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SwitchBotロックProをレビュー。ワンタッチ解錠、単3電池駆動など進化したポイントもくわしく紹介します

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我が家に導入して以来、日々の生活をより便利にしてくれているSwitchBotロック

オートロックと指紋や暗証番号での解錠が特に便利で、外出・帰宅時にカギを取り出してガチャガチャやる面倒くささと、カギ閉め忘れの心配から解放されてたいへん快適です。

SwitchBotスマートロック&指紋認証パッドのレビューと設定方法。自宅をオートロック化、指タッチでカギ開けの便利さよ


このSwitchBotロックの上位機種として新たに登場したのが、SwitchBotロックPro

より多くのタイプのカギに対応し、ワンタッチでの施錠・解錠、バッテリーの長寿命化&単3電池使用可など、さまざまな点で進化したモデルです。


SwitchBotロック+指紋認証パッドだけでも十分満足はしていたんですが、今回SwitchBotさんから新製品のProを提供いただいたので、試しに使ってみることに。

この記事では、SwitchBotロックProをレビュー。通常のSwitchBotスマートロックとの違いもわかりやすく解説します!

SwitchBotロックProは、通常版とどこが違う?比較した

まず、SwitchBotロックProと通常のSwitchBotロックの違いを確認しておきましょう。

左が通常版SwitchBotロック、右が今回レビューするSwitchBotロックPro

Proでは、ダイヤルを回す他にボタンを押すことでも施錠・解錠が可能に


アプリでの施錠・解錠、オートロック設定、指紋認証パッドと連携しての指紋・パスコード・NFCカードでの解錠といった基本的な機能はどちらも使用可能。

では、Proはどういった点が通常のSwitchBotロックより優れているんでしょうか。

99%のドアロックに対応する適合性

通常版のSwitchBotロックの場合、3種類のサムターンアダプター(カギの回す部分にはめ込む部品)から選ぶ方式でした。

SwitchBotロック付属のサムターンアダプター

これに対し、Proでは無段階の可動式アダプターを採用。

サムターンホルダー側面のネジを付属のプラスドライバーで回して開く

通常版では難しかったカギも含め、より幅広い約99%のドアロックに対応可能になりました。

より長いバッテリー寿命。単3電池が使えるのも嬉しい

通常版SwitchBotロックでは、主にカメラ用として販売されている「CR123A」という電池が2本必要。

2本で500〜800円程度とそこそこの価格で、バッテリー寿命はだいたい半年ほど。


Proでは、このバッテリーが汎用的な単3電池4本になりました。

電池自体が安いのはもちろん、約270日程度と1.5倍バッテリーがもつようになったのもメリット。

SwitchBotロックとProのバッテリー

我が家には単3の充電池を常にストックしているので、電池をこれ以上買う必要がなくなったのが嬉しい。

ワンタッチでカギの開閉が可能に

Proで大きく変わったポイントの1つが、室内から直接カギを開閉するときの操作。

通常版では、普通のカギと同様に回して開ける形でした。
Proでは、ダイヤルを回す他にボタンを押すことでも施錠・解錠が可能に。

Proでは、ダイヤルを回す他にボタンを押すことでも施錠・解錠が可能に

たとえば荷物が届いたときなどに、より簡単にワンタッチでカギの開け閉めができるようになりました。

その他のPro進化ポイント

ここまで挙げた他にも、SwitchBotロックProが進化したポイントはいくつもあります。

その他の主なSwitchBotロックProの特徴
  • 電池切れでも30秒だけ解錠可能な「微電流解錠機能」
  • 解錠速度、パワーが倍に
  • 設置時の両面テープの粘着効果も倍に
  • 365日駆動&AB二系統リレー給電の専用充電式バッテリー(別売、近日発売)


通常版のSwitchBotロックは11,980円(指紋認証パッドとのセットは18,980円)、Proは15,980円(セットは22,980円)で価格差は4,000円。

価格差とここで挙げた性能の違いを見比べながら、どちらを選ぶか考えてみるといいでしょう。


SwitchBotロックProの設置〜初期設定

高級感があり、単3電池4本で動作する「SwitchBotロックPro」

上位機種らしい高級感のあるブラックのパッケージが特徴の、SwitchBotロックPro

上位機種らしい高級感のあるブラックの箱で届いた、SwitchBotロックPro

開けてみると、ダイヤルのような取っ手のついたSwitchBotロックProがお目見え。

開けてみると、ダイヤルのような取っ手のついたSwitchBotロックProがお目見え

パッケージの中身をすべて取り出してみました。

Proは通常のSwitchBotロックよりもやや重量があるため、より確実に接着するためのテープなども付属しています。

SwitchBotロックProパッケージの中身


改めて、SwitchBotロックPro本体を見てみましょう。

赤いドットのついたダイヤルは、回すだけでなく押すことでもカギの施錠・解錠が可能。

SwitchBotロックPro本体

バッテリーは単3電池が4本。
SwitchBotロック通常版は「CR123A」という主にカメラ用の特殊な電池だったので、それに比べると汎用的な単3電池が使えるのは嬉しい。

バッテリーは単3電池が4本

SwitchBotロックProを設置する手順

ここからは、実際にSwitchBotロックProを玄関のカギ(サムターンキー)に取り付ける手順を紹介。

まず、サムターンホルダー側面のネジを付属のプラスドライバーで回して開きます。

サムターンホルダー側面のネジを付属のプラスドライバーで回して開く

玄関のサムターンキーをはさむようにしてホルダーを閉じ、ネジを締めて固定。

玄関のサムターンキーをはさむようにしてホルダーを閉じ、ネジを締めて固定

次に、SwitchBotロックPro本体の4本のネジを外し、高さ調節プレートが動く状態にします。

SwitchBotロックPro本体の4本のネジを外し、高さ調節プレートが動く状態にする

さきほど取り付けたホルダーと凹凸が合うように本体をカギに押し当て、プレートの高さをチェック。

プレート高さのチェック

また、この状態でダイヤルを回してカギの開け閉めができることを確認します。

ダイヤルを回してカギの開閉ができることを確認

チェックした高さにあわせて、プレートをネジで固定。

チェックした高さにあわせて、プレートをネジで固定

SwitchBotロックProを取り付ける前に、以下の2つで下準備をしましょう。

SwitchBotロックProを取り付ける前に、以下の2つで下準備

クリーニングティッシュで接着面を拭いてきれいにします。

クリーニングティッシュで接着面を拭いてきれいにする

接着促進剤(Adhesion Promotor)を塗布し、1分ほど待ちます。
※有機溶剤系の成分を含むようなので、手袋をして換気をよくしておくのを推奨

接着促進剤(Adhesion Promotor)を塗布し、1分ほど待つ

ここまで来たら、いよいよ取り付けにかかります。

本体のテープ台紙をはがしましょう。

本体のテープ台紙をはがす

ホルダーの穴にしっかりはめ込んだことを確認したら、SwitchBotロックProをグッとドアに2分以上押し付けます。

SwitchBotロックProをグッとドアに2分以上押し付ける

さらに本体をしっかり固定するため、付属の青い固定補強テープで押さえます。
説明書によると48時間後に取り外せばOK。

さらに本体をしっかり固定するため、付属の青い固定補強テープで押さえる

本体の下端にあわせて、付属の磁石をドア横30mm以内のところに設置。

本体の下端にあわせて、付属の磁石をドア横30mm以内のところに設置

SwitchBotアプリにロックProを追加

SwitchBotロックProを設置完了したら、SwitchBotアプリに追加しましょう。

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電池の絶縁シートを抜き取ると、青ランプが点滅して追加待機状態に。

もし時間が経って青点滅がなくなってしまった場合は、電池を一度取り外してセットし直せば再び待機状態になります。

電池の絶縁シートを抜き取ると、青ランプが点滅して追加待機状態に

SwitchBotアプリを起動し、右上にある+マークから「デバイスを追加」。
表示されているリストの中から「ロックPro」をタップします。

SwitchBotアプリにロックProを追加

ロックProのランプが青点滅していることを確認して「接続する」ボタン。
任意の名前をつけて次へ。

ロックProのランプが青点滅していることを確認して「接続する」ボタン

すでにSwitchBotハブミニやハブ2を利用している場合は、「クラウドサービスを有効にする」ことでネット経由での施錠・解錠も可能になります。

「クラウドサービスを有効にする」ことでネット経由での施錠・解錠も可能に

さいごに、アプリの案内にしたがって解錠・施錠位置を記録すれば設定完了です!

アプリの案内にしたがって解錠・施錠位置を記録すれば設定完了


基本的な操作と、最初にやっておきたいオートロック設定

設定が完了すると、SwitchBotアプリのメニュー画面に「ロックPro」が出てくるはず。

タップすると、真ん中に大きな南京錠マークのついた操作画面になります。
このマークをタップするだけで、カギの施錠・解錠が可能。

南京錠マークをタップするだけで、カギの施錠・解錠が可能


さまざまな設定ができる中でも、個人的にまずやっておいてほしいのが「自動施錠(オートロック)」の設定。

右上の設定マークから「自動施錠」をオンにするだけです。

ドアが閉まったら自動的にカギをかけてくれるので、外出・帰宅時にわざわざカギを閉める必要なし。めっちゃラク。


ただし、カギもスマホも持たずに外に出てしまうと締め出される可能性もあるので、うっかりしがちな方はご注意ください。


「指紋認証パッド」指紋・暗証番号・カードなどでカギ開け可能、さらに便利!

SwitchBotロックProを設置するなら、ぜひ一緒に購入してほしいのがSwitchBotキーパッドタッチ(指紋認証パッド)

SwitchBotキーパッドタッチ(指紋認証パッド)

この指紋認証パッドがあるだけで、指紋認証や番号などさまざまな方法での解錠ができて、さらに日々の生活が便利になるんです。


屋内側に設置するSwitchBotロックProに対し、指紋認証パッドは屋外側に取り付ける製品。

屋内側に設置するSwitchBotロックProに対し、指紋認証パッドは屋外側に取り付ける製品

設置したら、アプリに追加してSwitchBotロックとペアリングすれば準備完了。

設置したら、アプリに追加してSwitchBotロックとペアリングすれば準備完了

SwitchBotロックのみだと基本的にはアプリ上での解錠操作が必要ですが、指紋認証パッドを設置すれば「パスコード(暗証番号)」「指紋」「(付属の)NFCカード」などといった方法での解錠が可能に。

パスコートや指紋、NFCカードで解錠できる

スマホすら取り出さずにカギを開けられるので、一度使うともう手放せない便利さ。

指でタッチするだけでカギを開けられるのはとても便利

ちなみに私は指紋認証で、妻は指紋が反応しづらいらしくパスコードでいつも解錠しています。こういった使い分けができるのも嬉しい。


実際にSwitchBotロックProを使ってみて感じたメリット

外出時はワンタッチで解錠→ドアを閉めるとオートロックで施錠。帰宅時は指紋認証で解錠。

この流れがとても便利なSwitchBotロックPro

SwitchBotロックのときから変わらないメリットと、Proにしてから新たに感じたメリットをまとめます。

ProではないSwitchBotロックと変わらないメリット

私がSwitchBotロックおよび指紋認証パッドを使い始めてから、特に感じているメリットは以下の2つ。

  • オートロック設定により、外出・帰宅時にカギを閉める必要がなくなる。閉め忘れもゼロ
  • 帰宅時にカギを取り出さなくても、指紋をかざすだけで解錠できる

SwitchBotロックProに入れ替えてからも、もちろんこの2つのメリットは健在。引き続きとても便利に使えています。

SwitchBotロックProならではのメリット

Proに変えてから新たに実感しているメリットは、以下の2点。

SwitchBotロック”Pro”ならではのメリット
  • ワンタッチで解錠できるのがとてもラク
  • 単3電池が使えるので、特殊な電池をストックしておく必要がない

荷物が届いたときや外出のとき、これまではサムターンを回してカギを開ける必要があったんですが、Proならワンタッチで解錠が可能

「サムターンを回すくらい大したことない」確かにそうなんですが、ワンタッチで開くのを体験してしまうとこのラクさからもう離れられない感覚があります。


まだ設置したばかりなので電池交換はしていませんが、単3電池が使えるのも安心感が大きい。

特殊な電池を買ってストックしておかなくても、うちにある充電池と入れ替えればいい。何ならその辺のコンビニで電池買ってきても使えるのでどうにかなる。


劇的な変化とは言わないまでも、Proにしてから確実により快適になっていると感じます。


SwitchBotロックProレビュー まとめ

これまでの通常版SwitchBotロックから、着実な進化を遂げている新製品・SwitchBotロックPro

4,000円の価格差以上の価値を感じてProにするのか、それとも通常のSwitchBotロックで十分と考えるか。


いずれにせよ私自身が日々便利さを実感している製品ですし、ぜひ使ってみてほしい……!

SwitchBotロックPro+指紋認証パッドのセット

通常版SwitchBotロック+指紋認証パッドのセット


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