ラーメン王国・山形の「赤湯らーめん龍上海（東根店）」で、まろやかな辛味噌＆出汁の奥行きある醤油ラーメンを

ラーメンで有名な都道府県といえば、全国的な知名度で言うと「福岡県」「北海道」あたりが思い浮かぶ人が多いと思いますが、最もラーメンを食べているのは実は山形県。

総務省が発表している「家計調査（二人以上の世帯）　品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング（平成25年（2013年）～27年（2015年）平均）」によると、外食代のうち「中華そば」への支出が最も高かったのは山形県山形市（平均15,057円）
ラーメン消費量全国1位の県は？　発見!フードマネジメントな365日┃中村学園大学┃フード・マネジメント学科特設サイト ※リンク切れ

その山形県を代表するラーメンが、「赤湯ラーメン龍上海」です。

先日の銀山温泉に行く途中にあったので寄ってきたんですが、ラードの浮いた雪国らしいアツアツのラーメンがとても美味。

山形旅行・出張の際にはぜひ寄ってみてほしいお店です！

全国一のラーメン県・山形を代表する店「赤湯らーめん龍上海」

私が「赤湯ラーメン龍上海」に寄ったのは、まだまだ雪深い2月のこと。
仙台から銀山温泉へ向かう途中で、東根店を訪れました。

山形といえばさくらんぼが有名ですが、ここ東根市は全国の市町村でもトップのさくらんぼ生産量を誇る場所らしい。

入り口付近には、観葉植物に隠れた立派なバイク。店主さんの趣味でしょうか。

平日の開店直後にも関わらず、入ってすぐの椅子が並んだところには多くの人が待っていました。それほど観光客がいるような日でもないはずなので、地元でも相当人気あるんだなあ。

メニューは龍上海の名物でもあるからみそラーメン、鶏ガラしょうゆの赤湯ラーメン、それに夏季限定の冷やし中華。
私たちは2人で訪れたので、からみそラーメンと赤湯ラーメンを注文しました。

待つこと10数分、席が空いたようで奥に通されました。
雪の中訪れたお客さんたちが一心にラーメンをすすっています。

テーブルに置いてあったお品書きをチェック。
やはりサイドメニューやドリンクはなく、からみそラーメンとしょうゆ（赤湯）ラーメンおよびチャーシュー入り、夏季限定の冷やし中華のみで勝負しているらしい。

龍上海の本店は山形県南陽市というところにあり、他にも山形県各地および新横浜ラーメン博物館内に出店。

まろやかなで旨味の強い辛味噌ラーメンと、出汁のコクを感じる赤湯ラーメン

真ん中に特製の辛味噌が乗ったからみそラーメン、やってきました……！

濃厚で旨味が強く、それでいて刺すような塩気ではなくまろやかなスープ。これはうまい……！
辛味噌を溶かすと豆板醤に近い辛味が足されるんですが、私は正直溶かす前の方が好きかも。

麺は平打ちで滑らかなちぢれ麺。ツルツルとした口ざわりもグッド。

こちらは赤湯（しょうゆ）ラーメン。薄く油の膜が張っていてアツアツです。

醤油ラーメンというとあっさり目の味を思い浮かべがちですが、この赤湯ラーメンのスープには出汁の奥行きとコクを感じる。
鶏ガラを中心に、肉、魚介をふんだんに使っているらしい。

麺は、おそらくからみそラーメンと同じ滑らかな平打ちちぢれ麺。スープによく絡んでおいしい。
妻も「生涯ベストの醤油ラーメンかもしれない」とたいそう気に入っていました。

あとがき

ラーメン王国・山形の奥深さを感じるおいしいラーメンでした。私の住む福岡は基本的に細麺＆豚骨スープなので、こういうラーメンがたまに恋しくなるんですよね。

山形に来たら、また必ず食べに来たいと思います！

※上記は記事掲載時の情報です。公式HP等で必ずご確認ください