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壊れやすいSwitchプロコンの代わりになる?「ワイヤレスホリパッド」でスプラトゥーンをプレイし比較してみた

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ワイヤレスホリパッドで、実際にスプラトゥーン2を遊んでみた

発売から5年近く経った今も高い人気を保っている、Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)

スプラトゥーン2のようなアクション系のゲームはもちろん、多くのゲームではProコントローラーがとても操作しやすい。


一方で、Joy-Con同様にこのProコンも特にスティックが壊れやすく、買い換えるとなると約7,000円ほど。

修理代もそれなりに高く、私の場合Joy-ConとProコンの修理で合計6,053円かかりました。Proコン単体だとおそらく3,500〜4,000円程度でしょうか。
値段はもちろんですが修理中はProコンが使えないのもなかなか痛い。

実際にProコンとJoy-Conを修理してみたレポート
Switch(スイッチ)のプロコントローラーとJoy-Conを修理に出す手順と料金


どうにかこの出費を安くできないかと思っていたところ、発見したのがワイヤレスホリパッド

ワイヤレスホリパッドの2021年12月現在の実売価格は約5,000円程度で、約7,000円ほどのProコントローラーに比べると3割弱ほど安く手に入るのがうれしい。


ホリパッドをつくっているHORIはファミコンの時代から任天堂ゲーム機の周辺機器を作ってきた会社なので、Amazon等で多く売られているどこぞの中国系コピー製品とは比べ物にならないほど信頼性は高い。任天堂が公式に認めたライセンス商品でもあります。

シンプルなものからマリオやゼルダ、ピカチュウモデルなどデザインも豊富。


では、このワイヤレスホリパッドは実際どういった使い心地で、Proコンと比べて何か違いはあるのか?

細かい操作が要求されるスプラトゥーン2をプレイして、確かめてみました!

マリオやゼルダなど、豊富なデザインのワイヤレスホリパッド

任天堂ライセンス商品のワイヤレスホリパッド
ジャイロ機能は使えますが、HD振動やNFC(近距離無線通信=amiibo読み取りなどに使用する機能)、モーションIRカメラは使えないので注意が必要。

とは言っても、大抵のゲームでは問題なく遊べるでしょう。

任天堂ライセンス商品のワイヤレスホリパッド

今回私はスーパーマリオを選びましたが、他にもシンプルなブラック・ブルー・グレー、ゼルダの伝説、ピカチュウといった豊富なデザインがあります。以下からチェックしてみてください。


ワイヤレスホリパッドの特徴は、加速度センサー・ジャイロ機能を搭載しつつ軽量設計を実現していること。Proコンよりもかなり軽くつくられています。

Proコンよりもかなり軽くつくられているワイヤレスホリパッド

パッケージの中身はコントローラー本体とUSB-Cケーブル、説明書。

パッケージの中身はコントローラー本体とUSB-Cケーブル、説明書


シンプルなデザインのProコンを持っているので、ホリパッドはマリオデザインにしてみました。個人的にはキノピオデザインがほしかった
持ってみると、やはりProコンよりかなり軽い印象。

ホリパッドはマリオデザインにしてみた

ペアリングや再接続時にはL/Rスティックに触れてはいけないらしい。
ちなみにこのシールはきれいに剥がすことができるので、ご安心を。

ペアリングや再接続時にはL/Rスティックに触れてはいけない

動作不良がある場合のアクセス先までご丁寧に。(このシールも簡単に剥がせます)

動作不良がある場合のアクセス先までご丁寧に

ZL、ZRボタンに奥行きがあり、少し特徴的な形状をしています。
ボタン配置や接続・充電用のUSB-CポートなどはProコンと同じ。

ZL、ZRボタンに奥行きがあり、少し特徴的な形状をしているような気が


ワイヤレスホリパッドとProコントローラーを比較

任天堂のSwitch用Proコントローラーと、ワイヤレスホリパッドを比較してみることにします。

言うまでもないと思いますが、上がProコン、下がワイヤレスホリパッド。

上がProコン、下がワイヤレスホリパッド

ABXYボタンは大差ないんですが、スティックはワイヤレスホリパッドの方がやや固め。
方向キーは逆にホリパッドの方が少し軽い感じで、プラス・マイナスボタンやホームボタン、スクショボタンはストロークが深い。


上から見たところ。L/Rボタンはさほど変わりなく、押したときの反発力も同じくらい。
ZL/ZRボタンは形状がかなり異なっているだけでなく、ワイヤレスホリパッドの方が若干重め。

L/Rボタンはさほど変わりないですが、ZL/ZRボタンの形状がかなり異なっている


重量の実測値は、Proコンが248.0g。

重量の実測値は、Proコンが248.0g

それに対してワイヤレスホリパッドは176.7g。
振動機能などを削った結果なのか、約3割ほどProコンより軽い。

振動機能などを削った結果なのか、約3割ほどProコンより軽いワイヤレスホリパッド


Switchに接続し、実際にスプラトゥーン2をプレイしてみた

Nintendo Switch本体に付属のUSB-Cケーブルで接続し、ワイヤレスホリパッドを登録します。

Nintendo Switch本体に付属のUSB-Cケーブルで接続し、ワイヤレスホリパッドを登録

Proコンは接続するだけで認識・登録されますが、ワイヤレスホリパッドは接続した状態で上部のボタンを長押しする必要があります。付属の説明書に記載があるので、その通りにやればOK。
また、コントローラーのバッテリー状態はSwitchの画面に表示されません。

ワイヤレスホリパッドは接続した状態で上部のボタンを長押しする必要あり


ワイヤレスホリパッドで、実際にスプラトゥーン2を遊んでみました。その感想を以下に紹介。

ワイヤレスホリパッドで、実際にスプラトゥーン2を遊んでみた

  • ZR/ZLボタンを押すのにProコンより力がいるので、例えばパブロの連打はままならないしイカセンプクも一瞬遅れる気がする
  • 方向キーも若干連打しづらいので、やられた連打やナイス連打も少し遅くなる
  • スティックはそう気にならない。コントローラーが軽いのは良い
  • Proコンとのボタンの重さの違いで少し操作しづらいが、ZR/ZLの連打速度が若干遅れる以外は慣れればどうにかなりそう


Proコンと全く同じではないので、ワイヤレスホリパッドに代えた場合慣れるの時間がかかります。
これまでスプラトゥーンにProコンを使ってきたユーザーがホリパッドで同じようにできるかというと、ちょっと厳しいかも。

ただ、連打が必要なパブロやホクサイ、ボトルガイザー等でなければ慣れ次第でどうにかなりそう。

「多少ボタンが遅れるくらいいいや」なエンジョイ勢はホリパッドでもいいと思いますが、少しでもウデマエやXパワーを上げたいガチ勢はやはりProコンの利用をすすめます。


なお、スプラトゥーンのようなZL・ZRを多用するアクションゲームでなければ何ら問題なく遊べます。


ワイヤレスホリパッドの良いところ、注意すべき点まとめ

ワイヤレスホリパッドをProコンと比べた場合の良いところ、注意すべき点をまとめます。

メリット
  • 純正Proコンより約2,000円ほど安い。それでいて任天堂公式ライセンス品なので、よくある中国系コピー製品に比べはるかに信頼度が高い
  • Proコンより約3割ほど軽い。私の実測値でProコン248g、ワイヤレスホリパッド176.7g
  • マリオ、ゼルダ、ピカチュウなどProコンにはない個性的デザインも選べる
注意点
  • HD振動、NFC(amiibo読み取り)、モーションIRカメラ機能がない
  • バッテリー残量をSwitch本体メニューで確認できないので、電池残量のケアが必要
  • ボタン、特にZL/ZRと方向キーの押し心地がProコンと異なるため、Proコンから乗り換える場合には慣れが必要

耐久性についても気になりますが、まだ買ったばかりなので不明。1年くらい使ってみてからまた追記しようと思います。

【追記】購入から1年経ちましたが、いまのところ故障や不具合等は起きていません。Joy-Con必須のゲーム、およびスプラトゥーン以外のゲームではこのホリパッドを使用中。


Amazon等の格安コントローラーはやめとけ。Proコンかワイヤレスホリパッドの2択

AmazonなどのショップにはNintendo Switch対応をうたう多くの格安コントローラーがありますが、それらの多くは中国系の謎メーカーがつくっている非公式の製品。

サクラを雇ってレビュー評価を不当に上げていたり、製品自体のクオリティにも相当ばらつきがあります。最悪まともに使えない可能性も。

以下の記事にその見分け方を紹介していますので、参考にどうぞ。

・先頭にブランド名は必須。メイン画像の装飾はNG
・レビュー評価が極端に偏っている
・商品説明の日本語が怪しい&見慣れないフォント
・商品のメーカー会社名がGoogle検索結果に出てくるか確認
・やらせレビュー商品回避の専用サービスやアプリを使う
【Amazon】サクラによるやらせレビュー、中国系コピー商品の見分け方

【Amazon】中国系企業のサクラレビュー商品を見分けて除外する方法


Switch対応のコントローラーを購入するのであれば、多少高くても任天堂純正のProコンやJoy-Con、あるいは今回紹介したような公式ライセンス商品のホリパッドを選ぶことをおすすめします。安物買いの銭失いにならないよう、ご注意を。



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