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スマートフォンで長時間の動画撮影、あるいはハイスペックを要求するゲームを遊んでいるときなどに気になるのが、スマホの発熱。
あまりに熱を持ちすぎると撮影やゲームが止まる場合もありますし、スマホのバッテリー劣化も早めてしまう可能性があります。
そういったiPhone・Androidスマホの熱対策グッズのひとつが、Simplism(シンプリズム)の「スマ冷え プレミアム ラージ」。
スマホの熱を吸収し、放熱を助けるシートタイプの製品です。
シート自体が冷たくなるわけではないため効果は劇的というほどではないですが、スマホが熱くなるのを和らげてくれる効果あり。
約1mm&6.4gと超薄型・軽量で何度も貼ってはがせるので、使いやすいのもポイント。
「スマ冷」熱を吸って逃がすスマホ熱対策シート
この記事でレビューするのは、スマートフォンの発熱をおさえるシート「スマ冷 Premium(スマひえ プレミアム)」。
従来品よりも1.5倍大きくなり、蓄熱剤が50%増量しています。
スマホの熱をシート内蔵の蓄熱剤が吸い取り、空気中に放熱することで熱を逃がす仕組み。
実験では、最大で-8.2℃の効果があったとのこと。
シンプルにスマホに貼るだけの製品なので、説明書はなし。
「スマ冷」本体と、サポート窓口の連絡先が記載された紙のみ。
こちらが「スマ冷」。製品をイメージしたシロクマと氷のマークが入っています。
色は写真のブラックのほかホワイトもあり。
サイズは約5.7×9.6×0.1cm、重量は6.4g(いずれも実測値)。
貼っていてもほとんど気にならないほどの重さ・薄さです。
薄くて軽量、スマホに何度も貼ってはがせる
裏側のフィルムをはがし、スマホに貼り付けて使います。
何度でも貼ってはがせるタイプ。
試しにiPhone 15 Proの背面に貼ってみたところ、ちょうどよくおさまりました。
約1mmと非常に薄いので、ケースの内側に入れて使うことも可能。
※以下の画像では、クリアケースの内側に「スマ冷」のシートを貼っています
スマホの温度上昇を和らげる効果あり
実際に「スマ冷」を貼ることでどのような効果が出るのか、Pixel 8aにAnTuTu Benchmarkというアプリを使って調べてみました。
ストレス(負荷)テスト時のバッテリー温度上昇グラフ。
スマ冷ありの方が、温度上昇が緩やかになっているのがわかります。
販売元であるトリニティ社の実験では、本体の熱により動画撮影がストップするまでの時間が延びたとのこと。
スマホの熱を和らげてくれる「スマ冷 プレミアム」
「冷やす」というよりは、蓄熱素材によって熱を吸収し発散するのを助けることで温度上昇を和らげる、というイメージが近いかもしれません。
一定以上の温度を溜め続けると、放熱ができないため「スマ冷」を貼っていたとしてもスマホ本体の温度がいずれ上がるのは避けられない。
ですが、スマ冷を貼ることで温度上昇するまでの時間を遅くすることができるのは確か。
たとえば高画質の撮影を長く続けたいとき、重たいアプリをなるべく快適に動作させたいとき。
より長時間安定した動作をするのを助けてくれるはず。
過信は禁物ですが、電力を使わずこの薄さ・軽さで熱抑制効果が出せるのはすごい。
スマホが熱くなりやすい状況での利用時に貼っておくと、一定の効果を発揮してくれそうです!