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リモート会議であったり英会話などの語学学習、通話やボイスチャットなどで、スマートフォンのスピーカーモードやパソコンを利用する人は多いでしょう。
そんなとき、相手の声が聴こえにくいと思ったことはないでしょうか。
この記事で紹介する「語学学習専用」をうたったスピーカー・BenQのtreVolo Uは、そんな悩みを解決する製品。
人間の声をクリアに再生しつつ他の音を低減する優れた音声処理機能を備えた、人の声用のスピーカーなんです。
※BenQさんから製品を提供いただきましたが、忖度なく正直にレビューしています
(公式サイト:学びのために生まれた声用スピーカー|BenQ初の語学学習専用Bluetoothスピーカー| treVolo U | ベンキュージャパン)
全指向高感度マイクも備えているので、スピーカーを通した通話も可能。
仕事や趣味、習い事などで『人の声をスピーカーを通して聴く』ことが多い方におすすめです!
「treVolo U」声専用のBluetoothスピーカー
鮮やかなブルーが特徴の、語学学習など人の声専用Bluetoothスピーカー・treVolo U。
BenQというとディスプレイのイメージでしたが、こんな製品もつくってるんですね。
パッケージよりさらに光沢のあるブルーのtreVolo U本体。
他には給電/充電用の電源アダプタとUSB Type-A to USB Type-Cケーブル、イヤホンジャックに差し込むときに使うオーディオケーブル、クイックスタートガイドなどのドキュメント類。
改めてtreVolo U本体を見てみましょう。ブルーで金属光沢があるメッシュ状の表面。
左上にあるカメラのようなものは、左が高感度マイク、右が「安心モード(人との距離や環境音を検知して音量を自動調整する機能)」で使うセンサーらしい。
大きさがわかりにくいと思うので、iPhone 13 Proと並べてみました。
少し奥行きが厚めのBluetoothスピーカーで、手元のデバイスで言うとEcho Show 5(ディスプレイつきスマートスピーカー)がだいたい同じくらいのサイズ感。
上部にはモード切り替え、音量調節、Bluetooth接続、電源の各ボタン。
横から見たところ。それなりに奥行きと重さ、安定感があります。
サイズは174 × 95.34 × 81.36mm、重量は約760g。
後ろ側もメッシュ状になっています。
後面右下には充電/給電用のUSB Type-Cポートとイヤホンジャック。
バッテリーを内蔵しており、フル充電で約12時間の連続再生が可能。
充電中は電源ボタン上の赤いランプが点灯。
電源オンのときは電源ボタン上に残量ランプ、その右の青色がBluetooth接続ランプ。
人の顔マークの上にある一番左のランプは、消灯:音楽モード、点灯:動画学習モード、点滅:ライブ学習モードを表します。
treVolo Uを使ってみた感想【レビュー】
さっそくtreVolo Uを使って語学学習の動画を視聴したり、通話を試してみました。
会話音声がより近くにハッキリ聴こえる「動画学習モード」
まず、YouTubeに多数ある英語学習の動画をtreVolo Uを使って視聴してみることに。
実際に聴いてみたのはバイリンガールさんの以下の動画。
もちろん、YouTuberさんも音声をうまく調整しているので、普通のスピーカーやtreVolo Uの「音楽モード」でも会話はある程度普通に聴ける。
ただ、カフェの雑音が混じっていたりたまに早口でやや小さめに話したりするときなどは少し聞き取りが難しいことも。
ここでtreVolo Uのモードを「動画学習モード」にセットしてみると……おお、会話が浮き上がってくるかのようにクリアに聴こえる!
まるで、周囲の雑音を置き去りにして会話している人たちだけが近くに来たかのように、よりハッキリと聞き取りやすくなりました。これはすごい。
多少会話が聞き取りにくい動画であっても、この動画学習モードであればかなり聞きやすさがアップします。
ラジオやポッドキャスト用にもおすすめ。
通話やボイチャは「ライブ学習モード」で
次に、treVolo Uを使って通話してみることに。
相手側はiPhoneのスピーカーモード、こちらはiPhoneとtreVolo UをBluetooth接続した状態でのLINE通話でテスト。
ライブ学習モードは動画学習モード以上に「人の声」に特化している印象で、相手の声がとてもよく聴こえるので通話やボイチャが快適。
相手と自分の声が混ざって聞き取りづらくなる”エコー”を抑える、エコーキャンセラー技術が使われているとのこと。
もちろん、こちらの声も高感度マイクでしっかり拾われていたようで、相手側に問題なく伝わっていたようです。
ライブ学習モードにすると音がざらついて音質がかなり下がるような感覚は正直あります。たとえるなら、テレビから古いラジオに切り替えたような感じ。
ですが人の声はくっきりと聞こえるので、通話する上ではむしろ好都合なくらい。
「音楽モード」で、音楽もそれなりに聴ける
treVolo Uには音楽モードがあり、会話の聞き取りや通話だけでなく音楽を聴くスピーカーとしても利用可能。
音質としてはそこそこといった感じですが、スマホ等でそのまま聴くよりははるかに良い。
あくまで『人の声用のスピーカー』なので過度な期待はしない方がいいですが、音楽も普通に聴けます。
「安心モード」は使いどころが限られる印象
センサーでユーザーとの距離を自動検知し、最適な音量に調整する「安心モード」。
大きすぎる音量による聴力低下に着目し、利用者の耳を守るためにつくられた機能。
上部左から2番めのボタンを長押しすると安心モードが起動し、自動で音量調節してくれます。
私としては特に大きな音量で聴いているわけでもなく、最初にボリュームを調整したらそれ以上音量をいじることもないので、この「安心モード」に関しては使いどころがわからなかったというのが正直なところ。
この機能は削ってセンサーも外し、コストを下げて価格もその分下げてくれた方が個人的には嬉しいですね。
せっかく人の声に特化したスピーカーなので、尖った部分はそこだけでいいんじゃないかと。
treVolo Uが活躍しそうなシーン
人の声がより聴きやすくなるスピーカー、treVolo U。
実際に使ってみて、このtreVolo Uが活躍できそうなシチュエーションはどういう場面なのか考えてみました。
オンライン英会話
treVolo Uが特に力を発揮するシチュエーションのひとつが、レアジョブやhanasoのようなオンライン英会話。
慣れていないと、日本人の耳に英語の音はなかなか聴き取りづらいもの。
treVolo Uは相手の声を近くで喋っているかのようにくっきりと強調してくれるので、英会話などの語学学習には最適なスピーカーです。
YouTube語学学習や解説動画
YouTubeなどに多数アップされている語学学習のコンテンツや、人のしゃべりがメインの解説動画を視聴するときにもtreVolo Uはうってつけ。
音楽ではなく人の声がメインの音声や動画であれば、「人の声をブーストする」treVolo Uの強みを存分に発揮できます。
リモート会議
最近増えてきているリモート会議にも使えます。
イヤホンやヘッドホンもいいですが、treVolo Uを使った方がより声が聞き取りやすいのはもちろん、耳への負担が少ないのでやや長めの会議であっても快適に過ごせるでしょう。
通話、テレビ電話、ボイスチャット
treVolo Uは、以下のような悩みも解決できる可能性があります。
- 通話が長時間になると、ずっと携帯電話を持って話すのがしんどい
- スマートフォンでテレビ電話をするとき、スマホのスピーカーだと聴こえづらかったり音量が物足りない
- ゲーム中のボイスチャットで、相手の声が聴こえにくい or ゲームの音と混じってわかりづらい
実際に妻と離れた部屋でDiscordでボイチャしつつゲーム(スプラトゥーン3)してみたんですが、至って快適。
近くで一緒に遊ぶとゲームの音が混ざるので私がBluetoothイヤホンをしているんですが、そうすると声が聞こえづらいので会話が難しい。
離れた部屋でtreVolo Uを使ってボイチャすることで、ゲームの音は混ざらないし近くにいるかのように会話しながら遊べました。
人の声専用のスピーカー「treVolo U」レビュー まとめ
人の声を強調し、まるで近くにいるように聴こえやすくしてくれるスピーカー・treVolo U。
英語など語学の勉強、リモート会議や通話・ボイスチャットをよくする人であればチェックしてみる価値のある製品です!