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Apple初売りで購入した、Apple M1チップ搭載のMac mini。
初売り特典のAppleギフトカードに楽天リーベイツのポイントももらえて、かなりお得に買えました。
(その直後、まさか2023年1月のうちにM2 Mac miniが発表されるとは思いませんでしたが。。。)
Mac miniにはモニター(ディスプレイ)がついていないため、別途準備する必要があります。
モニターのサイズや枚数、配置はどうするか……といろいろ考えた末の結論は、27インチモニター2台を横向き×縦向きに並べる2枚構成。
私がなぜ、モニター2枚を横向きと縦向きで並べる構成にしたのか?実際に使っている製品とその使い方は?
この記事でくわしく紹介していきます!
モニター2枚を横×縦で配置する理由
まず、私が27インチのモニター2枚をそれぞれ横向きと縦向きで並べた理由について。
横に並べると視線移動がたいへん
そこそこ大きい27インチのモニター(アスペクト比16:9)を横に並べると、かなり横長になってしまいます。
比率で言うと縦9に対して横が32以上ある計算になるので、視線の移動がたいへん。
職場のモニターをツインモニターにしてもらったエヘヘ│ꒉ:)و ̑̑
なんかトレーダーみたいで格好(・∀・)イイ!
ただ27インチの横並びは首の移動が疲れることが判明:( ´ ཀ ` ):グハ pic.twitter.com/fT0YhWhTWJ— プルヲと璃空 (@zzziro3) January 7, 2023
ディスプレイを並べればいいだけなので簡単だし見た目もいいんですが、実用性の面ではちょっとイマイチかな……ということで横並び構成は見送り。
上下に並べた場合、ちょっと首が疲れそうかも…?
次に、モニターを上下に並べる方法。こちらはゴリミーさんが実践されているようです。
ゴリミーの作業環境2022:Thunderbolt 4化した仕事用コックピット https://t.co/8GKrjDRWtg pic.twitter.com/LvfuHvhnmd
— ゴリミー公式アカウント (@gori_me) May 9, 2022
まさにコックピットな感じでカッコいいし、視線移動もそれほど長くないのはメリットだなと思う一方で、上側のディスプレイを見るときに首が疲れそうな印象を個人的には受けました。
※メイン作業がほぼ正面ディスプレイだけで済むならいいのかも
配置や角度など工夫すればいけるのかもしれませんが、私が現在使っている27インチディスプレイの上にもう1枚……と考えると、さすがに作業領域が通常時の視線に対してだいぶ上になってしまうなと。
背が高くなって圧迫感を感じやすい気もするし、ちょっと自分の作業環境としては合わなそう。
横×縦だと視線移動が少なく、作業スペースも十分
最終的に私が選んだのは、ディスプレイ1枚を通常の横向き、もう1枚のディスプレイは縦向きにして左右に並べる構成。
両方とも27インチの4Kディスプレイです。
なるべく大きめで値段がこなれている(コスパがいい)のは27インチで、HD画質だとMacのRetinaディスプレイに慣れた目には厳しいので。
私の考えるこの構成のメリットは、以下の2つ。
- 視線の移動が少なめで済み、首もあまり上を向く必要がない
- 複数アプリを並べるのに『縦向き』は結構いい
【① 視線の移動が少なめで済み、首もあまり上を向く必要がない】
横向き×縦向きの構成だと、横向き2枚に比べて視線の移動がかなり少なくて済みます。
参考までに、私の作業中のアプリ配置と主な視線移動を紹介。
上記画像におけるブログエディタは、各自のメイン作業で使うアプリだと考えてください。
多くの場合はメイン作業用のMarsEdit(ブログエディタ)とChrome、Finder間の行き来で作業が完結するので、視線の移動がかなり少ない。
利用頻度が多くないスケジューラーを左端に、あまり頻繁にチェックしていては作業が進まないTwitter(Tweeten)を縦ディスプレイの上端に配置しています。
一応チェックするけどじっくり見たくはないSNSアプリを、あまり見ていると首が疲れるディスプレイ上側に追いやれるのもこの構成の隠れた魅力。
【② 複数アプリを並べるのに『縦向き』は結構いい】
Macで言えばFinderやTwitterアプリなど、多くのアプリの標準的ウィンドウサイズだと横向きディスプレイのどこに配置するか結構困るんですよね。(そんなことないですか……?)
他アプリの裏側に行ってしまうのを気にしなければどこに置いてもいいんですが、アプリの位置を決めて整然と配置したい場合や、視線移動ですぐにチェックできるところに……と考えるとなかなか難しい。
ディスプレイを回転させて縦向きにし、上下にアプリを並べるとちょうどいいんですよ。これが。
用途や好みによって感じ方は違うでしょうが、私としてはかなりしっくりきています。
逆にこの構成のデメリットとしては、見た目がやや雑然とした印象を受けるところでしょうか。
同じサイズで同じ向きのディスプレイが横や縦にきれいに並んでいたほうが、整然としていてカッコいい。
整った見た目にこだわりたい人にはあまり向かない気がします。
私の作業環境:ディスプレイ2枚とモニターアームの紹介
私が実際に使っているディスプレイ2枚とモニターアームを紹介します。
ディスプレイA:ASUS ProArt PA279CV-J
ディスプレイ1枚めは、ASUSのProArt PA279CV-J。
正確な色を表現するモニターで、クリエイティブ用途にも使える。USB-Cでの接続も可能です。
私は映像・写真関係の仕事をしているわけではないですが、他の27インチディスプレイとそれほど変わらない価格だったのでこちらの製品を買ってみました。結果、大満足。
特に赤や青といった濃い色の発色が、これまで使っていたディスプレイと全然違って鮮やかなんですよね。これが本当の色だったのか……!
もっと安いディスプレイも探せばあるでしょうが、長く使うものなのでせっかくなら質の良いものにしたい。そう考えると、この買い物は正解だったなと思っています。
もちろん、画像や動画編集といった仕事や趣味をしている方にもおすすめ。
ディスプレイB:LG 27UL500-W
もうひとつ選んだのは、Apple公式でも取り扱われているディスプレイメーカー・LGのお手頃なモデル「27UL500-W」。
LGのディスプレイを使うのははじめてでしたが、デフォルトでもかなりいい色で明るい。
私の目にはそのままだと少し鮮やかすぎたので、コントラストなどの設定を抑えめにして使っています。
2024年現在は生産終了しているようなので、いま買うなら同じくコストパフォーマンスが高い「27US500-W」がおすすめ。
エルゴトロン デュアルモニターアーム
上記2つのモニターを取り付けたのは、エルゴトロンのデュアルモニターアーム。
どうやら24インチまで対応のモデルだったようなのですが、27インチ×2でもいけました。
※自己責任でお願いします
27インチに公式スペックで対応しているのは、たとえば以下のモデル。最初から27インチディスプレイ用で使うつもりならこっちの方がいいかも。
なお、モニターアームに取り付けるためにはVESAマウントに対応している必要があります。
モニターアームを使うつもりなら、その点は購入前にチェックしておきましょう。ほとんどのモニターはVESAマウント対応ですが、たまに対応していない場合があります。
大型ディスプレイ1枚ではなく、27インチ×2枚にするメリット
27インチ×2のデュアルディスプレイ以外にも、たとえば大型ディスプレイ1枚を使う方法も考えられます。
私も49インチの湾曲ウルトラワイドモニターなど検討したんですが、結局は現在の27インチ×2枚に落ち着きました。その理由は以下の通り。
比較的手頃な価格で揃えられる
パソコン用のモニターの人気サイズは、だいたい21〜27インチあたり。
これ以下だと小さすぎるし、これ以上だと大きすぎて端のほうが角度的にも距離的にも見づらいのが理由でしょう。
つまり21〜27インチくらいまでのPC用モニターであれば商品数も多く、比較的手頃な価格で買いやすい。
製品にもよりますが、27インチの4Kモニター2枚買っても10万あればおつりがきます。コスパがいいんですよね。
24インチ程度のモニターでも手頃な製品が揃っていますが、作業領域をなるべく広げることを考えるとやはり27インチくらいがちょうどいいかなと。
一方で、30インチを超える大型サイズモニターともなるとかなり高価になります。作業領域を考えると30インチ後半〜40インチ台はほしい。
そもそもPC用としては大きすぎて使いづらいので見やすい角度で使える湾曲タイプがいい、画質も4K以上はほしい……と考えるとさらに高価に。
たとえば、37.5インチの4K画質ウルトラワイド曲面モニター EIZO EV3895だと約18万円。
LGの39.7インチ5K2Kウルトラワイドディスプレイも約18万。
どの製品を選ぶかにもよりますが、27インチの4Kディスプレイ2枚よりはお金がかかってしまう傾向にあります。
買い替えがしやすい
大型のディスプレイを利用する場合、その1枚が壊れてしまうとどうしようもなくなってしまいます。同様に買い替えもしづらい。
2枚のディスプレイを使っていれば、片方が壊れたり買い替えたいときも代替品が届くまで残りの1枚でしのぐことが可能。
メインをちょっとお高いものにしてサブの方を安いもので済ませる、といったアクセントもつけやすい。
配置や角度変更の自由度が高く、移動や設置もしやすい
2枚のモニターがあると、用途や好みによって上下左右のさまざまな位置に配置や角度の変更がしやすい。
モニターアームがあるとより自由度が高まります。
大型ディスプレイは当然ながら重くて大きいので、移動や設置にはそれなりの苦労が伴います。
Mac miniとディスプレイの他に、私が揃えた周辺機器(キーボードなど)
私がMac miniと一緒にそろえたのは、ディスプレイ2枚だけではもちろんありません。
Mac miniの内蔵SSDを増設すると高価かつ故障時のリスクが高いので、外付けを購入したSanDiskの外付けポータブルSSD 2TBと、バックアップ用のSeagateの4TB 外付ハードディスク。
打鍵感が気に入ったキーボード「REALFORCE for Mac」、コスパ抜群でパワフルな音が出せるスピーカー「JBL Pebbles」。
ポート増設用のAnkerの4ポートハブ、Satechiのスタンド型ハブ。
種類 | 名称 | ひとこと紹介 |
---|---|---|
ストレージ | Sandisk 外付けSSD 2TB | 内蔵SSDアップグレードより安く故障時のリスクも低い |
Seagate 4TB 外付けHDD | バックアップ用には大容量が安く買えるHDDを選んだ | |
キーボード | REALFORCE for Mac | 打鍵感のよい有線キーボード |
トラックパッド | Magic Trackpad | ジェスチャが多彩でマウスより好み |
スピーカー | JBL Pebbles | 音がパワフルでコスパ抜群 |
ハブ | Satechiのスタンド型ハブ | 前面にUSBポートを持ってこられて便利 |
Anker 4ポートハブ | 不足しがちなポートを拡張 |
どれもMac miniとの相性も良くおすすめ。以下の記事で詳しく解説しているので、気になる方はこちらもどうぞ。
Mac miniにおすすめのディスプレイ、キーボード、SSD、スピーカーなど周辺機器まとめ
デュアルディスプレイは横×縦向きがおすすめ!
さまざまな意見があるでしょうが、見た目がややガチャガチャしてしまうのに目をつぶれば横向き×縦向きのデュアルディスプレイはかなり実用的だと思っています。
PC作業で使うディスプレイの配置に悩んでいる方は、ぜひ検討してみてください!