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沖縄は、ご存知の通り日本本土とは大きく違った独自の食文化を持っています。
良く知られたものだと沖縄そば、ゴーヤーチャンプル、タコライス、スパムを使った料理など。
ついつい国際通りにあるような観光客向けの店に入ってしまいがちかもしれませんが、やはり現地の方が通うような店に行ってこそ本物の沖縄料理が味わえますし、何よりおいしい。
そんな地元民御用達の店のうちの1つが「三笠」という食堂。
なんと24時間営業しており、沖縄のお母さんたちが作る家庭料理をリーズナブルに食べることができる人気店です。
ゴーヤーチャンプルや沖縄そばはもちろん、日本の本土(沖縄で言う「内地」)とは全然違う味噌汁、ちゃんぽん、スキヤキといった料理もいただけます。
さらには「バターご飯」という謎の食べ方も……。
外向けではない本当の沖縄料理が食べたいなら、おすすめできる店です!
沖縄のお母さん達が作る家庭料理「三笠」は24時間営業。なんと同じ食堂「みかど」の隣!
伺ったのは、三笠の1号店である松山店。24時間、沖縄人の胃袋を満たし続ける食堂です。
ゆいれーるの県庁前駅から徒歩5分ほど、離島ターミナルのあるとまりんからは12、3分といったところでしょうか。
最近では見る機会も少なくなった、食品サンプルによるメニュー紹介。
沖縄らしいラインナップが食欲をそそります。
ここ、なんと以前紹介した食堂「みかど」の隣!(参考記事→「[グルメ]これが”ちゃんぽん”…だと…!?沖縄の家庭料理が食べられる「みかど」in 那覇・県庁前」)
どちらも24時間営業、沖縄家庭料理の食堂というのも同じ。そんなにガチンコでやり合わんでも…。いや、仲良しなのかもしれんけど。
厨房では沖縄のお母さんたちが忙しく料理を作っています。いいなあ、この地域密着感。
一人だけおっちゃんが居て、仕切っているような仕切られているような感じ。
食べている人も明らかに地元感のある方々。時折持ち帰りで注文しに来る人もいるようです。
この後は寝るだけだった私、もちろんビールに走ります。沖縄と言えば何と言ってもオリオンビールですよね。
生は無いらしく瓶で出てきました。
注文した料理は「味噌汁(500円)」。味噌汁にしては高いなと思うかもしれませんが、沖縄の味噌汁は私達が想像するようなものとは違うんです。
これが沖縄の味噌汁だ!これだけでおかずは十分の食べ応え
はい、これが沖縄の味噌汁です!三笠では全てのおかずにご飯がついてくるので、これで500円。めっちゃ安い。
お椀に入ったよくある味噌汁とは一線を画すボリューム。野菜や豆腐、スパムがギッシリと入っています。
生卵も沈んでたよ!これ一杯でほとんどの栄養が取れそうだ。
スパムもごろごろと入っているので、ご飯のおかずとしても十分な食べ応え。ボリューム的には沖縄風豚汁と言ってもいいかもしれませんが、根菜類は入っておらず葉物野菜が中心なのも特徴的。
沖縄の超カロリーメシ「バターご飯」っていったい何?
三笠のカウンター卓上には、謎の白いものが置いてあります。(写真撮り忘れた)
実はこれ、マーガリン。
普通に考えるとパンに塗って食べる以外の用途がなかなか思い浮かびませんが、沖縄の一部ではこのマーガリンをご飯の上に乗せ、醤油をかけて食べる「バターご飯」なる習慣があるらしいのです。
(バターは高いからマーガリンになったそうですが、なぜバターと呼んでいるのかは不明)
マーガリンは元々植物性油脂なわけで、それをそのまま乗せて食べるとなればなかなかの高カロリー。
でも試してみるよ……!バター(という名のマーガリン)を乗せ、醤油をかけて。
混ぜて食べる。
……あれ、おいしい。卵かけご飯の味がする。
栄養的には卵かけご飯の方がバランス良さそうですが、味で言えばこちらのバターご飯もなかなかのもの。そしてコスパ抜群。
しょっちゅう食べるのはあまり体に良くなさそうな気もしますが、沖縄に来たら食べてみる価値ありますよこれ。
なお、沖縄では地元メーカーの「ホリデーマーガリン」「ゴールデンソフトマーガリン」が人気らしく、バターご飯にもこれを使うとのこと。
本土で売られているマーガリンをご飯に乗せて食べても、三笠で食べた味は再現できないかもしれません。もし試すのであれば自己責任で…。
また来たよ、ちゃんぽんを食べに
後日、ちょうど時間がありそうだったので沖縄遠征最後の食事をしにまた来てしまいました。今度は何を食べようかな。
前回撮りそこねたメニューをどうぞ。沖縄料理もいいし、普通の焼肉や炒めもの、沖縄そばやカレーを食べてみるのもいいなー。
頼んだのは「ちゃんぽん」。沖縄風ちゃんぽんは、例の麺料理ではなくご飯の上に肉や野菜の卵とじが乗った丼物料理なのです。
ちゃんぽん違いも甚だしいけど、これも美味しいんだなあ。
もちろん、オリオンビールを飲みながら。
他には沖縄風スキヤキも本土とは若干違うらしいのですが、それは次回ということで。
あとがき
いかにも観光客相手の店に入るのなら、こういった地元のお店に入る方が楽しいし安いし美味しい。私はそう思います。
那覇市内でアクセスも比較的良い場所にあるので、こういう食堂っぽい雰囲気が苦手でなければぜひ訪れてみてください!
店名 | 三笠 松山店 |
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電話番号 | 098-868-7469 |
住所 | 沖縄県那覇市松山1-3-17 |
営業時間 | 24時間 |
定休日 | 無休(年始のみ休み) |
Web | 公式(※かなり情報が古い模様):沖縄家庭料理の店-三笠食堂 Retty:三笠 松山店(みかさ) (国際通り/沖縄料理) – Retty |