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2015年5月に当時の新機種MacBook(スペースグレイ)を購入して以来、3年半ぶりに新型MacBook Air(ゴールド)に買い替えた私。
新MacBook Airゴールドはむしろブロンズ?Touch IDでのロック解除が速くて便利!
これで、2019年3月現在の販売モデルはざっくり以下のラインナップとなりました。
・MacBook(12インチ)
・MacBook Air Retinaディスプレイモデル(13インチ)
・MacBook Air(13インチ)
・MacBook Pro Touch Barありモデル(13インチ、15インチ)
・MacBook Pro Touch Barなしモデル(13インチ)
今回は、これらの現行モデルをまず価格やスペックで比較します。
また、手元にあるMacBook(Early 2015)と新MacBook Air(2018)を並べて実際の大きさなども比べてみました。
今からMacBookを購入するなら、どのモデルにすべきなのか?選ぶときの参考になれば幸いです!
MacBook現行モデルの比較表
まず、2019年3月現在の現行モデルを一覧表にしてみました。
スマートフォンなど表が一部しか表示されない場合は、画面を横にしていただくかスワイプ操作でスクロールすることも可能です。
MacBook |
MacBook Air Retina | MacBook Air |
MacBook Pro Touch Barあり |
MacBook Pro Touch Barなし | |
---|---|---|---|---|---|
価格 (税込) | 157,080円〜 | 148,280円〜 | 108,680円〜 |
218,680円〜 (13インチ) 284,680円〜 (15インチ) | 157,080円〜 |
ディスプレイ |
12インチ Retinaディスプレイ (2304×1440) |
13.3インチ Retinaディスプレイ (2560×1600) |
13.3インチ (1440×900) |
13.3インチ 15.4インチ Retinaディスプレイ |
13.3インチ Retinaディスプレイ |
CPU |
1.2GHzデュアルコア Intel Core m3 より |
1.6GHzデュアルコア Intel Core i5 より |
1.8GHzデュアルコア Intel Core i5 より |
2.3GHzクアッドコア Intel Core i5(13inch) 2.2GHz 6コア Intel Core i7(15inch) より |
2.3GHzデュアルコア Intel Core i5 |
メモリ | 8GB〜 | 8GB〜 | 8GB〜 |
8GB〜(13inch) 16GB〜(15inch) | 8GB〜 |
ストレージ | 256GB〜 | 128GB〜 | 128GB〜 |
256GB〜(13inch) 256GB〜(15inch) | 128GB〜 |
サイズ |
1.31 ×28.05 ×19.65 cm |
1.56 ×30.41 ×21.24 cm |
1.7 ×32.5 ×22.7 cm |
1.49 ×30.41 ×21.24 cm 1.55 ×34.93 ×24.07 cm |
1.49 ×30.41 ×21.24 cm |
重量 | 0.92kg | 1.25kg | 1.35kg |
1.37kg 1.83kg | 1.37kg |
グラフィック |
Intel HD Graphics 615 |
Intel UHD Graphics 617 |
Intel HD Graphics 6000 |
Intel Iris Plus Graphics 655(13inch) Intel UHD Graphics 630(15inch) |
Intel Iris Plus Graphics 640(13inch) Intel UHD Graphics 630(15inch) |
バッテリー | 最大10時間 | 最大12時間 | 最大12時間 | 最大10時間 | 最大10時間 |
Touch ID | なし | あり | なし | あり | なし |
カラー |
ゴールド シルバー スペースグレイ |
ゴールド シルバー スペースグレイ | シルバー |
シルバー スペースグレイ |
シルバー スペースグレイ |
※2019/3/5現在
ほとんどがRetinaディスプレイモデルとなり、そうでないのは旧型MacBook Airのみとなりました。ですがその分価格もかなり安め。
コンパクト軽量なMacBookを選ぶか、ハイスペックなMacBook Proにするか、大きさもスペックもその中間あたりに位置するMacBook Airを選ぶか。
基本的にはその3択なのですが、Touch IDやTouch Barの有無も絡んでくるのでどれを選ぶかはとても悩ましいところ。
ちなみに、新MacBook AirにもついているTouch IDの個人的な使用感は至って良好。サクッとロック解除できるのは便利だし、iPhoneよりも認識率が高い気がする。
一方で、Touch Barの評判はかなり悪いといって差し支えない様子。
「Touch Bar」よ、お前は本当に無能だ。存在意義が全くなく、存在しているだけで故障するリスクが高まるという邪魔すぎる存在だ。MacBook Proは、キーボード以上にTouch Barが欠陥だと思う | gori.me(ゴリミー)
新MacBook AirにはTouch IDのみ採用でTouch Barは搭載されなかったところから推察するに、Appleとしてもあまり成功ではなかったと考えているのでしょう。
MacBook(2015)とMacBook Air(2018)を写真で比較
では次に、私の手元にあるMacBook(Early 2015、12インチ)とMacBook Air Retinaディスプレイモデル(2018、13インチ)を写真で比較してみます。
なので、写真で比較する分には古いモデルであることを考慮する必要は全くありません。その前提で以下ご覧ください。
上がMacBookのスペースグレイで、下がMacBook Airゴールド。
画面サイズに違いがあるため、当然大きさも異なります。ですがデザインはほとんど同じ。
重ねてみると、その差がわかりやすい。
MacBookは幅28.05×奥行き19.05cm、Airは30.41×21.24cmとなっています。
厚さ・重さはMacBookが0.35〜1.31cm・0.92kg、Airが0.41〜1.56cm・1.25kg。
従来のAirより約100g軽くなったとはいえ、MacBookに比べると新Airはそれなりに重量感があります。
左サイドのUSB-Cポートは、MacBookが1つに対しAirは2つ。より拡張性が高い。
どちらも右サイドにはイヤホンジャック。
開いてみても、サイズが違うだけで両者は瓜二つ。
サイズが大きい分、Airの方がトラックパッドが大きめ。
“MacBook Air”という名前で発売された新モデルですが、実質的には”13インチMacBook”と呼んだ方が実情に即していると私は思います。
キーボードの印字やピッチもほとんど同じ。
新Airは右上端に電源ボタン兼Touch IDがあるので、その分だけ多少の違いあり。
ただ、両者のバタフライキーボードを打ってみると、打鍵感がかなり異なります。MacBookの方はキーボードが浅く打った感覚が薄いのに比べ、Airはそれなりに厚みがあるためしっかりと打った感覚がある。
私はどちらでもそれなりに適応できる方ですが、ここは好みが分かれるポイント。可能ならApple Storeや家電量販店で実機で確かめるのがいいでしょう。
なお、私は見た目の美しさからUSキーボードを日本語仕様に設定変更して利用しています。詳しいやり方については以下からどうぞ。
JISとUSキーボードの違いと、日本語でMacのUSキーボードを使う際に最低限やっておくべき2つの設定MacBookとAirのベンチマークスコア比較
最後に、MacBook(2015)と新MacBook Air(2018)のベンチマークスコアを比較します。
MacBookは2015年と2018年モデルで外観に差はほぼありませんが、スペックは当然違うのでその点を考慮しつつご覧ください。
まずはMacBookから。オプションで当時選べる最高スペックのものにしたため、CPUはIntel Core M 1.3GHzとなっています。メモリは8GB。
ベンチマークスコアはシングルコア2455、マルチコア4989となりました。
次に、2018年モデルのMacBook Air。
CPUはIntel Core i5 1.6GHz。メモリはオプションで16GBへと増量済み。
スコアはシングルコア2896、マルチコア6209でした。
正直MacBookでもそれほど困ってはいなかったのですが、タブをたくさん開いたり画像加工をしたりすると重くなることもありました。
新MacBook Airに乗り換えてからは、さらにキビキビ動くようになった感覚は確かにあります。(CPUもメモリも強化されているので当たり前ですが)
あとがき
これからMacBookを買う予定の人にすすめるならどれか?と考えると、なかなか難しい。
周りの評判を聞くにTouch Barモデルがオススメしにくいので、それを除いて考えると
- MacBook:軽さ薄さにこだわり、あまり画像・動画編集などの重い作業をしない人に
- MacBook Air(Retina):MacBookほど小さくなくProほどのスペックもないがバランス良好。価格を除けば万人にすすめやすい
- MacBook Air(非Retina):ディスプレイの解像度が許容できるならコスパ良し。はじめてのMacにも
- MacBook Pro(非Touch Bar):画像・動画編集など重い作業をそれなりにするつもりなら
こんな感じでしょうか。
新MacBook Airも十分使いやすくはあるんですが、何せ高いんですよね。
メモリを8→16GBにして、Apple Careをつけると軽く20万円超え。。。
一昔前に比べると、かなり高価な機種ばかりになったものですね。
以上、2019年3月現在のMacBook現行機種の比較でした。よい選択ができることを祈っております!