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自宅にある『リモコン操作可能な』家電は、SwitchBotやNature Remo(ネイチャーリモ)といったスマートリモコンを使えばほとんどがアプリや音声操作が可能になります。
ただしリモコン操作ができない家電(例えばダイヤル式など)については、上記のようなスマートリモコンには登録できません。
我が家にはダイヤルで操作する方式のサーキュレーターがあり、これをどうにかアプリで操作したり、設定した時間でオン/オフしたりできないか……と考えていました。
そんなときに発見したのが、Wi-Fi対応のスマートプラグ Tapo P105。
TP-Linkというメーカーが展開しているスマートホーム関連製品「Tapo」シリーズのひとつで、コンセントへの通電をコントロールすることで接続した家電をオン/オフできるのが主な機能。
アプリでオン/オフする機能のほか、スケジュールやタイマーで制御したり、AlexaやGoole Homeといった音声アシスタントによる操作も可能。
物理ボタンやダイヤルで操作する家電を、アプリや音声でコントロールするいわゆる「スマート家電化」したいときに便利な製品です!
Tapo P105は、家電をアプリでオン/オフ可能にするスマートプラグ
スマート家電をリリースしている「Tapo」シリーズのミニ スマートWi-Fiプラグ。
Amazonだとひとつで1,300円、2個セットは2,300円、4個セットは4,200円となっています。(2022年8月現在)
コンセントと家電の間にはさむ形で使うスマートプラグ。設定はTapoアプリで行います。
この小さな本体の中に、通信して電源をオン/オフする機能が内蔵されてるんですね。
3年保証がついているので安心感あり。逆に言えば、それだけ壊れにくい製品ということなのでしょう。
横幅が大きめにとられているので、コンセントが横に並ぶタイプの電源タップだと横をふさいでしまうかもしれません。通常の家庭用コンセントならば、縦に並んでいるので問題なし。
横には電源ボタンがついており、アプリがなくてもこのボタンで通電のオン/オフが可能。
Tapo P105スマートプラグをアプリで初期設定
Tapoスマートプラグにはバッテリーは内蔵されていないので、セットアップ時にはコンセントに差し込んでください。すると左上のランプが黄色と緑色に点滅するはず。
上から撮った写真なのでよく見えませんが、下のコンセントは塞いでいません。ちゃんと使えますのでご安心を。
以降は、Tapoのアプリで設定をしていきます。
アプリをインストールし起動したら、まずサインアップしましょう。アカウントを既に持っている場合はログイン。
「マイホーム」のメニュー画面になったら、+ボタンをタップしてデバイスを追加します。
今回セットアップするのはTapo P105。「遠隔操作開始に関する同意」なるものに同意して次へ。
※万が一の事態を考え、遠隔操作によるオン/オフが働かないと危険なヒーターや電気ストーブ等の接続は避けましょう
Tapo P105(スマートプラグ)をコンセントに差し込んでランプの点滅を確認。位置情報をオンにします。
位置情報はあとでオフにすることも可能。
接続するWi-Fiネットワークを選び、パスワードを入力して接続。
スマートプラグに名前をつけます。1つならデフォルトの「スマートプラグ」でいいですが、複数使用する場合は接続する機器の名称などわかりやすい名前にしておくのがいいでしょう。
設置場所もあわせて入力。
アイコンを選び、ファームウェアのアップデートをすれば設定完了です!
アプリで電源のオン/オフができる。スケジュールやタイマー機能も
セットアップが完了していれば、ホーム画面にさきほど名付けたばかりのスマートプラグが表示されているはず。
スマートプラグを選択すると、真ん中に大きな電源ボタン。
ここをタップするだけでコンセントからの電力を通すか、通さないか(要するに電源のON/OFF)を切り替えられます。
設定したスケジュールにしたがって好きな時間・曜日にオン/オフすることも可能。
タイマー設定もできるほか、不在を悟られないよう設定時間中ランダムにオン/オフする「おでかけモード」なる機能まで。
私の場合、このスマートプラグは浴室乾燥用に使っているサーキュレーターに接続しました。
夜寝ている間に起動してバスルームを乾かし、起床前にはオフになるよう設定。
物理的にダイヤルを回せるわけではないため風量の調節はできませんが、いつも同じ強さで使っているためその点は問題なし。
いちいち屈んで電源を入れる必要も、つけ忘れや消し忘れもなくなったのは非常にありがたい。
いわゆる「スマートホーム」において、リモコンのない家電製品をスマート化するのに非常に役立ちます。
AlexaやGoogleアシスタント、IFTTTとの連携もできる
Tapoスマートプラグは、Amazonの音声アシスタント「Alexa(アレクサ)」やGoogleアシスタントに加え、SNSなどさまざまなサービスと接続できるIFTTTとも連携が可能。
とりあえず、我が家で使っている時計付きAmazon Echo Dotで音声操作ができるようにAlexaとリンクさせてみました。
時計つきスマートスピーカー・Echo Dot with clockは、目覚まし代わりに寝室に置くのがオススメ
差し込めない電源タップもあるので注意
Tapo P105スマートプラグを導入する上ではひとつ注意点があります。それは、電源タップによってはTapo P105が差し込めない場合があること。
下の写真を見てください。「N」と文字が彫ってある方が少し縦長になっています。
この縦長になっている側が電源タップによっては差し込めないらしい。たとえば以下の2つの電源タップの場合、左には差し込めましたが右はダメでした。
壁についている普通のコンセントなら問題ありませんが、電源タップを介して利用したい場合はご注意ください。
Tapo P105スマートプラグ レビューのまとめ
物理ボタンやダイヤルを備えた家電に使えるのはもちろん、電源タップの根元にセットしておけば数多くの機器の電源を司るブレーカーのような役割を果たすことも可能。
- 差し込んだ家電をアプリでオン/オフ操作が可能に。スケジュールやタイマーでも動かせる
- アプリがなくても物理ボタンでオン/オフできる
- コンパクトだが横幅がやや大きいため、横並びの電源タップだと邪魔になるかも。縦並びなら問題なし
- Amazon Alexa、Google Homeといったスマートスピーカー、IFTTTにより他のサービスとも連携可
- 1つ約1,300円とお手頃価格、まとめて買うとさらに安い
スマートプラグ Tapo P105は値段も手頃ですし、自宅のスマートホーム化をすすめたい方にはおすすめです!