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主に海外旅行にて、国内ではまずあり得ない長時間のフライトを経験することがあります。
例えば成田空港からだと、ハワイやタイなら約7時間、パリ約12時間半、ニューヨーク約13時間。
飛行機という狭く身動きも取りづらい閉鎖空間で、この時間をどう過ごせば良いのでしょうか?
あまり経験がないと、そもそもどういう空間で備品は何があるのか、困るポイントは何なのかなど想像しづらいかと思います。
そこで今回は、そういった長時間フライトを多数経験している私が『長時間過ごす機内では、どういった準備や心構えで臨むべきか』を解説します。
はじめての長いフライトを予定している方の参考になれば幸い。
座席は通路側、窓側どちらを選ぶべきか問題
国内線であれば、おそらく多くの人が窓側の座席を選ぶのではないかと思います。窓からの景色が見やすいし、隣の人から離れて壁に寄りかかったりもできますからね。
ですが、国際線の長時間フライトでは事情が少し異なります。トイレの問題があるからです。
2時間なら全然問題なくても、10時間以上トイレに行かずにいるのは難しい。
窓側の座席だと通路側の乗客に動いてもらって出入りする必要があるため、なかなか心苦しいもの。寝ていたりするとなおさらです。
なので、私は国際線のときは通路側を優先して取るようにしています。
私もほぼ同じで国内線や短距離なら窓側、国際線で長時間フライトなら通路側狙いですね。 https://t.co/QHYgsftzXA https://t.co/K66K1uBrYH
— Shotaro Ushijima (@ushigyu) 2018年8月19日
通路側・窓側問題については以下の記事にもまとめていますので、参考にどうぞ。
飛行機の座席は、窓側と通路側のどちらを選ぶべきか?両方のメリットを比較してみた通路側(窓側)座席を確保するために
LCCであれば追加料金を払わなければならない場合もありますが、その他の航空会社であればチェックインの早い順に座席を選べるのが普通。
なので、国内線でも同じことですが通路側(あるいは窓側)座席を確保するためには早めのチェックインが必要です。
ついギリギリになってしまうときもありますが、機内での快適さを考えて空港には早めに到着しておくのが良いでしょう。
プライオリティパスを持っていれば一部のラウンジが使えて、空港によりますが軽食やアルコール含む飲み物、仕事にも使える快適な空間が手に入りますよ。
世界最強の空港は韓国・仁川(インチョン)空港かも。設備やらカードラウンジやらトランジットツアーやら超充実。一部の航空会社では、事前にウェブチェックインが可能なところもあります。
多くの場合その場で座席指定もできるし、チェックインの長い列に並ばずに済むことも多々あるので、忘れずにやっておくべし。
スリッパと羽織るものがあるとよい
長時間過ごす機内では、靴を脱いで過ごせるとリラックス度が違います。
スリッパは用意されていることが多いですが大抵ペラペラで履きづらいし、LCC等だと無い場合も。
私が愛用しているのが、以前Amazonで買った携帯スリッパ。軽くてコンパクト、足にフィットする履き心地がお気に入り。
トラベルスリッパは旅行の必需品。飛行機内やホテルでも活躍、履き心地もグッド!
冷房が効きすぎている場合を想定して、女性など寒がりの方は羽織るものを一着持っていくと万全です。備え付けの毛布では不十分だったりもしますからね。
寝られる/寝たい人は睡眠準備を。アイマスク、枕など
機内で睡眠を取りたい人は、当然フルフラットなんてなりゃしないエコノミー座席でいかに快眠するかを考えておかなくてはなりません。
機内で寝るためのグッズとして代表的なのは「アイマスク」「ネッククッション(枕)」「フットレスト」の3つでしょう。
アイマスク
機内の明るさを気にせず眠りたい人用。安物だと締め付けや肌触り、ゴム臭が気になる場合も。
空港内のショップだと選択肢が少なく安物が多いので、必要なら事前に買っておくのがいいでしょう。
ネッククッション
よく見かける、空気で膨らませるビニールの安価なものはおすすめしない。フルに膨らませると頭だけ浮いて不自然な格好になるし、少し空気を抜くと首が絞まって不快。(体験談)
無印のネッククッションは快適だがかさばるので手荷物に入れるかどうかは要検討。
無印良品のネッククッションが旅行・移動時に便利!首だけでなく腰のサポートやフットレストにも他にも抱いたり寄りかかって寝るタイプのものなど、いろいろ販売されているようです。こればかりは好みがあるので、自分に合いそうなものを探してみてください。
フットレスト
スリッパに履き替えることでだいぶ足が楽になりますが、人によってはフットレストがあるとよりリラックスできるでしょう。
ちなみに私は寝付きが悪くいろいろ工夫してもあまり安眠できないことがわかったので、飛行機内での時間に寝るのはあきらめて映画や読書、仕事の時間に当てています。持ち込むとしてもネッククッションくらい。
アルコールも飲めるがトイレ注意
機内食が出るような長時間のフライトでは、ビールやワインといったアルコール類も注文可能なことがほとんど。もちろんほとんどの場合追加料金は不要です。(LCCは除く)
ですが、ご存知の通りアルコールには利尿作用がありトイレが近くなってしまいます。
たとえ通路側を確保していても、トイレは並んでいたりしてあまりしょっちゅうは行きづらいもの。
離陸・着陸時、あるいは気流の中を進むときなどは座席から離れられないため、トイレ自体行けません。
飲みすぎないようご注意を。。
機内での時間をどう過ごすか、準備しておこう
離陸から着陸まで寝ていられるならまだしも、そうでなければ機内では多くの空き時間ができます。
2018/8時点では機内インターネットはほぼ期待できず、持ち込めるものも限られた状態で、どう有意義に過ごすか。ただボーッとして過ごすには10時間は長すぎますからね。
海外長距離路線のほとんどでは映画をはじめとした様々な機内コンテンツが用意されていますが、航空会社や旅客機の種類、タイミングなどに依存して内容は大きく変わります。上映中の映画を含め多数用意されている場合もあれば、内容が貧弱で本数少なめの場合も。
ともかく、機内コンテンツを楽しみたい場合にはお気に入りのイヤホン・ヘッドホンを持ち込むことをおすすめします。
機内備え付けの安物だとどうにも音が聴きづらいですからね(個人的感想)。
周りの音をシャットアウトしたいなら、ノイズキャンセリングヘッドホンを用意しておくといいでしょう。
他には旅行先のガイドブックや小説等の本、ネットなしでもできる作業ならノートパソコンで仕事もできるでしょう。事前に必要なデータ等をダウンロードしておくのを忘れずに。
iPhoneやiPadのようなスマートフォン・タブレットに電子書籍や動画などをダウンロードしておけば、それらを機内で楽しむこともできます。
自前の動画があるならそれでもいいですし、NetflixやAmazonプライムビデオ等の動画サービスから予めダウンロードしておくのもいいでしょう。
Amazonプライム会員ができることや料金、解約方法までくわしく解説!無料体験30日間&1,000ポイント紹介特典も機内持ち込み用バッグを準備
海外旅行初心者だと忘れがちなのですが、大きなスーツケースと併せて持ち運びやすい小さめのバッグも持参するのがおすすめ。
機内持ち込み用として使えるのはもちろん、旅先でもスーツケースはホテルに置いたままで、パスポート等必要なものだけをその小バッグに入れて持ち歩くのがとても便利です。
私が旅行に行くときのスーツケース・バッグの組み合わせ、その他厳選した旅行の便利グッズは以下の記事にまとめてあります。
【2024年】旅行グッズのおすすめ24選!国内でも海外でも、これを持って行けばOKその他、飛行機での長距離移動でありがちなこと
・隣に座った外国人に話しかけられる
(勇気を出して会話してみよう!)
・機内食がイマイチ/やたら偏っている
(あきらめよう!)
・機内食食べた後の容器が邪魔でテーブルが使えない
(おとなしく下げられるのを待とう!)
・トイレがなかなか空かない
(余裕を持って行こう!)
・飛行機のコンパートメント(上部収納)にしまった荷物を取り出したいけど面倒/立ち上がりづらい
(必要なものはあらかじめ足元のバッグなり取り出しやすいところに置いておこう!)
あとがき
はじめての海外長距離フライトで不安に思っている方の力に少しでもなれれば嬉しいです!
ちなみに私はエコノミークラスしか乗らないので、ビジネスやファーストクラスの場合はこんな工夫などなくとも快適に過ごせるかもしれません。
有り余るほど金があるわけじゃないので、早く着けるわけじゃなしたかだか10数時間の移動を快適にするため何倍もの額を払おうとは思えないんですよね。。。
もっと金持ちになったら、ビジネスやファーストクラスでの体験記も書いていきたいと思います笑