この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
メインで利用するスマートフォンを、試しにiPhone XSからPixel 3aへと移行してみようかと考えている今日この頃。
その一環としてモバイルSuicaを移動させようと思ったのですが、なんとiPhoneのモバイルSuica(Apple Pay)からAndroidへは移行(情報の引き継ぎ)はできないとのこと。なんでや。。。
Apple PayのSuicaからモバイルSuicaへSuica情報を引き継ぐ(機種変更する)ことはできません。Apple PayのSuicaについては、一旦退会をしていただくことになります。
Apple PayのSuica:JR東日本>各種手続き>機種変更
なので、機種変更等でiPhoneからAndroidに乗り換える場合には一旦払い戻しをするか使い切るしかありません。
電車やバス、コンビニ等での利用で無駄なく使い切るのは難しいので、通常ならば払い戻しをしたいところ。
ただ、モバイルSuicaにチャージされている残金を払い戻す場合には、220円の手数料を取られてしまうんです。
たかが220円、されど。。。
大した金額ではありませんが、なんとなく損した気分になってしまうのは否めない。
そこで手数料を取られずに残額を有効利用する方法はないかと調べてみたところ、見つけました。
それは、Amazonギフト券(チャージタイプ)購入すること。
実際にやってみたので、その手順を紹介します。
モバイルSuicaを払い戻すと手数料がかかる
まず、モバイルSuicaをそのまま払い戻すとどうなるのかやってみましょう。
Suicaのアプリを起動し、右下の「Suica管理」メニューから下にスクロールしていき、「このSuicaを払戻す」をタップ。
払い戻しする場合は、チャージ残額だけでなく定期券やグリーン券なども払い戻しとなってしまうことに注意。
また、返金期日は2週間〜1ヶ月後になるとのこと。いくらなんでも長すぎやろ。。。
私の場合、定期券などは持っておらずチャージ残額10,456円のみ。
払戻額を確認してみると、手数料220円が差し引かれて合計が10,236円となっています。
ここから口座情報を入力すれば手続き完了。
手数料については、モバイルSuicaの公式ページにも記載があります。
SF(電子マネー)の払いもどし額は、SF(電子マネー)の残額から手数料220円を差し引いた金額です。ただし、定期券を購入している場合で、定期券の払いもどし可能額が220円以上の場合は、SF(電子マネー)の払いもどしに手数料は発生しません。定期券の払いもどし可能額が220円未満の場合は、220円に満たない額をSF(電子マネー)の残額から手数料として差し引いた金額で払いもどしします。
JR東日本:モバイルSuica>各種手続き>退会>退会に伴う払いもどし額の計算方法
なんだか記述がややこしいですが、要するに電子マネーと定期券との合計払い戻し額から手数料220円を差し引きますよ、ということ。
今回は、この手数料を取られない形でチャージ残額を(実質的に)払い戻すことを考えます。
Amazonギフト券(チャージタイプ)をモバイルSuicaで購入する
Amazonギフト券(チャージタイプ)は、「5,000円」「10,000円」といった定額のほか、1円単位で金額を入力して購入することが可能。
また、支払い方法にSuicaを含む電子マネーが指定できます。
これを利用し、モバイルSuicaのチャージ残額でAmazonギフト券チャージタイプを買えば1円も無駄にせずに済む。
実際にやってみましょう。Amazonギフト券チャージタイプの購入ページに行き、金額の入力欄にモバイルSuicaの残りと同じ額を入力。
支払い方法では「コンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネー払い」を選びます。
支払い方法と金額が間違いないことを確認し、そのまま注文を確定。
すると、支払い用のURLが載った注文確認メールが届きます。このURLを押して支払い方法の選択画面へ。
電子マネーの項目からモバイルSuicaを選んで、登録しているメールアドレスを入力します。
メールアドレスがわからない場合は、Suicaアプリの「携帯情報端末の情報」から「携帯情報端末のメールアドレス」を確認すればOK。
(決済用のメールが届きさえすればいいので、もしかしたらこのメールアドレスじゃなくてもいいのかも)
メールアドレスを入力して送信すると、決済用のメールがそのアドレスに配信されます。
ネット決済用のメールに記載された「支払手続きはこちら」のURLをタップ。
「⇒Suicaアプリを起動」のリンクを押してSuicaアプリが開いたら、支払いに使うモバイルSuicaを選択。
「支払手続きする」を押せば、モバイルSuicaによるネット決済は完了です。
Suicaアプリのチャージ残額を確認してみると、思惑通りちょうど使い切って0円に。
Amazonギフト券も自動的にチャージされ、残高としてしっかり登録されていました。
現金というわけにはいきませんが、Amazonの残高ならほとんどの人はいずれ使い切るはず。これなら1円も無駄にせず有効利用できそうです。
あとがき
モバイルSuica払い戻しの際、手数料220円や2週間〜1ヶ月のタイムラグが我慢ならない場合には、Amazonギフト券を買って使い切る方法もあると覚えておいてください!
「ビックカメラSuicaカード」iPhoneのApple PayでモバイルSuicaにオートチャージ設定するならベストな選択