍とり | 離島ジオパーク鹿児島県三島村

うーむ、立派なタケノコだ。

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「毎年5〜6月の季節限定」で、「アクが少なく」「刺身で食べられる」キセキのタケノコとのこと。

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ぶっちゃけて言うとタケノコをこの状態から調理するのは始めてなのですが、ちゃんと下ごしらえの仕方が同封されていました。よかった。

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とりあえず茹でて食べてみる。アクやエグミが少なく、香り高い!

まず、タケノコの皮を交互にむいていきます。色が白〜黄色になるくらいまで。
最初は正直面倒だなと思ってたのですが、ペロッとめくれるのが気持ち良くて最後の一本はむしろ名残惜しかった。

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食べられない先と根元の部分を切り落とします。

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鮮度が良ければこのまま食べられるのですが、私は受け取りが遅くなってしまったこともあり念のため茹でることに。
同封レシピを参考に。

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通常だと一緒に米ぬかや唐辛子を入れたり、数十分〜1時間ほど茹でるようですが、大名筍の場合はアクが少ないせいか塩を入れて5分茹でればOKらしい。
その通りやってみます。

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茹でた後に冷ましている様子。ご覧の通り、アクがほとんど出てない!もちろんアク取り一切してないですよ。

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半分に割って中の水を出し、

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とりあえずそのまま食べてみることに。

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ちなみに盛り付けはこの写真ぽくしてみたんですが、もっと和風な皿と飾り付けが必要だったかな…。

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口に入れてみると「タケノコってこんなだったっけ?」というくらい、雑味(エグみ?)が少なく良い香りが口いっぱいに広がります。
何もつけなくても美味しいし、醤油や塩をつけてもグッド。

煮物などに入っているイメージのあるタケノコですが、単体で食べてこれほど美味しいものだとは。
いや、これが普通のタケノコではなく大名筍だからなのか。


余った分はジップロックにでも入れて、短期間なら冷蔵庫、長期間なら冷凍庫へ。

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料理に入れてももちろん美味しい

付属のレシピなどを参考にバターで炒めてみたり、

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卵とあえてみたり、

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煮物に入れてみたり。

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どちらかと言えば脇役な印象のタケノコが、しっかりと自己主張をしてどの料理も美味しくしてくれますよ。


あとがき

今はまだ限られたシーズン、限られた流通経路でしか手に入らない高級品ですが、これからの展開次第ではより幅広く食べられるようになるかも。

詳細について知りたい方は、以下のページもチェックしてみてください!

鹿児島県三島村産の大名筍 |


離島ジオパーク鹿児島県三島村



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