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2019年5月より始まった、令和の時代。
その令和時代において、記念すべき最初の新ゲームハードとなったのが「メガドライブミニ」です。
時代が求めた16bit
令和最初の新ハード登場!
メガドライブミニ | セガ
セガ・エンタープライゼスからメガドライブが発売されたのは、なんと31年も前の1988年。
いまの30代前半で知っているかどうかギリギリ、20代だとゲーム好きであってもほとんどプレイしたことはないはず。
日本ではファミコンやスーパーファミコンの牙城を崩すまでには至りませんでしたが、一部ゲーマーにコアな人気を博していたハードです。一時は国内で20%のシェアを持ち、北米や欧州など海外ではSNES(≒スーファミ)と互角以上の売り上げを見せていたらしい。
個人的な体感では、当時の男子が10人いたら6,7人はスーファミを持っていて、メガドライブ持ちは1人いるかいないかという印象。
個人的には、メガドライブは中古で購入してほぼ「ぷよぷよ通」専用機として友達とプレイしまくっていた思い出あり。
(スーファミも持っていたはずで、なぜスーファミ版も出ている「ぷよ通」をメガドライブで遊んでいたのかは謎)
私にとって一番最初に買ってもらったゲーム機がセガの携帯機「ゲームギア」だったので、メガドライブと共通したソフトも「魔導物語」や「シャイニング・フォース」などいろいろプレイした記憶があります。
周囲の一部では「ミニファミコン」「ミニスーファミ」よりも盛り上がっているようにすら見える、メガドライブミニ。
私も購入したので、早速遊んでみました!
セガのこだわりが詰まった「メガドライブミニ」名作42タイトルを収録
メガドライブミニには、コントローラー1つが付属している「メガドライブミニ(税込7,678円)」と、2つセットの「メガドライブミニW(税込9,878円)」があります。
その「メガドライブミニ」「メガドライブミニW」がこちら。
なぜ1人で2台も買ったのかというと、メガドラミニを予約⇒メガドラミニWの存在を知り、こちらを予約してメガドラミニをキャンセルしようと思い立ち実行⇒メガドラミニはAmazonではキャンセル不可だった……
という流れ。
さすがに2台はいらないし、どうしたものか。。。
それはともかく、レビューを進めていきましょう。
開封したのはメガドライブミニWのほう。本体に加えコントロールパッド2個が同梱されています。
往年の名作40タイトルに、当時ゲームセンターで人気を誇ったもののメガドライブへの移植は実現しなかった「ダライアス」「テトリス」の2作を加えた以下42もの作品を内蔵。
・魔導物語 I
・レッスルボール
・レンタヒーロー
・ソニック・ザ・ヘッジホッグ2
・バンパイアキラー
・ぷよぷよ通
・コミックスゾーン
・シャイニング・フォース ~神々の遺産~
・スペースハリアーII
・武者アレスタ・ランドストーカー ~皇帝の財宝~
・ガンスターヒーローズ
・ダイナブラザーズ2
・ハイブリッド・フロント
・ベア・ナックルⅡ 死闘への鎮魂歌
・魂斗羅 ザ・ハードコア
・サンダーフォースIII
・スーパーファンタジーゾーン
・ロックマンメガワールド
・アイラブ ミッキー&ドナルド ふしぎなマジックボックス・ゲームのかんづめ お徳用
・パーティークイズ MEGA Q
・ファンタシースター ~千年紀の終りに~
・幽☆遊☆白書 ~魔強統一戦~
・ストリートファイターⅡダッシュプラス CHAMPION EDITION
・大魔界村
・タントアール
・ゴールデンアックス
・ザ・スーパー忍
・ストーリー オブ トア ~光を継ぐ者~・ラングリッサーII
・ロードモナーク とことん戦闘伝説
・ロード・ラッシュII
・スラップファイト
・ダイナマイトヘッディー
・モンスターワールドⅣ
・コラムス
・重装機兵レイノス
・スノーブラザーズ
・アリシアドラグーン・テトリス
・ダライアス
中身はメガドライブミニ本体にコントローラー×2、HDMIケーブル、micro USBケーブル、説明書。
取扱説明書もなんだかレトロでいい感じ。
説明書に登場する、メガドライブ君的な何か。
往年のメガドライブを忠実に再現した外観。アップで撮ると見分けが付きません。
でもこうやって手のひらに乗せてみると、その小ささがわかるでしょう。そして中身が入っているのか心配になるくらい軽い!
コントローラーは6ボタンタイプの「ファイティングパッド6B」を再現したもの。
ABCXYZの6ボタンありますが、XYZボタンを使うゲームは一部に限られます。(初代メガドライブはABCの3ボタンしかないため)
ゲームは内蔵されているためカートリッジを差し込むことは無いんですが、バネで開く機構まで忠実に再現。こういう機能的には無意味なこだわり、いいね。
リセットボタン横にあるヘッドホンボリュームも、メガドライブミニにおいて特に機能的な意味はないもののしっかりと再現されています。素晴らしい。
説明書にも、
★カートリッジスロットのフタが開閉しますが、「メガドライブ」用のゲームカートリッジは使用できません」
★ヘッドホンボリュームは動かせますが、本体の音量は変わりません
との注意書き。
ふと思いついて、ミニファミコン、ミニスーパーファミコンと一緒に並べてみました。かわいいなあおまえら。
コントローラー接続部分はさすがに再現とはいかず、USB接続。
映像・音声はHDMIで出力、電源はmicro USBで供給。
なお、コンセントに接続するためのアダプタは付属していないため、アダプタやUSB充電器などを持っていない場合には別途揃える必要があります。
思い出のゲームをメガドラミニと大画面テレビで楽しむ
電源を接続しスイッチを入れると、POWERライトが点灯。
すると、メガドライブミニのタイトル画面が表示されました。
なんだか昔のゲーセンで聞き覚えがあるようなBGMも流れてきてテンションが上がる!
画面左上に表示されている「設定」でさまざまな設定変更が可能。
こちらは言語設定。日本語に加えて英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語、繁体字、韓国語の8ヶ国語に対応。さすが海外での人気が高かったハードだけある。
現在のほとんどのテレビは当時と画面比率が異なるため、ゲーム中は周囲に壁紙が表示されます。3種類から選択可。
タイトル選択画面でBボタンを押すと、なんとソフトたちが背表紙のみの表示に。セガのこだわりが垣間見えていい感じ。
遊びたいタイトル上でAボタンを押すと、そのソフトの説明が表示されます。
約30年越しに実現したメガドライブへのテトリス完全移植、熱い……!
ゲームセンターやデパートの屋上でたまに遊んでいたテトリス。レバーでは細かい横移動が難しくてよくミスってたなあ。
この恐竜背景のステージがやたらと印象深い。
中高生時代に友達とやりまくったぷよぷよ通。友人たちの中では私が一番強かったので、中学校の卒業アルバムに「ぷよマスター」とか書かれたのはいい思い出。
コントローラー右上(人差し指のあたる部分)にあるMODEボタン、もしくはメガドライブミニ本体のRESETボタンを押すとゲームが止まりシステムメニュー画面が表示されます。
ここでゲームのセーブやロード、リセット、およびメニューへ戻ることが可能。Cボタンでセーブデータのロックもできます。
この画面でセーブをせずにゲームを終了すると、それまでプレイした内容は失われてしまうのでご注意を。
こちらも、メガドライブというよりはゲーセンでよくプレイしていた「タントアール」。様々なミニゲームをクリアしていくゲームです。2人での協力や対戦も可。
1人でも楽しいけど、2人でワーワー言い合いながら遊ぶのがまた楽しいんだ…!
大画面テレビに移すとさすがにドットの粗さが目立ちますが、それも味だと感じられるゲーム好きはきっと楽しめるはず。
あとがき
メガドライブ世代にはたまらない、セガ関係者のこだわりが詰まった「メガドライブミニ」。
約30年の時を経て蘇ったこの新ハード、遊ばない手はないでしょう!