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東京・池袋の「蘭州拉麺火焰山」で人生初の蘭州ラーメンなるものを食し、すっかり気に入ってしまった私。
ブーム来るか!?中国発「蘭州ラーメン」の新しい美味しさに池袋・蘭州拉麺火焰山で出会う
私の住む福岡では、いくら調べてみても蘭州ラーメンの店は出てこない。
全体的に食べ物のクオリティは高いんですが、多様性という点ではどうしても東京に先を越されてしまいますね。
やはり東京遠征時に食べに行くしかないか。。。
その後調べてみると、中国蘭州ラーメン店でも最大手かつ老舗の「馬子禄(マーズルー)牛肉面」が神保町に出店しているらしい。
ずっと気になっていたこの店、先日ついに訪れることができました。
東京・神保町に出店した中国蘭州ラーメンの名店「馬子禄牛肉面」
東京・神保町と言えば古書店街として有名なところ。味のある書店が軒を連ねるその一角に、真新しい外観の「馬子禄(マーズルー)牛肉面」はあります。
平日の13:00頃でしたが、店の前には行列。しかしそれほど長時間待つことはなさそうで一安心。
お店の前には外国人らしきグループ。店内にも多くいました。
その理由の1つが、馬子禄牛肉面が取得している日本では数少ないハラル認証。
ハラルとはアラビア語で「許されている」という意味だそうで、ハラル認証とはざっくり言えばイスラム教徒が食べても大丈夫ですよというお墨付きのことです。
例えば豚肉がイスラム教で禁じられていることはよく知られていますが、豚以外の肉であってもイスラムの方式に従って処理された肉でなければイスラム教徒は食べられません(=ハラルとして許可されない)。
日本の飲食店のほとんどはハラル認証を受けていないため、一見大丈夫そうであってもイスラムの人は立ち寄るのが難しい。
馬子禄牛肉面はその点で安心して食べられるというわけです。
(参考リンク:ハラル(ハラール)について|ハラル・ジャパン協会)
メニューは蘭州牛肉面のみで、麺やトッピングを選ぶスタイル。カウンターで先に注文して席につきます。
最初なので今回はスタンダードな細麺、トッピング増量なしを選択。
日本人と中国や東南アジア、中東系の方々が半々くらいでしょうか?なかなか多国籍な店内。
ヒジャブ(ムスリム女性が頭を覆う布)を身にまとった店員さんも。
あっさり牛骨塩スープにスパイスとパクチーの香り。日本にはない味
緑色のお盆にお茶付きで運ばれてきた、蘭州牛肉面(880円)。
色合い的には一蘭っぽく見えなくもないですが、イスラムのやり方にのっとった牛のみで作られており豚の成分は一切入っていません。
中国蘭州の伝統の技でつくられた細麺に牛骨ベースのスープ、牛肉のチャーシュー、細かく刻まれたパクチー、特製のラー油。
まずスープを一口。あっさりとした塩味の奥にスパイスの風味をほんのりと感じます。
しっかりとした味が好きな私としてはやや物足りなさも感じますが、それでもおいしい。
かなりあっさりめなので、パクチーの風味もしっかりと感じられます。苦手な方は抜いておきましょう。
滑らかでソフトな口当たりの細麺。日本で食べる各種ラーメンとはまた微妙に違った食感。
牛肉チャーシューは脂身がほとんどなく、やや淡白。逆に言えばヘルシーで食べやすい。
細切れのチャーシューや、
大根も入ってました。これが現地スタイルなのか、それとも馬子禄牛肉面オリジナルなんでしょうか?
あとがき
個人的にはより味のしっかりした池袋の蘭州拉麺火焰山の方が好みですが、ここ「馬子禄(マーズルー)牛肉面」も十分おいしかったです。
日本のラーメンとはまた違う、中国蘭州伝統の味。一度味わってみては。
イスラム教徒の知り合いがいるなら、連れて来やすい店として覚えておくといいですね!
店名 | 馬子禄牛肉面 |
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電話番号 | 03-6811-7992 |
住所 | 東京都千代田区神田神保町1-3-18 |
営業時間 | 【昼の部】11:00〜15:00 【夜の部】17:00〜20:30 |
定休日 | なし |
Web | 公式:馬子禄(マーズルー)|日本初!神保町で蘭州ラーメンが食べられるお店 Twitter:馬子禄 牛肉面(@lanzhou_lamian)さん | Twitter Retty:馬子禄 牛肉面(まーずるーぎゅうにくめん) (神保町/ラーメン) – Retty |
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