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私が旅行や出張のときに必ず持っていく、モバイルバッテリーにコンセントプラグが一体化したハイブリッドな製品。
USB充電器とモバイルバッテリーの1台2役をこなすので、これと充電ケーブルだけ持っていけば出先でもホテルでも確実に充電ができてとても便利。荷物も少なくてすむ優れものです。
この記事でレビューするのは、CIOという日本のメーカーが販売しているSMARTCOBY Pro PLUGというコンセントつきのモバイルバッテリー 兼 充電器。
約10,000mAhの大容量でUSB-A×1、USB-C×1の計2ポートの同時充電が可能。
ここまでならAnkerのPowerCore Fusion 10000と同じですが、SMARTCOBY Pro PLUGを特徴づけているのはその高出力。
USB-Cポートからはなんと最大30Wの出力ができ、USB-C&USB-Aの同時充電でもその最高出力を維持可能とのこと。(合計最大出力は30W+12Wで42W)
このSMARTCOBY Pro PLUGを使えば、通常30Wの電源アダプタを使うMacBook Airをモバイルバッテリーからほぼフルスピードで充電可能。
MacBook Airをよく持ち歩く私にとっても便利なので、おすすめのモバイルバッテリーリストにも加えておきました。
スマホとノートパソコンをよく持ち歩く人に、特におすすめの製品です!
SMARTCOBY Pro PLUGのデザインや出力ポートをチェック
白地に紫のシンプルで印象的なパッケージ。2022年度のRed Dotデザインアワード、グッドデザイン賞を受賞したらしい。
色はブラックとホワイトの2色で、私はブラックを購入。
製品本体や説明書のほか、大阪出身のCIO社長からのメッセージも入っていました。
こちらがSMARTCOBY Pro PLUGの本体。容量が10,000mAhあるのでそれなりに大きいですが、ギリ手のひらに収まるくらいのサイズ感。
表面には荒めのシボ加工(表面処理で模様をつけること)がしてあり、キズがつきにくくなっています。
出力ポートはUSB-C×1、USB-A×1。内蔵バッテリーへの充電はコンセントからのみ。
上部のボタンを押すと、残量表示LEDが光ります。紫が100〜76%、緑が75〜51%、青が50〜26%、赤が25%以下とのこと。
4色の表す意味をいちいち覚えないと残量がわからないので、この点については改善の余地ありかなと個人的には思います。
折りたたみ式のコンセントプラグ。使わないときはしまっておけるのが良い。
最大30Wの急速充電&2台同時充電可能。パワフルなコンセント付きバッテリー
SMARTCOBY Pro PLUGの大きな特徴が、最大30W(2台同時なら合計最大42W)もの急速充電。
2台のスマートフォン、あるいはスマートフォンとカメラ等のデバイスを同時に充電できるのはとても便利です。
コンセントがついているので、別途電源アダプタ等を持ち歩く必要がないのもメリット。旅行や出張となったら、とりあえずこのSMARTCOBY Pro PLUGと充電したいデバイスにあわせたケーブルさえ持っていけばOKな安心感よ。
SMARTCOBY Pro PLUGでM1 MacBook Airを充電してみた
MacBook Airへも最速充電できるという触れ込みのSMARTCOBY Pro PLUG。
では実際にどのくらいのスピードで充電できるのか、実際にやってみました。
M1チップ搭載MacBook Airを、コンセントに接続していない状態のSMARTCOBY Pro PLUGで充電。
MacBook Airはスクショ撮影時以外は特に操作せず、10分後に画面オフ。30分でどのくらいバッテリーが回復するかを調べます。
結果は、MacBook Airのバッテリーが30分で55→77%まで回復。
システム環境設定を確認したところ、仕様通りの30Wで充電できているようでした。
モバイルバッテリーから、MacBook Air付属の電源アダプタ(こちらも30W)で充電しているのと変わらない速度で急速充電できるのは強い。
MacBook Airなど、比較的低電力で動作するノートパソコンのバックアップ用として持ち歩くのに良さそう。
AnkerとSMARTCOBY、どちらを選ぶ?
約10,000mAhの容量をもつコンセントつきモバイルバッテリーとして、SMARTCOBY Pro PLUGと競合する製品がAnker PowerCore Fusion 10000。
どちらを買うかで迷っている人のために、両製品の共通点と違いをみていきましょう。
それぞれの重量を実際に測ってみました。
SMARTCOBY Pro PLUGは266.0g(仕様では約265g)。
Anker PowerCore Fusion 10000は289.0g(仕様では約278g)。
仕様より10g以上重いのが気になりますが……それは置いといて、微差ですがSMARTCOBYより23g重い。
次に、Anker PowerCore Fusion 10000でMacBook Airを充電してみました。
仕様通り出力は最大20Wで、バッテリーを30分で13%増やすことができました。
一応こちらの製品でもMacBook Airの充電は可能なようですが、やはり最大30W出力のSMARTCOBY Pro PLUG(30分で22%回復)よりはかなり遅い。
以上より、SMARTCOBY Pro PLUGとAnker PowerCore Fusion 10000の共通点、前者が優れている点、後者が優れている点をまとめます。
- 【共通】1台2役のコンセントつきモバイルバッテリーで、旅行・出張時の荷物が減らせる
- 【共通】USB-Cポート×1、USB-Aポート×1を備え、急速充電および2つのデバイスに同時充電が可能
- 【好みによる】全体的に丸みを帯びてやわらかいデザインのAnkerに対し、SMARTCOBYはやや角張っていて無骨なイメージ(個人の感想です)
- 【SMARTCOBYが上】USB-Cポートで最大30W、2ポート同時で最大42Wの急速充電が可能(PowerCore Fusionは最大20W、2ポートだと最大15W)
- 【SMARTCOBYが上】MacBook Airにも電源接続時とほぼ変わらないスピードで充電可
- 【Ankerが上】通常時の価格が安い。SMARTCOBYは7,128円、PowerCore Fusionは5,990円
- 【Ankerが上】残量表示ランプが4段階でわかりやすい。SMARTCOBYは色の意味(紫なら100〜76%など)を覚えるのが面倒
SMARTCOBY Pro PLUGのレビュー まとめ
これまで多くのコンセントプラグつきモバイルバッテリーを使ってきましたが、私も愛用しているMacBook Airを電源アダプタに匹敵する速度で充電できるのはこれまでにない大きな特長。
iPhoneやAndroidスマートフォンの充電だけでなく、MacBook Airの予備バッテリーとしても機能してくれるのは心強い。
これからの旅行や出張には、このSMARTCOBY Pro PLUGを持っていこうと思います!