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台湾南部最大の都市・高雄(Kaohsiung、たかお/カオシュン)の有名店「高雄婆婆冰」の創業店にて、名物のマンゴーミルクかき氷をいただいてきました。
マンゴーミルクといってもマンゴー味の練乳がかかっているわけではなく、ミルクを凍らせた氷でつくったかき氷にマンゴーとマンゴー味のアイスが乗っているもの。
最近ではふわふわしたかき氷が日本でも増えていますが、かき氷というとふつうの氷にシロップや練乳をかけたものがまだまだ一般的。
私自身もそのタイプのものしか食べたことがありませんでした。
なのでここのミルクかき氷の柔らかさとミルク感には驚き。
しかもそこにゴロゴロと大きなマンゴーとマンゴー味アイスが乗ってるんですよ?おいしくないわけがなかった。
台湾・高雄の人気かき氷店「高雄婆婆冰」
高雄婆婆冰は、高雄捷運の鹽埕埔站(MRT Yanchengpu Station)という駅から徒歩6分。
4月とはいえ、高雄は沖縄どころか石垣島よりもさらに南に位置する都市。この日は特に天気が良く、30℃はあろうかという暑さでした。
牛肉麺を食べたばかりだったこともあり、汗だくになりながら到着。
高雄婆婆冰は、1934年創業という老舗のかき氷店。70年以上もこの地で営業しているんですねー。
「婆婆」の字面から感じる圧力がすごい。
高雄婆婆冰は1934年の創業です。2代目の蔡雄数さんと蔡王金さん夫婦が母親の伝統の味を守って塩埕埔の大菜市場で営業していた際に、亡くなった初代の母親を記念して「高雄婆婆冰」と名前を改めたのです。現在は3代目で先代の末の息子さんと奥さんが経営しています。
高雄婆婆冰は多くの高雄のお年寄りにとっては思い出のお店で、もともとは定食屋で、様々な工夫を重ねてかき氷を始めました。素朴でレトロな雰囲気が漂うお店の外には椅子とテーブルが並べられて、いつもお客さんで一杯です。
旅々台北 [高雄婆婆冰] ※リンク切れ
お客さんは観光客ばかりという雰囲気でもなく、地元でも愛されている店だというのが感じられます。
提灯に「日式」とあるけど、どのへんが日本風なんだろう。
メニュー。一番人気のマンゴーかき氷(芒果牛奶冰)は100台湾ドル(NTD)で、ミルクかき氷にすると20NTDプラス。
2017年11月現在だと1台湾ドルが約3.7円なので、120台湾ドルだと約450円。日本と同じくらいの感覚なので、物価を考えるとやや高めといった感じでしょうか。
大きな皿に大盛りのミルクかき氷、大量のマンゴー、アイスがドドン!
マンゴーかき氷が到着した瞬間、1人で来たことを後悔しました。デカイ!
こんな大きな皿でかき氷が出て来るの見たことないぞ。。。
横にコンデジRX100M3を置いてみましたが、大きさ伝わるでしょうか。どう考えても一人で食べる量じゃない。
2人でもかなりガッツリと食べられるボリューム。
かき氷の上には、大ぶりでみずみずしいマンゴーがゴロゴロと贅沢に乗っています。量的に1個分まるまるはありそう。
さすがマンゴー栽培が盛んな南国・高雄。
一番上にはマンゴーアイスが2個。味もさることながら、量が多いだけにアイスで変化をつけられるのもGood。
削り方が細かく、ふわふわのミルク味かき氷。口の中に入れた瞬間ふわっと溶けていく感触がたまりません。
日本と同程度の値段だから高め、と書きましたが、これだけのボリュームとマンゴーの贅沢感なら全然安い。
高雄を探せばもっと安いところもあるかもですが、少なくとも日本人の感覚なら味だけでなくコスパの面でも十分満足でしょう。
あとがき
おいしいミルク味のかき氷に加え、これだけのマンゴーが食べられる機会なんてほとんどの日本人にとってはそうない経験。
高雄旅行の際はぜひ味わってみてください!
店名 | 高雄婆婆冰 創始店 |
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電話番号 | (+886)07-5616567 |
住所 | 高雄市鹽埕區七賢三路135號 |
営業時間 | 9:00〜24:00 |
定休日 | 月、火 |
Web | TripAdvisor:高雄婆婆冰 の口コミ135件 – トリップアドバイザー |