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台湾第3の都市、台中。その名の通り台湾の中部西寄りにあり、人口は約270万人で名古屋と同程度。
物価や気候、地理的条件など含めて住みやすい街としても知られているところです。
その台中に前回の台湾遠征の帰り際、少しだけ立ち寄ることができました。
お土産でも見て回ろうかということで、最初に訪れたのが台中駅前にある「宮原眼科」。
え、眼科でお土産?というか海外旅行で眼科行くの?と思われるでしょうが、ここは元々日本統治時代、眼科だったところを改装してお土産屋 兼 アイスクリーム屋さんにしたとのこと。
駅前なのでアクセス抜群ですし、ふらっと立ち寄って土産物探しや休憩がてらアイスを食べるのも楽しいですよ!
日本統治時代、1927年に建てられた「宮原眼科」今はアイスとお土産の店に
宮原眼科は、台中駅から徒歩3分。割と古めのビルが立ち並ぶ道の角にあります。
日本統治時代の1927年(昭和2年)、宮原武熊医師によって開業されたという「宮原眼科」。
ここ数十年は空き家になっていたところ、台中の企業によってリニューアルされ新たな観光スポットとしてオープンしたとのこと。
以前紹介した台南市の「林百貨」と同じパターンですね。レトロブームなのでしょうか。
建立当時のレンガ造りと、近代的な角ばった建物がドッキングしたような造りになっています。
入口は昔のまま。宮原眼科は戦後、国民党によって「台中市衛生院」としてしばらく利用されていたそうです。
このアーチをくぐる通路も当時の面影を残していますが、建物内部はどうでしょうか。
当時の調度品、それに再現したものなども利用し、レトロな感じの内装となっていました。
全体的に高級感があり、店員さんも高級デパートのような出で立ちと接客っぷり。
価格は日本の普通のお土産かそれよりちょっと高いくらいで、台湾の物価(日本の1/2〜2/3ほど)から考えても高級品と言っていいでしょう。完全に観光客向けですね。
昔の眼科ってこんなに本があって天井高かったんだろうか…?
おそらくリニューアル時に当時の雰囲気を鑑みつつアレンジしたんでしょうね。
いかにも日本の昭和初期までの時期にありそうなパッケージのお菓子やお茶などがいろいろ販売されています。
当時を再現しているというよりは、当時の絵柄で新たに商品を作っているという感じ。ファッションレトロとでも言うべきか。
それにしても人がたくさんで、大繁盛しています。
今思ったんですが、床をもうちょい昔っぽくすればより再現性高くなるのではと思いました。それを望んでいるかは別として。
併設されたお店で、アイスやミルクティーを楽しもう
宮原眼科は、ただのレトロなお土産店ではありません。
もう1つの楽しみが、併設されたアイスクリーム屋「冰淇淋」やミルクティー屋「宮原珍奶」。
宮原珍奶のメインメニューは、台湾名物のタピオカ入りミルクティー。後ろにずらっと並んでいる缶には茶葉が入っているそう。
その隣には、大人気の冰淇淋(アイスクリーム)屋さん。
しかし今回は時間が無くて入れず、片手落ちのレポートになってしまいました。。。
台湾ナビさんが詳しく紹介しているので、そちらも参考に。
- 参考(外部リンク):宮原眼科(台中市) | 台湾グルメ・レストラン-台北ナビ
ここから歩いて2分ほどのところに、もう1店舗アイスクリーム屋さん「第四信用合作社」が開店しています。こちらは銀行の建物を利用しているらしい。
宮原眼科が一杯だったらそちらに行くのもいいですね。
- 参考(外部リンク):宮原眼科アイスクリームの新店舗は、銀行? | 台北ナビ
あとがき
日本人でもなんだか懐かしくなる(かもしれない)スポット、宮原眼科。
お土産探しにも、暑い台湾でのアイス休憩にも、立ち寄りやすい場所なのでぜひ!
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