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私の住む福岡には美味しい店がたくさんありますが、やはり全国誰もが名前を知っている伝統ある名店、みたいなとこは東京に多いわけです。
そんな中の1つが、すき焼きで有名な「今半(いまはん)」。
首都圏に住んでいなくても、どこかで聞いたことがあるという方も多いでしょう。
先日の東京遠征時は人形町付近に宿泊していたのですが、近くに美味しいところないかな…と探してみたところヒットしたのが「人形町今半」の本店。
いずれは行ってみたいと思っていた今半が近くにあって、ランチなら(夜に比べれば)手頃な値段でいただける…なら行ってみるしかあるまい……!
創業明治28年の伝統あるすき焼き店、今半をルーツにもつ「人形町今半」
こちらが「人形町今半」の本店。なかなか年季を感じさせる店構えです。
人形町駅からだと徒歩3分ほど。
後で知ったのですが、「今半本店」をルーツとする店は全部で5つ(今半本店、今半別館、浅草今半、人形町今半、代々木今半)あるとのこと。
こちらの「人形町今半」が、飲食店舗の展開という意味では最も拡大しているお店のようです。
よく企業重役や芸能人が食べると言われるすき焼き弁当は、この人形町今半が作っているみたいですね。
持ち帰り用のお店も併設されており、黒塗りの高級車が止まっていました。さすが今半さんやで。
おじゃまします。
1Fは鉄板焼ステーキ、2Fはすき焼・しゃぶしゃぶを提供しているとのこと。せっかくならすき焼きをいただこうと2Fをお願いしたのですが、予約でしか受けていないらしい。
(後で見たら2Fは接待で使われそうな和室ばかりだった。。。あぶない)
というわけで1Fへ。
なんともランチで来るには贅沢すぎるカウンター席に通されました。
他のお客さんは高齢な方、金持ちっぽい方、観光客な感じの人で、普通に会社のランチで来たような人は一人もいませんでした。当たり前か。
お昼のメニュー。すき焼きあるやん!ということで鉄板すき焼丼を注文。ステーキも気になりますけどね…。
ちなみに、ガッツリいきたい方にはコースもあります。
後ろには但馬牛の1つ「田村牛」の優良賞が飾ってありました。
この日はさらに贅沢に、ランチビールをいただく!
横の席には荷物を置かせてもらっていたのですが、気づくとカバーがかけてありました。うーんさすが高級店。
目の前で焼き上げられる美しいお肉っ…!
最初にサラダ。気さくな板前さん(呼び名これでいいんかな?)が「サラダはご自由におかわりなさってください」と丁寧に声をかけてくれます。
目の前の鉄板で、手際よく焼かれていきます。
「おつまみにもいいですよ」と別に注文したにんにく焼きが最初に。1枚1枚丁寧にこんがりと焼き上げられており、香ばしくて美味しい。もちろんビールにジャストフィット。
温玉と唐辛子は、あとでお好みで丼にかけてくださいとのこと。
ついに来ました、すき焼きのお肉!鮮やかな赤に綺麗にサシが入った薄切り肉。
『硬い脂肪』をもった牛は、サシ(霜降り)の見栄えがする為、一般的には好まれる傾向にありますが、 当社は見た目の美しさだけにとらわれるのではなく、とろけるような脂肪の柔らかさにこだわっています。
(人形町今半のサイトより)
こだわりの肉、楽しみやなぁ…。ゴクリ
「では、お肉を焼いていきます」と鉄板に肉投入。素早く割り下をかけます。
ギャーーーうまそうーーー
せっかくなので動画も撮ろうと思ったのですが、薄切りで脂の乗った肉なので焼くのはせいぜい数十秒程度。そんなヒマはありませんでした。
柔らかく、割り下とともに口の中で溶ける絶品すき焼き。そりゃうまいよ
ドン!!!
蓋を開けると、すき焼きの甘くて香ばしい香りがふんわりと。これはあかん…あかんで……
口の中に入れるとめちゃくちゃ柔らかく、数回噛んだだけですうっと無くなっていって旨味だけが残る感じ。ザ・「いいお肉」ですね。
途中で温玉を乗せて、とろりと。やっぱりすき焼きには卵が抜群に合う!
あとがき
会計はすき焼き丼にビール、にんにく焼きで4,000円ほどでした。
※2015年当時の価格
しょっちゅう行けるような価格ではないですが、旅行で来たりちょっと贅沢したいようなとき、お客さんを接待したいときにはうってつけのお店かと。
ぜひ一度、極上のお肉を食べに訪れてみてください。