この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
美味しいものがたくさんある国・台湾の中でも”食は台南にあり“と言われるほどの美食都市・台南。
台南在住でブログ「あしたはもっと遠くへいこう」を運営するまえはらさん(@Maechan0502)におすすめの店を案内していただきました。
SNS上では前から知り合いだったとはいえ、初対面の私にいろいろ良くしてくださって感謝、感謝。
地元で大人気の小籠包を中心とした中華料理店、台湾名物「サバヒー」のおかゆ、さらにはデザートまで。
台南に来たら必食のグルメばかりです!
地元で大人気!小籠包がうまい「上海華都小吃點心城」
まず最初に連れてきたもらったのが「上海華都小吃點心城」という地元で人気の店。
台湾で小籠包といえば鼎泰豊が有名ですが(参考→世界の10大レストランに選ばれた、小龍包・点心の名店「鼎泰豊(ディンタイフォン)」in 台北)、日本にもある上に観光客向けでちょっと高め。
その点、この上海華都小吃は地元の人もよく訪れる人気店で、立派なエントランスや凝った内装はないもののとにかくうまい!そして安い!
高級店のようなところよりも、私はこういった街中にある肩肘張らない地元民おすすめの店のほうが好きですね。
赤い看板が目印。「大衆化的消費」というのは庶民の店ですよ、的な意味でしょうか。
原付がずらりと並ぶ台湾おなじみの光景。中に入ってみましょう。
それほど広くない店内は、ご覧のとおり大盛況!ほとんどが地元の方のようでしたが、たまたま日本人もいて少し話をしました。
豊富なメニューに目移りすることしきり。たどたどしいながら日本語も書いてあるので迷いません。
台湾元を日本円に換算するには、3倍ちょいすればOK。計算してみると、日本の中華料理店の半額くらいでしょうか?安い!
ここに来たら、なんと言っても小籠包でしょう!250円くらい。
まずは台湾ビールで乾杯!
東南アジアにも言えることですが、暑い国のビールは日本のものに比べてあっさりスッキリしてますよね。汗をダラダラかいた後にぴったり。
小籠包きたー!!!うまそうすぎる!
小皿に盛られたたっぷりのしょうが。
これを自分用に少量取り、醤油をかけます。
レンゲに小籠包を乗せ、醤油のついたしょうがを添えて…いただきます!
噛んだ瞬間、「どうやって閉じ込められたん?」というほどたっぷりのアツアツ肉汁が口の中にあふれます。
日本でこんなうまい小籠包食べたことないわ。
これは豚肉チャーハン(75元≒約240円)だったかな。
あっさり目の炒飯に、豚肉とピーマンのあんが絡む。
この、「盛り付けとかさほど気にしないけど、その代わり間違いなくうまいぞ!」なビジュアルよ。
麻婆豆腐スキーな私も大満足。
2人でこれだけ飲んで食べて、日本円でいえば千数百円という驚きの価格。たまらん。近所にほしい。(無理)
豆花とかき氷の「氷郷」→珍しいお茶が飲める「紅太陽」
デザートにと立ち寄ったのが、台南四大豆花店の1つでもある「氷郷」というお店。
豆花とは、豆乳でつくられたプリンのようなものらしい。
ここでは、豆花のほか各種かき氷やフルーツがとてもおいしいとのこと。
たびたびテレビや雑誌でも取り上げられているようです。マンゴーめっちゃうまそう。。。
ただ、残念ながらこの日は満席の上にマンゴーやイチゴが品切れとのこと。次回また来ることにして、別の店へ。
氷郷に来る途中に見かけた、紅太陽 RED SUN TEA SHOPというお茶の店。
台湾人はお茶が大好きで、至る所にお茶が飲める店があります。話によると、どんなものでもお茶にしてしまうらしい。
お店の一番人気、「海尼根緑茶」。これ、何のお茶だと思います?
正解は、ハイネケンでした!そう、あのビールのハイネケンです。
海尼根……かい、に、こん……読めなくもない、かな?
実際にハイネケンが入っているもののビールとしての味はあまり強くなく、フルーツ風味のトロピカルで爽やかなお茶、といった感じ。暑い日には特にうまい!
「阿憨鹹粥」で台湾名物サバヒーのおかゆを食す
翌日、まえはらさんは仕事に行ったのですが私はおすすめされたサバヒーのおかゆ(虱目魚肚粥)が食べられる店「阿憨鹹粥」へ。
この地域密着感!いいよいいよー。
まだ午前10時過ぎですが、皆思い思いにおかゆをほおばっています。
サバヒーのおかゆは120台湾元(約370円)。
英語は通じませんでしたが、メニューを指差したらわかってもらえました。
魚の身がどーんと入ったおかゆ到着!
豪快に1匹分まるごと入ってます。身がプリップリ。
スープはかなりあっさりめ。台湾人は日本に比べてあっさり味が好きだと聞いていますが、これだけだと個人的にはちょっと物足りないかな?
そう思いつつサバヒーと一緒に食べると、柔らかく脂が乗っててうまい!
日本のおかゆはあまり具が入っているイメージありませんが、この店のおかゆはサバヒーの身と一緒に食べることで完成するんですね。さすが、評判のお店なのもうなずける。
台湾ラーメンのルーツでもあるコクウマ麺「度小月担仔麺」
台南最後の食事は、こちらもおすすめしてもらった店の1つ「度小月担仔麺」へ。
担仔麺(タンツーメン)とは、ソフト麺の上に肉味噌、おろしニンニク、エビを乗せた麺料理。
スープはかなりあっさりしているのですが、混ぜるとコクウマ絶品スープに変身。
詳しいレポートは、以下の記事をどうぞ。
あとがき
いずれも日本ではまず味わうことができないタイプの美味しさで、短い時間ながら食の都・台南を満喫させていただきました。
日本人の舌にも合う品ばかりなので、台南旅行の際にはぜひ訪れてみてください!