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私事ですが、40歳にして結婚することになりました。というかもうしました。
初婚なので、結婚に伴うさまざまな手続きやあいさつ、イベント等々はもちろん初体験。
そのつど調べたりしながら、ひとつずつ進めています。
せっかくブログを書いているので、この記事では私の経験も踏まえ結婚に際してやるべきことをまとめました!
それぞれの家族へのあいさつ
お互いの家族へあいさつ
昔ほど「家同士の結婚」という意味合いは薄れつつありますが、両家の家族と仲が良いに越したことはありません。
家族仲が悪いなどの理由がないのであれば、お互いの実家に出向くなりして相手の家族に挨拶しておくといいでしょう。
その際、地元のお土産などを持っていくのもいいですね。
私の場合は長崎出身なので、ベタですがカステラを持っていきました。デザインが今風で小分けの食べやすいやつ。
両家のあいさつ(or 結納)
個別にあいさつを済ませたら、結婚前に両家の顔合わせもしておきたいところ。
ちょっといい飲食店でも予約して、両家の親同士の顔合わせをセッティングしましょう。
本人達なり両家のいずれかが昔からの儀式を重んじるのであれば、結納(ゆいのう)をする場合もあります。
近年は結納をするカップルは2割以下とずいぶん減っているらしい。私たちも結納はせず、顔合わせ食事会にとどめる予定です。
結納にも「正式結納」「略式結納」があったり、結納品を交わしたりなど色々としきたりがあるようなので、もし結納をする場合には親と相談するなり調べて準備しましょう。
結納とは、婚約を正式にととのえるための儀式のこと。
およそ1600年前から行われている宮中儀礼をルーツとした婚礼行事のひとつで、儀式の内容は、「結納品」や「結納金」と呼ばれる金品を両家の間で取り交わすのが一般的。
【専門家監修】結納と顔合わせは何が違う?日取りや服装、準備の仕方を徹底比較!
役所等での公的手続き
婚姻届の提出
正式に結婚と認められるのは、婚姻届を提出し受理されたとき。
この項では婚姻届を提出するまでのステップを詳しく解説します。
婚姻届は、各市町村の区役所に置いてあります。
全国共通の様式で、紙がめちゃめちゃ薄っぺらいので汚したり破ったりしないよう注意が必要です。
役所のホームページからダウンロードできるところもあるので、自宅やコンビニ等で印刷してもよいでしょう。
コンビニがプリンター代わりになる!セブンネットプリントの利用手順
証人欄も含めると訂正が難しい場合もあるので、念のため2枚用意しておくと安心。
一部市町村には、ゼクシィがつくっているご当地婚姻届なるものもあるようなので、こちらをダウンロードして記入してもいいでしょう。
婚姻届を2人それぞれ記入します。普段あまり触れる機会のない本籍地を記入する欄があるので、事前に調べておきましょう。
役所で本籍地が載った住民票の写しを請求したり、運転免許を持っている場合は警察署や運転免許センターでも調べられます。
運転免許証とスマートフォンがあれば、スマートフォンで免許に内蔵されたICチップを読み取って本籍地を調べることも可能。
なお、2人の新しい本籍地は実在する番地であればどこでもOK。
今の住所でも、憧れの場所でも、応援しているスポーツチームの本拠地でもお好きなところを選んでください。
運転免許証をスマートフォンアプリで読み取れば、本籍地を調べられる。その方法を紹介婚姻届には、2人の証人の記入欄があります。
結婚する2人以外なら誰でもいいので、家族・友人なり職場の同僚なり書いてもらえそうな人に記入してもらいましょう。
その際には住所や本籍地も記載する必要があるので、最低限そういった情報を知っても問題ない間柄の相手で。
婚姻届を記入したら、提出前に一度役所で確認してもらうのがおすすめ。
特に土日提出だとその場で気付けないので、受理されない不備があると結婚記念日がずれ込んでしまう場合があります。
提出先は、基本的には夫妻どちらかの本籍地もしくは住所地(所在地)の役所。
ですが一時的な滞在場所も含まれるため、旅行先など日本のどこで提出してもOK。郵送も可能。
土日など役所の開庁時間外に提出する場合は、受付窓口に預けることになります。
その場で一通り確認した後、後日開庁時間に改めて審査され、受理が決定されます。
不備がない場合には、土日であっても提出した日が書類上の結婚記念日となります。
どちらかの誕生日、付き合い始めた記念日、大安や一粒万倍といった縁起の良い日など、2人の好みに合わせて選ぶと良いでしょう。
婚姻届と一緒に持参するものは、
・戸籍全部事項証明書(戸籍謄本) ※本籍地が役所の管轄内であれば扶養
・届出人の印鑑
・届出人の本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証、パスポート、健康保険証など)
その他、届出人によっては以下の書類が必要となります。
・未成年者の場合は、両親の同意書(婚姻届への記載でも可)
・国際結婚の場合は、外国籍の方の出生証明書と国籍証明書および訳文(翻訳者を明記)
・すでに海外で婚姻が成立している場合は、婚姻証明書および訳文(翻訳者を明記)
転入届の提出
どちらかが別の市町村に引っ越して同居をはじめる場合、元住所での転出手続きと新住所での転入届提出が必要です。
引っ越す方は元の住所を管轄する役所に転出届を提出し、転出証明書をもらいます。
郵送でも可能ですが、その場合は早めに送付しましょう。
その後、新住所を管轄する役所に行き転出証明書とともに転入届を提出します。
・印鑑
・転出証明書
・本人確認書類
・年金手帳(国民年金の場合)
・住民基本台帳カード(あれば)※本人が届け出る場合は印鑑不要
基本的に、転出届および転入届は引っ越し日の14日以内となっています。
なお、婚姻届の提出が平日であれば転入届との同時提出が可能。
婚姻届提出が休日の場合、転入届は平日にしか提出できないためどちらかを先にすることになります。
役所で婚姻届に間違いがないか事前チェックしてもらう際、転入届の提出タイミングについても相談してみるのがよいでしょう。
年金事務所で扶養の手続き(年金、健康保険)
夫婦のうち片方の年間収入が130万円未満、かつもう片方の収入がその倍以上ある場合には、収入が少ない方を被扶養者とすることが可能。
年間収入※130万円未満(60歳以上または障害者の場合は、年間収入180万円未満)かつ
同居の場合 収入が扶養者(被保険者)の収入の半分未満(*)
別居の場合 収入が扶養者(被保険者)からの仕送り額未満
従業員(健康保険・厚生年金保険の被保険者)が家族を被扶養者にするとき、被扶養者に異動があったときの手続き|日本年金機構
被扶養者は年金保険料の納付義務がなくなり、健康保険料を収めることなく保険証が利用できます。
個人事業主や一人社長の場合は、自分で年金事務所に行く or 郵送で手続きをしましょう。
提出書類等は以下のページを確認ください。
なお、この場合元々入っていた健康保険からは脱退の手続きが必要になります。
会社員の場合は、ほとんどの場合会社の専門部署が手続きをしてくれるはず。確認してみてください。
確定申告や年末調整で、配偶者控除・特別控除を受ける
被扶養者の給与収入が103万円以下なら配偶者控除、103〜150万円までなら配偶者特別控除が受けられるため、収める税金が少なくてすみます。
個人事業主の場合は、確定申告書の「配偶者(特別)控除」欄へ記入。
会社員の場合は、年末調整時に「給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」を提出します。
各種名義変更
日本の現行制度のもとでは、夫妻どちらかの姓に統一するのが原則。
もともと同姓という珍しいパターンをのぞき、どちらかが名字を変える必要があります。
名字を変更したら、面倒ですが免許やパスポートから各種サービスまで数多くの名義変更手続きをしなければなりません。
代表的なものを以下に箇条書きで紹介します。カッコ内は名義変更ができる場所。
- 運転免許証(警察署)
- パスポート(パスポートセンター)
- マイナンバーカード(市町村区役所)
- 印鑑登録(市町村区役所)
- 銀行口座
- クレジットカード
- 携帯電話
- Amazonなどのネットショップ
※利用可能な場合は家族割の手続きも
利用しているサービスをすべて探し当てるのは大変ですが、カードの支払い履歴をチェックするのはひとつの手。
支払いを伴うサービスの多くがこれで洗い出せるので、あとは片っ端から名義変更していくだけです。
その他のやるべきこと
新しい姓の印鑑をつくる
多くの人は名字で印鑑を作っているはずなので、改姓した場合は印鑑も作り直す必要があります。
ネットの印鑑作成サービスを利用するのが簡単で安上がり。
多くのショップがあるので、値段や材質などを見比べながら選んでみてください。
場合によって多少値は張るかもしれませんが、街の印鑑屋さんに頼むのも手ですね。
会社への報告
改姓した場合、職場でどちらの姓を使うのかは悩ましい問題。
旧姓でなじんでいる場合はそのままで、改姓後に就職・転職などした場合は新姓で……というのが私がこれまで見てきた限りでは一般的なパターンかと思いますが、好みで選ぶといいでしょう。
なお、書類上の手続きではいずれにしろ正式な姓(新姓)が必要になる場合もあります。
【後日更新予定】結婚式
私たちはまだ結婚式を挙げていないので、この項目は実際に体験し次第追記します。
【後日更新予定】ハネムーン
現在の情勢からハネムーンらしい旅行は計画できていないので、この項目についても後日更新予定。