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スマートフォンの普及とともに、多くの人にとって欠かせない存在になりつつあるモバイルバッテリー。
日々の外出に、あるいは旅行や出張のお供には必ずと言っていいほど私も持ち歩いています。今やスマホがないと連絡も検索も支払いもできませんからね。。。
もちろん、スマホだけでなくカメラやイヤホン等のデバイスも充電できて非常に便利。
そんなモバイルバッテリーですが、用途や利用シーンによって重視すべきスペックや買うべき製品は異なってきます。
多少デカくても大容量がいいのか、容量はそこそこでもコンパクトで軽い方がいいのか。何台同時に充電するのか、それともスマホ1台でいいのか。などなど。
この記事では、モバイルバッテリーの選び方と私がおすすめするモバイルバッテリーとその理由をくわしく説明していきます!
モバイルバッテリーの選び方。チェックすべきポイントはこれ
人によって、モバイルバッテリーを選ぶポイントは異なってきます。
多くのデバイスを持ち運ぶなら大容量のものがほしいでしょうし、逆に容量はそこそこでいいから軽くてコンパクトなものを日々持ち歩きたい人もいるでしょう。
性能はそこそこでいいから可愛いデザインのバッテリーが好き、という人だっているはず。
ここでは、モバイルバッテリーの選び方として買うときに注目すべきポイントについて紹介します。
サイズと重さ
持ち運ぶことが前提のモバイルバッテリーにとって、大きさ(サイズ)と重さはとても重要な要素。
入れる予定のバッグやポケットにちゃんと入るのか、邪魔にならないか、運ぶのがしんどくなるほど重くないか……など、購入検討しているバッテリーのサイズ・重量をきっちり確認しておきましょう。
ここをおろそかにしてしまうと、「あれ、思ってたよりもデカイ。。。」などといったミスマッチが起きてしまうのでご注意を。
デザイン・カラー
多くのモバイルバッテリーは、比較的シンプルな見た目をしています。
それで構わないというユーザーがほとんどだとは思うのですが、たとえば女性だったらかわいいデザインのモバイルバッテリーがほしいという方も中にはいるでしょう。
日頃持ち歩くモバイルバッテリーとして好きな色やデザインのものを選ぶことで、少しでも日々楽しく過ごせるならそれに越したことはない。
ほとんどの製品はホワイトかブラックで、すっきりクセがないデザインながら特に可愛くもなくモノクロで味気ないとも言える。
ですが、中にはiWALK LinkPod 4のようにカラフルでかわいい色合いのバッテリーもあります。
iWALKモバイルバッテリーをレビュー!iPhone充電用のLightningコネクタつきでケーブルいらず好きなマンガやアニメ、キャラクターなどがある場合には、コラボしたモバイルバッテリーがないか探してみるのもいいでしょう。
たとえば「ちいかわ」のモバイルバッテリー、結構評判いいらしい。
ちいかわだけでなくハチワレ、うさぎ、くりまんじゅう、シーサー、モモンガの全6種類あるようです。
バッテリー容量(充電回数)
バッテリー容量も、モバイルバッテリーを買うときに必ずチェックしておきたいポイント。
日常生活でちょっと電池が切れたときに充電するくらいであれば容量は少なめでいいでしょうし、逆に長時間の外出や旅行の充電をすべてまかなおうと思えば大容量のバッテリーがほしいところ。
バッテリー容量は「mAh(ミリアンペアアワー)」という単位で表され、目安としては5,000mAhでだいたいiPhone 14を1回フル充電できるくらい。
たとえば10,000mAhのモバイルバッテリーであれば、iPhone 14を約2回ほどフル充電可能です。
当然、バッテリーの容量が大きくなるほどデカく重くなるので、持ち運びやすさとのバランスでどのくらいがいいかを考えることになります。
出力USBポート数と形状
ケーブルつきなど特殊なものを除き、モバイルバッテリーはスマートフォン等のデバイスとケーブルで接続して充電します。
その充電のための出力用のUSBポートがいくつあるか、どのような形状をしているかも要確認。
USBポート数が多ければ複数のデバイスを同時に充電可能ですし、USBポートの形状で使える充電ケーブルが変わってきます。
USBポートの形状は大きく分けて2種類あり、以下の写真の左側がUSB-A(USB Type-A)、右がUSB-C(USB Type-C)ポート。
USB-Cの方が新しい規格で、より速く充電できる場合が多い。一方で対応する充電ケーブルはまだUSB-Aほど多くない。
USB-Aは昔からある規格で、対応している充電ケーブルは多いが充電・転送速度などの点でUSB-Cに劣る。
以上のような特徴があります。
充電したいデバイスの数、持っている充電ケーブルの種類などに応じて選ぶといいでしょう。
充電速度(out、in)
モバイルバッテリーは最大出力(W)が決まっており、その出力が高ければ高いほどデバイスを急速充電できます。
ただし、充電ケーブルと充電されるデバイスがその出力に対応していることが条件。
たとえばiPhoneなら最大20Wでの充電が可能なので、モバイルバッテリーも20W以上出力できるものを選びたいところ。逆に言えば、出力が20Wだろうが50WだろうがiPhoneへ充電できる速度は基本的に変わりません。
出力の大きいモバイルバッテリーを選べば、ノートパソコンを充電することも可能。
私が使っているコンセントつきモバイルバッテリー・SMARTCOBY Pro PLUGは最大30Wもの出力があるので、MacBook Airもほぼフルスピードで充電ができます。
モバイルバッテリーからデバイスへの充電速度(out)だけでなく、モバイルバッテリーへの充電速度(in)も場合によっては大事な要素。
さっさとバッテリーを満充電にして持っていきたいときには、速く充電完了する方がいいに決まっています。
この「バッテリーへの充電速度」については記載しているもの・いないものがあるので、未記載だが気になる場合はメーカーに問い合わせてみるといいでしょう。
メーカー
ネットショップから街のショップまで、どこのメーカーがつくったかよくわからないモバイルバッテリーが多数流通しています。
そのほとんどは中国系のコピー製品メーカーで、商品説明の日本語が怪しかったり見慣れない漢字やフォントだったりする。
中国系無名メーカー品でも使えるものはもちろんありますが、やはり造りが雑な製品もそれなりにあるので、トラブルのリスクも相対的に高くなる。
可能であれば避けておくのが無難でしょう。
いちばん確実なのは、まともなメーカーをリスト化しておいてその中から買うものを選ぶこと。
モバイルバッテリーの場合、たとえば以下のメーカーの製品であればそれなり以上に信頼できると考えていいでしょう。
プラスアルファの機能
モバイルバッテリーの中には、「充電ケーブルを差し込んでデバイスを充電する」だけではないプラスアルファの機能を持った製品があります。
たとえば、iPhone 12以降のMagSafe規格に対応し、マグネットでiPhone背面にくっついて充電するAnker PowerCore Magnetic 5000。
Lightning端子からのiPhone充電に特化した、コンパクトなモバイルバッテリーiWALK LinkPod 4。
ケーブルを内蔵し、充電ケーブルを一緒に持ち歩く必要がないCIO SMARTCOBY Pro CABLE。
折りたたみ式プラグがついており、そのままコンセントに差し込んで充電可能なAnker PowerCore Fusion 10000、SMARTCOBY Pro PLUG。
こういったプラスアルファの機能のうち刺さるものがあれば、購入を決める理由に十分なり得るでしょう。
私がおすすめするモバイルバッテリー
これまで数十個ものモバイルバッテリーを購入し使ってきた私が、現時点(2023年4月)でオススメするモバイルバッテリーをいくつか紹介。
※「モバイルバッテリーの選び方」を知りたい場合は、次の項目までスクロールしてください
【一押し】Anker PowerCore 10000 PD Redux
数あるモバイルバッテリーの中でも、現在私がもっとも容量・サイズ・価格のバランスが良いと思っているのがAnker PowerCore 10000 PD Redux。
日々のちょっとした外出から旅行・出張まで持ち歩きやすいサイズ感で、たとえばiPhone 14なら約2回以上のフル充電が可能な10,000mAhの大容量。
容量が大きいので軽量コンパクトとまでは言えませんが、十分手のひらに乗る大きさ。
重さはスマホ約1台分(約194g、iPhone 14 Proより少し軽いくらい)で、持つとそれなりにズシッと来ますがバッグ等に入れて持ち歩く分には気にならない程度かなと思います。
USB-Cポートから最大25Wの急速充電が可能で、試しにiPhone 13 Proを充電してみたところ、30分で46%から75%まで回復しました。
USB-A(出力)とUSB-C(入出力)の2ポートがあるので、デバイス2台へ最大15Wでの同時充電もできます。
シンプルなブラックのデザインで、表面は指紋がつきにくいシボ加工済み。
ストラップ穴があるので、好きなキャラクター等のストラップをつけて使うのもいいですね。
どのモバイルバッテリーにしようか迷ったら、これを選んでおけばまず間違いないでしょう。
軽量コンパクト/大容量モデルのおすすめ
私は前述のAnker PowerCore 10000 PD Reduxでまかなっているので使っていませんが、もし私が軽量コンパクト/大容量のモバイルバッテリーをいま選ぶならどの製品にするかを考えてみました。
まず5,000mAhクラスの小型モバイルバッテリーなら、エレコムのEC-C04BK。
たとえばAnker 321 Power Bankのような他社の小型バッテリーよりもかなり安い1,999円という価格に、薄型コンパクトなサイズ感。
小型モデルでありながらUSB-CとUSB-Aの2ポートから充電ができます。
20,000mAhクラスの大容量モバイルバッテリーなら、台湾のメーカー・シリコンパワーの20,000mAhモバイルバッテリーのコスパが高い。
iPhoneを約4回充電できる20,000mAhの大容量に、価格も3,990円とこのクラスにしてはかなり安い。
入力(バッテリーへの充電)はUSB-CとmicroUSBのどちらでもOKで、出力はUSB-C×1 & USB-A×2の3ポートから可能。最大20Wの急速充電もできるモデルです。
ケーブルを内蔵し、これ1つ持ち歩けば安心の「SMARTCOBY Pro CABLE」
ケーブルを内蔵しているタイプのモバイルバッテリー「SMARTCOBY Pro CABLE」もおすすめ。
バッテリー横の溝に充電ケーブルが埋め込まれる形で内蔵されており、必要なときだけ引き出して使います。便利!
多くのモバイルバッテリーは残量を数段階のランプで示しますが、このSMARTCOBY Pro CABLEはパーセンテージの数字で表示。より細かくわかりやすい。
容量は10,000mAhで、たとえばiPhone 14であれば約2回ほどフル充電が可能。
最大35Wとこのサイズのモバイルバッテリーにしてはかなりの高出力(他のほとんどのバッテリーは最大20W程度)。
MacBook Airなど比較的低電力で動くノートパソコンなら、純正電源アダプタと変わらない速度で急速充電が可能。もちろんスマホの急速充電、もう1本ケーブルを用意すれば2台同時充電もできる。
USB-CモデルとLightningモデルがあるので、AndroidスマホユーザーでもiPhoneユーザーでも大丈夫。
別途充電ケーブルを持ち歩く必要がないため、これさえバッグに入れておけばいつでも充電できる安心感を得られるモバイルバッテリーです。
コンセントつきでUSB充電器も兼ねる1台2役モバイルバッテリー
私が旅行や出張に必ず持っていくのが、コンセントプラグがついたモバイルバッテリー。
宿泊先のホテルではコンセントに差し込んでUSB充電器のように使えて、取り外せばそのままモバイルバッテリーになる1台2役の製品です。
Anker 511 Power Bank(お手頃コンパクト)
コンセントつきモバイルバッテリーの中でも、コンパクトなスティック型がAnker 511 Power Bank。
やや大きくなってしまいがちなコンセントつきの中でも、形状的にバッグやポケットに入れやすく持ち運びやすい。
サイズは約113×30×30mm、重量は約170g。
出力はUSB-Cポート1つのみなので1台しか充電できませんが、最大20Wの急速充電が可能。
出先のコンセントでバッテリーにチャージしたいときには、かなり有力な選択肢になります。
Anker PowerCore Fusion 10000
Anker 511 Power Bankの2倍、10,000mAhの容量をもつコンセントつきモバイルバッテリーが、Anker PowerCore Fusion 10000。
サイズが82 × 82 × 35mm、重量は約278gとかなり大きめではありますが、iPhone約2回分の充電が可能な安心感のあるモデル。
出力は最大20Wで、iPhoneなどに急速充電が可能。USB-CとUSB-Aの2ポートで2台同時充電する場合は最大15W出力となります。
このサイズ・重量感を許容するのであれば、バッテリー容量や機能性に関しては申し分ありません。
CIO SMARTCOBY Pro Plug(コンセントつき&ノートPCも充電可)
「バッテリー容量が約10,000mAh」「USB-CとUSB-Aの2ポートで出力できてコンセントつき」といった特徴はAnker PowerCore Fusion 10000と変わらないものの、それに加えてMacBook Airなど低電力ノートパソコンへの充電も可能なモバイルバッテリーがSMARTCOBY Pro PLUG。
最大30Wの高出力が特徴で、通常30W電源アダプタで充電するMacBook Airならほぼフルスピードで充電が可能。
MacBook Airなど比較的低電力で動作するノートパソコンと一緒に、電源アダプタ 兼 予備のバッテリーとして持ち歩くのがとても便利です。
CIO SMARTCOBY Pro PLUGをレビュー!MacBook Airも充電できるコンセント付きモバイルバッテリーiPhone専用モバイルバッテリーならこの2つがおすすめ
数あるモバイルバッテリーの中には、ユーザー数の多いiPhoneの充電に特化したモバイルバッテリーもあります。
Anker PowerCore Magnetic 5000(iPhoneにMagSafeでくっつく)
iPhone 12シリーズ以降より搭載された、背面にマグネットでくっつくMagSafe機能。
このMagSafeに対応し、iPhoneの背中にピタッとくっついてワイヤレス充電するバッテリーがAnker PowerCore Magnetic 5000です。
容量は約5,000mAhでiPhone約1回分程度ですが、普段使いには十分でしょう。
なんといっても、ケーブルを差し込んだりせずにくっつけるだけで充電できるのがとてもラク。
バッテリーをつけたままでのiPhone操作も普通にできるので、「iPhoneで検索/道案内/連絡をしたいけど充電がない…」なんてときにも便利です。
MagSafe非対応のケースをつけていると磁力が弱まりうまくくっつかないので、その点だけご注意ください。
iWALK(iPhoneのちょい足し充電に)
口紅大のコンパクトサイズで軽く、LightningコネクタからのiPhone充電に特化したモバイルバッテリーがiWALK LinkPod 4。
6色(グリーン、ピンク、ブラック、ブルー、ホワイト、レッド)の豊富なカラーバリエーションから選べるので、若い女性にも使いやすいしプレゼントとしても良い。
約92gと軽いので、iWALKを差し込んで充電しながらの操作も苦にならない。バッテリー容量は4,500mAhでiPhoneを約1回分弱くらい充電できます。
標準価格は2,680円ですが、Amazonなら600円オフクーポンが配布されているので2,080円とかなりリーズナブルに買えるのも魅力(2023年4月現在)。
おすすめのモバイルバッテリーとその選び方 まとめ
私のおすすめモバイルバッテリーはこの記事の最初で紹介した通りですが、人によって使いたい場面や充電するスマートフォンなどのデバイス、好きなデザインや出せる値段も異なります。
この記事の内容が、自分に合ったモバイルバッテリーをさがすために少しでも助けになれば嬉しいです!