この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
先日、北海道の東部(道東)へと遠征してきました。
そこでまず向かったのが、監獄でも有名な網走。
網走はオホーツク海(北海道の北側の海)に面しており、冬季には流氷が流れ着く土地。
道の駅にある港から流氷観光砕氷船「おーろら」が運航しており、風などの条件が整えば流氷を間近で見ることができるのです。
流氷というと氷がプカプカ浮いてくるのかと思っていたのですがそんなヤワなものでは断じてなく、一面が氷の世界。
北極にでも迷い込んだかのような光景は本当にすごかった。
ぜひ一度見に行ってみてください。圧巻ですよ!
道の駅「流氷街道網走」から観光砕氷船おーろらに乗り込む
オホーツク海に面した道の駅「流氷街道網走」から、今回乗る観光砕氷船おーろらは出港しています。
運航期間は1/20〜3/31。
運航は日に5回。予約で埋まることもあるようなので、特に休日は余裕を持って行くなり電話予約しておいた方がいいかも。
気候条件によって流氷の状況も変わるので、必ず見られるとは限りません。
(友人は流氷が見られず、半額返金してもらったらしい)
まずはチケットを購入。
大人3,300円となかなかの値段ですが、後から考えるとその価値のある体験でした。
こちらが網走流氷観光砕氷船「おーろら」。
平日にも関わらず、船は観光客でごった返していました。
日本のみならず、中国もしくは台湾からも集団で訪れているっぽい。
「出港〜!」
船内は3フロア。デッキや船内の席、売店も
おーろらの船内は3フロアあり、展望デッキの他に船内から外を見られる席や、
追加で400円の特別席。
流氷ビールなどが購入できる売店も。
中央のデッキは混んでいますが、サイドにあるデッキは意外と空いていたりして穴場ですよ。
行き・帰りと手を振って見送ってくれる流氷硝子館の方々。
流氷どころか氷の大地。そこに突っ込む船。圧倒される光景。
出港してすぐは氷が若干浮いている程度でしたが、
徐々に塊が大きくたくさんになってきて…
一面が流氷だらけに。氷の大地に突っ込んでると言ってもいいくらい。
北極にでも来たのかと錯覚するほどです。
氷をバキバキ割って進むおーろら号。たまに大きな氷に当たって「ゴウン…ゴウン…」という音が響く。
氷の上を走っているかのよう。
流氷の表情も様々。
こんな光景が間近で見られるとは。
一番下のフロアのデッキからだと、流氷がこんなに近くに!
ほんとに氷が近いんですよ。
皆夢中でこの風景に見入っています。
流氷をバックにドヤ顔。
船が氷にパキパキと亀裂を入れながら走る動画もどうぞ。
これから「おーろら」に乗る人に伝えたい5つのポイント
① 船内よりやっぱり外で!
これは言わずもがなだと思いますが、船内から見るのと船外からとでは迫力が段違い。
足が悪いだとか特別な理由がない限り、少しくらい寒くても外で見るのをおすすめします。
手が届きそうなくらい近くで流氷を見られる体験なんて、なかなかないですよ。
ちなみに、船内の席はこんな感じ。
船外からだとこうなります。
② ある程度長時間あるので、前が埋まっても焦らずに
タイミングによりますが、私が行ったときは平日にも関わらず全国・アジアからのお客さんでいっぱいでした。
乗船するとほとんどの乗客は展望デッキに上ります。
以下のような感じで、前一列目にはなかなか行けない状態に。
それでも、焦ることはありません。
乗船時間は結構長いので、最初は歓声を上げながら流氷を見つめていたお客さんもだんだん飽きてきて、中で休んだりし始めます。
その頃に空き始めたデッキなどでの流氷観測を悠々と楽しめばよいのです。
※流氷が豊富に見られた回での話です。流氷が少なく見どころな時間が短いと、あまり余裕がなくなる可能性もあるので注意
③ デッキは混むが、サイドなどで意外と空いているところも
前述の通り最初に混む場所というのは集中しがちです。
(団体客が多かったからかも)
あえて混むところにいなくても、サイドなどに移動してみると空いているエリアがあったりします。
例えば乗船直後、ごったがえす展望デッキに比べサイドデッキはこんな感じ。快適です。
乗客が多くても、空いている場所がないかどうか少し回ってみると、良い観測ポイントが見つかるかもしれません。
④ 氷を間近で見られる1階がおすすめ
私が一番おすすめする船内での観測ポイントは、一番下のフロア横のデッキ。
開けた展望デッキから海を見渡すのもいいですが、やはり流氷を最も間近で見られる1階がベストだと思います。
ズーム無しで流氷がこの距離で見られるんですよ。大迫力。
他の場所で見るのもいいですが、1階での観測は絶対やっておくべきかと。
⑤ 船尾よりも船首で、氷を突っ切る様子と音を体感すべし
もう1つおすすめなのが、船首側での観測。
氷の塊に突っ込んでいく船首、船が氷を割り進んでいく音。
船によって割られた氷がバーっと開けていく様子。
船尾で見るより船首側で見た方がそれらを見られて楽しいです。
さすがに船首の舳先には行けないので、サイドデッキの船首側がおすすめ。
あとがき
想像以上にすさまじい景色を見ることができ、大満足でした。
これは一生に一度は見ておいてほしい。
道東には他にも豊富な観光地や温泉などもありますし、ぜひ行ってみてください!