この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
先日関東に訪れた際、せっかくならうまいラーメン食べに行こうということでいろいろ調べ、訪れた「らーめん鶏喰 〜TRICK〜」というお店。
ラーメン屋らしからぬ上品な内装に接客、そして鶏の香り高いラーメン。
行列ができているからといって店のクオリティが高いとは限らないと個人的には考えているものの、ここは本当に素晴らしい。開店前の行列も納得。
ラーメン好きならばぜひ押さえておくべき鶏麺の名店といっていいと思う。
横浜・吉野町にある、鶏ラーメン専門店「鶏喰 〜TRICK〜」
今回訪れた「鶏喰 〜TRICK〜」の場所は、横浜から地下鉄ブルーラインで10分の吉野町という駅のすぐ近く。都内からだとやや遠いかもしれない。が、行く価値はある(後述)。
到着したのは平日の開店15分前、10:45頃。
既に7〜8人ほどが並んでいた。
店のキャラクターだろうか、たてがみと眉毛が印象的なニワトリがラーメンを喰っている絵が描かれていた。
君、野暮なこと言うようやけどそれ同胞のダシやで。
この日はなんと偶然にもお店の2周年当日(11/20)。
レギュラーメニューはなく、限定の鶏白湯のみだという。
いつも出しているラーメンを食べたかった気持ちもあるが、ここはラッキーと捉えておこう。
ちょうど自分の前の人までが1巡目で入店したため、列の先頭でしばし待つ。
お店の方があたたかいお茶を並んでいる人に配っていました。こういう心遣いができる店、いいね。
内装も接客もラーメンも、穏やかで上品なたたずまい
ほどなく入店。店はテーブル1つとカウンターのみと小さめながら、綺麗に保たれていて好印象。
なんだかラーメン店とは思えないレストランのような厨房に、店のご主人やスタッフさんたちの接客もとても丁寧で上品。
ねじり鉢巻に「らっしゃ〜い!」「ラーメン一丁!」みたいなのと真逆で、穏やかな笑顔とシェフっぽい出で立ちで「失礼致します」「かしこまりました」という感じ。こういう店があるんですなあ。
おしながきにはさっきの共食いキャラクター。ええ体しとるな。
注文は限定ラーメンにかつお油、それに鶏チャーシュー丼。
通常の倍近い鶏を使った、初のコッテリスープらしい。
味玉や麺にもこだわりがあるらしい。通常メニューには塩、醤油があり、それぞれ別の麺を使っているとのこと。
そして到着したラーメンがこちら。
高級レストランの一品として出されてもおかしくないような、いい意味でラーメンらしくない彩りにまず驚く。なんだこれは。
鶏の旨味がつまったクセのないスープ、麺に具材もしみじみうまい
鶏の濃厚なダシが溶け込んだ白湯スープ。ジャンクなラーメンにありがちな一口目でガツンと来る感じはなく、口に入れて味わうと舌に広がる旨味が心地良い。
麺は平打ちで、スープによくからむ。
香ばしい鶏ハムのチャーシュー。脂少なめなのが女性にも嬉しい。
これは…ちょっと何かわからなかった(汗
けどうまい。
味玉を撮っていたら、ニワトリキャラが写り込んでシュールな光景に。
この卵、あんたが産んだんか。
(これもしっかり半熟で美味しかった)
チャーシュー丼はラーメン用のものとは全然違い、細切れにして炒めてあるものを使用。
中央にはそぼろあんがかけてあったりなど手が凝っており、こちらもハイクオリティ。
思わずこんな状態になってしまうのも無理はないのであった。
あとがき
料理、店、人、どれをとっても一流のラーメン店と言って差し支えないと思う。
クセが少なく、女性やある程度高齢の方であっても勧めやすいのもプラスポイント。
次は通常メニューの塩や醤油ラーメン食べに来ようっと。
都内からは若干距離があるものの、首都圏の方であれば一度は訪れてみてほしい名店。ぜひ。