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新しいMacBookを手に入れ、最初はそれまで使っていたMacBook Airから全データを移行することを考えていたのですが、不要なデータやアプリを綺麗にするいい機会だと考えイチから設定していくことに。
自分にとって必要な情報がきちんと表示されるように、キーボードやトラックパッド入力、日本語入力がしやすいように、設定やアプリ導入をすることでバッチリ使いやすくなりました。
今回はその内容を1つ1つ紹介していきます。
個人的な好みもありますが、参考になる部分があれば幸いです!
日本語でUSキーボードを使うための設定
基本的に日本語を打つことが多い私ですが、3年ほど前から購入するMacはすべてUSキーボード。キーに不要なかな表示がなく、すっきりした見た目が好みなのです。
デフォルトの状態でも日本語で使えないことはないのですが、いくつかの設定をすることでより日本語入力がしやすくなります。
▼キーボード設定:Caps Lock →Controlキーに
USキーボードでは、Caps Lockキーがaの左横(JISだとControlキーがある場所)にあります。
個人的にも不要なCaps Lockキーがこんな打ちやすい位置にあると不便なので、Controlキーに変更する設定をしましょう。システム環境設定の「キーボード」→「修飾キー」をクリックし、変更すればOK。
▼Karabinerで左右Commandキーに英数/かなを割り当て
次に、スペースキー左右のCommandキーに英数/かな切り替えキーを割り当てる設定。
そのためには、KarabinerというMac用ソフトをインストールしてください。
起動したら、「For Japanese」プルダウンの「左右のコマンドキーを英数/かなとしても使う」のいずれか任意の項目にチェック。
以上で、USキーボードでもJISの場合と同様に英数/かなの切り替えが可能になります。
なお、以上2つの設定は以下の記事で詳しく解説していますので、ご参考に。
▼Google日本語入力
これはUS/JIS関係ありませんが、Macの日本語入力はそのままだと個人的に多少使いづらい。なので、固有名詞や新しい言葉にも強いGoogle日本語入力に切り替えます。
インストールしたら、キーボードの入力設定を「ひらがな(Google)」にするのを忘れずに。
トラックパッドを使いやすく
私がWindowsでなくMacを使い続ける大きな理由の1つでもある、トラックパッド。
カーソル移動、指の本数やジェスチャによる操作が便利すぎてもはや手放せません。
このトラックパッドも、自分好みにカスタマイズすることでより便利に生まれ変わります。
▼軌跡の速さを最大に(カーソルの移動速度アップ)
MacBookは、デフォルトだとカーソルの移動速度がやや遅い。
もっと少しの指の動きでより大きくカーソルを動かしたい(あるいはその逆の)場合、システム環境設定の「トラックパッド」→「軌跡の速さ」を操作することで調節が可能です。
▼デフォルトのタッチパッドジェスチャを変更
トラックパッドにやデフォルトでいくつかの操作が設定されていますが、好みに合わなかったり他の操作を割り当てたい場合には変更しましょう。
私の場合、2本指スワイプでのページ間移動をオフ(スクロール時に誤操作しやすいため)、Mission Controlを3本指→4本指に変更して利用しています(3本指には後述の操作を割り当てるため)。
▼BetterTouchToolで、さらによく使うジェスチャを追加
トラックパッドでの操作にさまざまなショートカットを割り当てることができるBetterTouchToolというツールを使い、よく使う機能(進む、戻る、新規タブを開く、閉じる、左へ移動、右へ移動)にジェスチャを設定しています。
例えばSafariだと以下の通り。他のブラウザやFinderだと多少ショートカットキーが変わりますが、やっていることは一緒です。
・Three Finger Swipe Down(3本指で下にスワイプ)
タブを閉じる(Command+W)・Three Finger Swipe Up(3本指で上にスワイプ)
新しいタブを開く(Command+T)・Three Finger Swipe Left(3本指で左にスワイプ)
戻る(Command+[)・Three Finger Swipe Right(3本指で右にスワイプ)
進む(Command+])・TipTap Left(2本指で、右の指を置いたまま左の指でタップ)
左のタブに移動(Command+Shift+←)・TipTap Right(2本指で、左の指を置いたまま右の指でタップ)
右のタブに移動(Command+Shift+→)
(SafariやChromeで設定している、MacBookのタッチパッドジェスチャ6つ(BetterTouchTool使用)より)
メニューバーに必要な情報を
Macの上部メニューバーには、パッと見て確認したい情報やよく使う設定項目・アプリのみを置いておきたいものです。
▼曜日だけでなく日付を表示
デフォルトのメニューバーは、以下のようになっているはず。曜日はわかるのですがこれでは日付がわかりません。
私の場合日付を表示させておきたいので、システム環境設定の「日付と時刻」で「日付を表示」にチェックを入れます。
▼バッテリーの割合表示
出先では特に気になる、バッテリーの残量。
デフォルトではビジュアルのみでざっくりとしかわかりません。
私の場合、バッテリー残量が正確にわかるように「割合(%)を表示」にチェックを入れています。
以上の設定で、以下のような表示となりました。
その他、システム環境設定でWi-Fiや音量、Spotlightなどよく使う設定項目のアイコンを表示/非表示にすることもできます。
また、Commandを押しながらドラッグすることで並べ替えも可。
▼Bartender
いろいろアプリを導入していくと、どうしてもメニューバーがごちゃごちゃしてきてしまいます。
画面幅の狭いMacBookならなおさら、場合によっては入りきらなくなってしまうことも。
それを解決してくれるのが、Bartenderというアプリ。
メニューバーアイコンを非表示にしたり、Bartenderの中に格納してしまうことができます。
以下は、私のMacに入っているBartenderの様子。これだけのアイコンはメニューバーにとても入りませんが、おかげで必要なときだけアクセスできて普段はスッキリとした状態を保てています。
Bartenderに関して詳しい解説は、以下の記事をどうぞ。
その他にやったこと
▼Dockの表示位置・自動的に隠す設定
アプリ起動時などに便利なDockは、通常画面の下に固定で表示されるようになっています。
これも設定で左や右に移したり、自動で隠したりすることが可能。
私の設定は以下の通り。
画面下に配置し、普段は邪魔なので隠すようにしています。
▼Fnの設定
ファンクション(Fn)キーの設定で、私は「F1、F2などすべてのキーを標準のファンクションキーとして使用」にチェックを入れています。
私がここにチェックを入れているのは、
・明るさや音量調節などの機能はそれほど頻繁に使わないので、単一キーで動く必要なし
・Command+F1のショートカット(アプリ内でのウィンドウ切り替え)をよく使う
※上記設定にチェックを入れていないと作動しない
という理由です。
▼Finderをより使いやすく
Macユーザーならおそらく頻繁に使っているはずの、Finder。
このFinderも、表示される情報などを変更するだけでグッと使いやすくなります。
① ステータスバー、パスバーの表示
② サイドバーのカスタマイズ
③ デフォルトで開くフォルダの設定
④ 新規ウィンドウを開かずタブにする
⑤ 自動整列、グリッド、項目情報の表示(表示オプション)
⑥ BetterTouchToolによるトラックパッドジェスチャ設定
(MacのFinderを使いやすくする個人的お気に入り設定6つより)
詳しいやり方については、上記リンク先にて。
あとがき
こうやって書き出しておけば、次回Macを初期設定するときにもこの記事を見直せばいいだけなので安心、安心。
いろいろ好みはあると思いますが、使えそうな設定があればぜひお試しください!