この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
Amazonが製造販売しているストリーミングデバイス、Fire TVシリーズ。
テレビのHDMIポートに差し込み、インターネットに接続するだけで簡単に動画コンテンツが楽しめるのが特徴。その価格の安さも特筆すべきポイントです。
対応する動画コンテンツはAmazon自身が提供しているAmazonプライムビデオはもちろんのこと、YouTube、Netflix、DAZN、Apple TV、ABEMA、ディズニープラスなど幅広い。ほとんど何でも見られると言ってもいいくらい。
※Netflix等の有料コンテンツは、もちろん別途契約が必要
Fire TVには2023年12月の現時点でFire TV Stick(4,980円)、Fire TV Stick 4K(7,480円)、Fire TV Stick 4K Max(9,980円)、Fire TV Cube(19,980円)の4機種があり、それぞれ価格も性能も異なります。
ではどこがどのように違うのか?
この記事では、Fire TV Stick、4K、4K Max、Cubeの4機種それぞれの特徴を詳しく比較。私の一押しも紹介します!
Fire TVシリーズの比較表(Stick、4K、、4K Max、Cube)
まず、Fire TVシリーズ4機種(Fire TV Stick、Fire TV Stick 4K、Fire TV Stick 4K Max、Fire TV Cube)を比較した表をチェックしてみましょう。
Fire TV Stick (第3世代) | Fire TV Stick 4K (第2世代) | Fire TV Stick 4K Max (第2世代) | Fire TV Cube (第3世代) | |
---|---|---|---|---|
画像 | ||||
定価 | 4,980円 | 7,480円 | 9,980円 | 19,980円 |
形状 | スティック型 | スティック型 | スティック型 | 箱型 |
Wi-Fi /イーサネット | Wi-Fi 5 | Wi-Fi 6 | Wi-Fi 6E | Wi-Fi 6 +イーサネット |
リモコン操作 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
ハンズフリー 音声操作 | – | – | – | ◯ |
内蔵スピーカー | – | – | – | ◯ |
映像出力 | 1080p | 4K | 4K | 4K |
ストレージ | 8GB | 8GB | 16GB | 16GB |
メモリ | 1GB | 2GB | 2GB | 2GB |
プロセッサ | クアッドコア1.7GHz | クアッドコア1.7GHz | クアッドコア2.0GHz | オクタコア2.2GHz + 2.0GHz |
発売月 | 2020年10月 | 2023年10月 | 2023年10月 | 2022年10月 |
※2023年12月現在
スティック型でHDMIポートに差し込み電源につなぐだけで使える、ベーシックな機能のFire TV Stick。
このFire TV Stickに対し、4K映像出力可能かつメモリを倍の2GB搭載しているのがFire TV Stick 4K。
Fire TV Stick 4Kより高速なCPUを搭載し、ストレージも倍の16GBになっているのがFire TV Stick 4K Max。
Fire TV Cubeは他の3機種とはまったく違うデザインのボックス型。4K出力可能、Fire TV 4K Maxをしのぐ高性能に加えてハンズフリー音声操作が可能となっているのが大きな特徴。
それでは次項で、現在発売されているFire TVシリーズ各機種についてくわしく解説します。
Fire TVシリーズ各機種の特徴
Fire TV Stickの特徴
Fire TVシリーズにおいてもっともベーシックな機種である、Fire TV Stick(第3世代)。標準価格は4,980円。
映像出力は最大1080p(FHD画質、1920×1080)ですが、ほとんどのテレビならこれでも十分綺麗に見られます。ちなみに地デジ放送が1440×1080なので、それよりも上。
AmazonプライムやNetflix、Hulu、ABEMAなどなど視聴できる動画サービスは上位機種である4K Max、Cubeと全く変わりありません。
違いがあるのは4K出力の可否、メモリやプロセッサといった性能面。(4K・4K MaxはWi-Fi 6対応しているため、その点も異なる)
ただしその性能面がやや貧弱なのがネック。私が使っていたのは第2世代のFire TV Stickですが、そのときはボタン操作への反応がワンテンポ遅れたり、スクロールがカクついたりといったことがよく起きていました。
動画を見始めてしまえばほとんど問題は起こらなかったんですが、動作面で若干のストレスを感じる人はいるかもしれません。
※第3世代になり性能向上しているため、多少改善している可能性あり
Fire TV Stick 4Kの特徴
Fire TV Stickとほとんど同じ形状・機能でありながら、4K映像出力と容量の大きいメモリを備えた上位機種がFire TV Stick 4K(第2世代)。
定価は7,480円で、Fire TV Stickとの価格差は2,500円です。
私は1世代前のFire TV Stick 4K 第2世代を使っているんですが、それまで使っていたFire TV Stickに比べると動作の滑らかさが段違い。
たまに反応が遅れることがありますが、ほとんどストレスなく操作できる性能になっています。
もちろん4K映像出力ができるのもFire TV Stick 4Kの大きな特徴。
実際にFire TV Stickと4Kで映像を比較してみたんですが、、4Kテレビ×対応コンテンツだと映像のクオリティに大きな差が出ます。
そもそも4K対応コンテンツ自体がまだまだ少ないですが、今後増えていくはずと考えればFire TV Stickではなくを選んでおくのも手かもしれません。
Fire TV Stick 4K Maxの特徴
Fire TV Stick 4Kの性能をさらにアップさせたスティックタイプでは最上位の機種が、Fire TV Stick 4K Max(第2世代)。
価格は9,980円で、Fire TV Stickとは5,000円、Fire TV Stick 4Kとは2,500円の差。
Fire TV Stick 4Kと比べてCPUがクアッドコア1.7GHz→2.0GHzへとスペックアップしており、ストレージも倍の16GB搭載。Wi−Fi 6Eにも対応しています。
また、ホーム画面で美術館のような名画や写真を表示したり、便利なウィジェットを設置するなどのカスタマイズも可能(アンビエントディスプレイ)。
Fire TV Stickをほとんど毎日使うようなヘビーユーザーにとっては、4Kよりもさらに便利に使えることでしょう。
【New】 Fire TV Stick 4K Max(マックス)第2世代 | Fire TV Stick史上最もパワフル | ストリーミングメディアプレイヤー | 2023年秋発売
Amazonで探す
Fire TV Cubeの特徴
Fire TV Stickおよび4K、4K Maxとは異なる特徴をもつ、Fire TV Cube。
3機種の中で唯一製品名が「Stick」ではなく「Cube」であることからわかる通り、スティック状ではなくCube(立方体)の名の通り箱の形をしています。
HDMIポートにそのまま挿して映像コンテンツが楽しめるFire TV Stickとは違い、CubeはHDレコーダーやゲーム機と同様にHDMIケーブルで接続して使うもの。
価格も19,980円とそれなりにするので、安価&手軽に使えるStickとはこの点も違います。
ではCubeの特長は何なのかというと、音声アシスタント・Alexa(アレクサ)による音声操作ができること。Fire TV StickとAmazon Echoを足したような製品と言えばイメージしやすいかも。
Fire TV Cubeに話しかけるだけで、画面を操作してコンテンツを検索、再生したり停止したりといったことが可能。
※Fire TV Stickも音声による検索や再生はできるが、リモコンのボタンを押しながらの発声が必要。Cubeは完全ハンズフリーでできる
何らかの作業や家事、子育てなどで手が離せない人や、手指が不自由な方でも使いやすい。
テレビが付いていない状態でも、アレクサ内蔵スマートスピーカーとして利用可能なのもポイント。
Fire TV Stick 4K Max以上の性能を備えているので動作もスムーズで、もちろん4K映像出力にも対応しています。
それぞれの機種はどんな人におすすめ?
Fire TV Stickはこんな人にオススメ
Fire TVシリーズで最も安いモデルであるFire TV Stickは、こんな人におすすめです。
- とにかく安く、テレビで動画コンテンツを見たい
- リモコン操作への反応が悪かったり動作が遅くても、それほど気にならない
Fire TV Stick 4Kはこんな人にオススメ
Fire TV Stickの上位モデル、Fire TV Stick 4Kをおすすめするのはこんな人。
- 現在配信されている、あるいは今後配信される4K画質のコンテンツを楽しみたい
- Fire TV Stickを使っていて、動作の遅さが気になった
Fire TV Stick 4K Maxはこんな人にオススメ
Fire TV Stickシリーズの最上位機種・Fire TV Stick 4K Maxは以下のような人なら買う価値がありそうです。
- Fire TV Stick 4Kでも、まだ動作のもたつきが気になる
- Fire TV Stickをほぼ毎日のようにヘビーに使う
- Fire TV Stickのホーム画面を、テレビやディスプレイに表示させたままにしておくことがよくある
【New】 Fire TV Stick 4K Max(マックス)第2世代 | Fire TV Stick史上最もパワフル | ストリーミングメディアプレイヤー | 2023年秋発売
Amazonで探す
Fire TV Cubeはこんな人にオススメ
Fire TVシリーズの中でも異色を放つ、箱型のFire TV Cubeはこんな方におすすめ。
- リモコンすら使わず、ハンズフリーですべて操作したい
- Fire TV Stick 4K Maxよりさらに8,000〜13,000円高い価格を出しても構わない
- Amazon Echoを持っておらず、Fire TVとEchoが一体化したCubeを使いたい
個人的オススメは「Fire TV Stick 4K」!
もちろん各個人の好みによるんですが、もし迷っている方がいるなら私がオススメしたいのはFire TV Stick 4K。
Fire TV Stickより2,500円高いものの、その分メモリを多く搭載しているため動作がスムーズで4K映像も楽しめる。
4K Maxに比べるとCPUやストレージは劣るものの、視聴できる映像のクオリティは変わらない。ほとんどのユーザーはFire TV Stick 4Kで十分満足できるでしょう。
違いがよくわからず悩んでいる方は、Fire TV Stick 4Kを選んでおけばきっと満足できるはず。
この記事が、どのFire TVデバイスを選ぶべきか迷ったときの参考になれば嬉しいです!