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岩手県の県庁所在地であり、最大の都市でもある盛岡市。
その盛岡市の名物が盛岡三大麺である盛岡冷麺、わんこそば、そしてじゃじゃ麺。
以前、盛岡冷麺は発祥の店である「食道園」で食べてきたことを書きましたが、
今回はじゃじゃ麺発祥の店である「白龍(パイロン)」のレポートをお届け。
店構えや店内に漂う昭和の食堂な雰囲気、じゃじゃ麺のシンプルで飽きのこない味。ふとした時に「やってるー?」な感じでふらっと寄りたくなるような店でした。
盛岡のじゃじゃ麺発祥の店「白龍」
じゃじゃ麺発祥の店・白龍の本店があるのは、岩手県庁や盛岡市役所のすぐ近く。
盛岡城(岩手公園)のお堀の内側のような場所にあります。
レトロめな店が並ぶ通りに、ありました!「味の店」っていうキャッチフレーズいいですよね。
この日は日曜で、開店時間の11:30過ぎてすぐくらいに訪問したのですが、既にほぼ満席。さすが人気店。
店内のペナントや額に入った謎の絵がいい味出してます。
厨房ではお母さん方が中心となり、じゃじゃ麺をひたすら作っています。
おそらく何十年も繰り返されているであろう年季の入った連携プレー。
メニューは基本的にじゃじゃ麺とろうすう麺の2種類のみ。
ちなみにろうすう麺は、醤油スープにじゃじゃ麺の麺が入ったものです。
私はこの後食道園にて盛岡冷麺を連食予定だったので、じゃじゃ麺の小盛を注文。
素朴な味のじゃじゃ麺。好みにアレンジして、締めは「ちいたんたん」
平麺のうどんのような麺にキュウリとネギ、しょうが、それに味の決め手となる「じゃじゃみそ」が乗ったじゃじゃ麺。
小盛ですが普通に一人前はありそう。
メニューに書かれている通り、まずは何も入れずにそのまま混ぜていただきます。
もちもちとした麺に味噌のみを和えたこの状態だと、かなりシンプルで素朴な味。濃い味好きの私には若干物足りないかな?
「おいしい食べ方」によると、次は卓上のラー油やお酢、しょうが、にんにくなどをお好みで混ぜていただくとのこと。心得た!
色々入れてから食べてみると、パンチ力が出てきました。ベースとなるシンプルなじゃじゃ麺を好みでカスタマイズして食べる、そういうシステムなわけね。なるほど。
※おろしにんにくは特に味が強いので、入れ過ぎないことをおすすめします
麺を食べ終えても、それで終わりではないのがじゃじゃ麺の楽しいところ。
締めの「ちいたんたん(玉子スープ)」を忘れずにいただきましょう!
食べ終えた器に卓上の卵を溶き入れて混ぜ、「ちいたんたんください」と丼を差し出せばOK。
熱いスープが注がれ作られたかきたま汁の上にじゃじゃ味噌が乗った状態で戻ってきます。
このままだとかなりあっさり目なのですが、味噌を混ぜるとほどよい塩気でいい感じに。
口の中もさっぱりして、食事や飲んだ後の締めにぴったり。
あとがき
個人的には、日常の中でふらっと入って雰囲気と素朴な味を楽しむ店、という印象でした。
タイミングによるのかもですが、実際に地元のサラリーマンやおじいちゃんおばあちゃんのお客さんが多かった。
派手な店構えやインパクトのある味を求めるなら勧めませんが、雰囲気も含めて噛みしめるように味わえる方であればぜひ一度訪れてほしい店です。
店名 | 白龍(パイロン) 本店 |
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電話番号 | 019-624-2247 |
住所 | 岩手県盛岡市内丸5-15 |
営業時間 | 9:00〜21:00(月〜土) 11:30〜19:00(日祝) |
定休日 | お盆、年末年始 |
Web | トリップアドバイザー:白龍 (盛岡市) の口コミ・写真 – トリップアドバイザー じゃらん:白龍 – じゃらんnet 食べログ:白龍 本店 (パイロン) – 盛岡/そば・うどん・麺類(その他) [食べログ] |