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2023年現在は後継機のScanSnap iX100が発売されているので、特別な理由がなければそちらを選ぶのがよいでしょう。
当ブログでは、主に自炊(本の電子化)や名刺管理の用途でScanSnap iX500やS1500を紹介してきました。
この記事で紹介するScanSnap S1100は、同じ「ScanSnap」を冠してはいますが、前述の2つとは用途が異なるスキャナー。
機能や性能を削っている代わりに軽量でコンパクト。
ノートパソコンと一緒に持ち運んで、外出先や移動中に名刺や紙ペラの書類、レシートなどを電子化する用途にはとても適しています。
例えば出張や外出の多い営業の方などには特に便利そうな、このScanSnap S1100を今回はレビューしてみたいと思います!
コンパクトで軽量、USB接続のみでバスパワー駆動!
こちらが箱の外観!なかなかかっこええ。
中身を全て取り出してみました。本体と接続用のケーブル、保証書、説明書。
本体はめっちゃコンパクトで軽い!
サイズは273×47.5×34(mm)、重さは350g。パソコンと一緒に持ち運ぶことを前提に作られている大きさと軽さですね。
筒状になっており、接続インターフェースはminiUSB(ScanSnap S1100側)- USB(パソコン側)。
ACアダプタなしの、USBのみで駆動するのが便利。
ノートパソコンとScanSnap S1100さえあればどこでもスキャンできます。
但し、このS1100は両面読み取り、及び連続給紙はできません。片面読み取りを1枚ずつのみ。
なので、自炊(本の電子化)のように大量の枚数を両面で、という場合には向きません。あくまでモバイル用機器として「その場ですぐにデータ化」を実現するツールとして使うのが良いでしょう。
両面読み取り&連続給紙で、大量の書類や本などをスキャンしたいという方は以下の記事をどうぞ。
性能アップしたScanSnap iX500で自炊!本に合わせた最適な設定と手順とコツ
操作は、紙をセットしてスキャンボタンを押すだけ
それでは、試しにスキャンしてみましょう!
パソコンにつないだS1100に、名刺をセット。
あとはスキャンボタンをプッシュ!
基本的にはスキャナー側で紙のサイズや種類などは自動判定するので、やることはこれだけ。ファイル名はスキャン後に付け替えれば問題ないでしょう。
何よりもパッと取り出してサクっとスキャンできるのがこの機種の良さですからね。
読み取り中。けっこう速い。
読み取りが完了すると、パソコン側にこのような確認画面が出てきます。
ここで終わるもよし、次をセットしてスキャンを続けるもよし。
必要に応じてプレビューで確認。いい感じですね!
動画も撮ってみたのでご覧ください!
なお、このScanSnap S1100には上記で紹介した「ストレートパス(読み取った紙がそのまま奥に排出される)」と「Uターンパス(読み取った紙がUターンして手前に排出される)」があります。
カバーを閉じておくと前者、開くと後者になるという仕組み。
下記画像がそのUターンパスなのですが、名刺程度の硬さの紙でも以下のようにひっかかって止まってしまいます。
(ペラペラの紙なら問題なし)
この大きさと、1枚1枚スキャンするというやり方から考えて、紙が奥に排出されようが手前に排出されようが大差ないと個人的には思うので、ストレートパス(=カバーを閉じた状態)で使っておけば問題ないかと。
レシートもすぐにスキャンしておけば、後で整理が簡単
レシートも、その日のうちにスキャンしておけば後で整理するのが簡単です!
うむ、いい感じですね。あとはこれをEvernoteに入れるなり何なり自分なりに分類・整理して、経費精算や家計簿、確定申告などに活用するといいでしょう。
あとがき
持ち運ぶのを前提に作られているので、当然ScanSnap iX500に比べて性能は低いです。
(というよりも、その2機種を比べるのはデスクトップとノートパソコンの性能を比べるようなもの)
その分安価、コンパクトで軽いため、ノートパソコンと一緒に気軽にバッグに入れておき、その場ですぐに紙をデータ化する用途にはとても便利。
自分の用途に合いそうであれば、いい選択肢だと思いますよ!