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2016年に初代が発売されてから、10年足らずでワイヤレスイヤホンの定番となったAppleのAirPods(エアポッズ)。
現在販売されているのは、より臨場感あふれるサウンドにパワーアップした第4世代のAirPods 4、このAirPods 4にノイキャン機能が追加されたAirPods 4(アクティブノイズキャンセリング搭載)。この2機種はオープンイヤー型。
さらにはカナル型でより音楽への没入感が得られるAirPods Pro(第2世代)、それにオーバーイヤー型でワンランク上の性能をもったAirPods Maxの全部で4機種があります。
この記事では、現在販売中のAirPods 4種類の価格やスペック、搭載されている機能などをくわしく比較。
どのAirPodsを選ぶか迷っている方の参考になれば!
AirPods 4種類の比較表
2024年9月時点で発売されているAirPods 4種類の比較表をチェックしてみましょう。
なお、AirPod 4の発売にともないAirPods 第2世代、第3世代は販売終了となっています。
AirPods 4 |
AirPods 4 アクティブノイズ キャンセリング搭載 |
AirPods Pro (第2世代) | AirPods Max | |
---|---|---|---|---|
画像 | ||||
価格 | 21,800円 | 29,800円 | 39,800円 | 84,800円 |
形状 | オープンイヤー型 | カナル型 | オーバーイヤー型 | |
チップ | H2チップ | H2チップ | H1チップ | |
アクティブ ノイズキャンセリング | – | ○ | ○ | ○ |
外部音 取り込みモード | – | ○ | ○ | ○ |
会話感知 | – | ○ | ○ | – |
声を分離 | ○ | ○ | ○ | – |
空間オーディオと ダイナミック ヘッドトラッキング | ○ | ○ | ○ | |
耐汗耐水性能 | IP54 | IP54 | – | |
再生時間 |
最大5時間 (アクティブノイキャン有効なら最大4時間) | 最大6時間 | 最大20時間 | |
充電ケース使用時の 再生時間 |
最大30時間 (アクティブノイキャン有効なら最大20時間) | 最大30時間 | – | |
充電ケース | USB-C |
USB-C ワイヤレス充電 |
USB-C ワイヤレス充電 |
Smart Case (充電機能なし) ※直接USB-Cで充電 |
本体サイズ | 30.2×18.3×18.1mm | 30.9×21.8×24.0mm | 187.3×168.6×83.4mm | 本体重量 | 4.3g | 5.3g | 386.2g |
充電ケースサイズ | 46.2×50.1×21.2mm | 45.2×60.6×21.7mm | – | |
ケース重量 | 32.3g | 34.7g | 50.8g | 134.5g |
購入できる サイト |
新発売となったAirPods 4は、ノーマルと「アクティブノイズキャンセリング搭載」で性能も価格もかなり異なります。
名称にもなっている「アクティブノイズキャンセリング機能」、それに伴う会話感知・声の分離機能・適応型オーディオ、さらにはアクティブノイキャン機能とは関係ない充電ケースのワイヤレス充電可否まで変わるので注意。
新製品の登場はなかったAirPods Pro 2ですが、新たに聴覚をまもる機能がソフトウェアアップデートで追加に。
耳を守る「大きな音の低減」、集中力を高める「バックグラウンドサウンド」、さらには補聴器のような使い方もできそうな「会話の強調」機能が使えるようになります。
AirPods Maxは2024年9月の更新でUSB-Cに対応しカラバリが増えたものの、中身は初代と変わっていません。
AirPods各機種の特徴
AirPods 4機種それぞれの主な特徴を紹介。
購入してみて「思ってたんと違う!」とならないよう確認しておきましょう。
AirPods 4(アクティブノイズキャンセリング機能なし)の特徴
2024年9月発売のAirPods 4は、AirPods 第3世代の後継となるオープンイヤー型の左右独立ワイヤレスイヤホン。
AirPods 第3世代が26,800円からだったのに対し、このAirPods 4は21,800円から購入可能。だいぶ手を出しやすくなりました。
内蔵チップがH2チップにバージョンアップし、基本的な性能が向上。
充電ポートがUSB-Cになったほか、通話中のこちらの声から周囲の雑音を取り除く「声を分離」、まわりの環境に応じて自動で音量調整される「パーソナライズされた音量」にも対応。
空間オーディオとダイナミックヘッドトラッキングにも対応しました。
一方で、イヤホン本体のみでの再生時間は最大5時間と少し減ってしまいました(AirPods 第3世代は最大6時間)。
充電ケース込みでの最大再生時間は30時間で変わりません。
- 充電ポートがLightning→USB-Cに
- 内蔵チップがH1→H2にバージョンアップ
- 声を分離、音量のパーソナライズ、空間オーディオとダイナミックヘッドトラッキングに対応
- 本体のみでの最大再生時間が6→5時間に減少(ケース込みの再生時間は30時間で変わらず)
アクティブノイズキャンセリング搭載 AirPods 4の特徴
AirPods 4の上位機種であるアクティブノイズキャンセリング搭載 AirPods 4。
その名の通りアクティブノイズキャンセリング機能を搭載し、まわりの騒音をかなり軽減してくれます。
オープンイヤー型でこの機能がついている機種はなかなか見かけない。
ただし、価格はノイキャン機能なしに比べ8,000円アップの29,800円となります。
外部の音をしっかり聴きたいときには、外部音取り込みモードも使える。会話を感知してオーディオの音量を自動的に下げる「会話感知」にも対応しています。
充電ケースもワイヤレス充電可能にはなっていますが、第3世代とちがいMagSafeには非対応なのでご注意を。
(Apple Watchの磁気充電器には対応しているとのこと)
なお、アクティブノイズキャンセリング機能をオンにすると、連続再生時間がイヤホン本体のみで最大5→4時間、ケース込みで最大30→20時間と短くなります。
常時オンではなく、必要に応じてオンにする使い方がよさそう。
AirPods Pro 第2世代の特徴
カナル型(耳栓タイプ)のAirPods Pro 2。
プロレベルのアクティブノイズキャンセリングに「外部音取り込みモード」「会話感知」「声を分離」「空間オーディオ」といった機能に対応。
連続再生時間も本体のみで最大6時間とAirPods 4よりも長い(ケース込みなら最大30時間で同じ)。
Apple製品のみならず、左右独立型イヤホンの中でも最高峰のモデルです。
2024年9月に発表されたアップデートでは、耳にダメージを与える大きな音を低減したり、会話の音声を強調する補聴器のような機能、さらに集中に役立つバックグラウンドサウンド機能にも対応するとのこと。
AirPods Maxの特徴
AirPods Maxは、AirPodsシリーズ唯一のオーバーイヤー型イヤホン。
プロレベルのアクティブノイズキャンセリング、空間オーディオに対応しているほか、Appleの誇るダイナミックドライバが原音に忠実な音を聴かせてくれます。
今回のアップデートでUSB-Cに対応したほか、カラーが増えてより好きな色を選びやすくなりました。
充電ケースはありませんが、本体のみで最大20時間の再生が可能。
ただし中身は同じなので、基本的な機能は2020年の発売時と変わらず。
すでに持っているユーザーは、買い替える必要はありません。
今買うくらいなら次世代機種が出るまでまで待ってもいいような気もしますが、第2世代のAirPods Maxがリリースされるのはいつになるかわかりませんし悩ましいところ。
AirPodsどれを選ぶ?結論
それぞれ形状が違うので比較が難しいAirPodsシリーズ。
耳へのフィット感の好みでまずは絞り込むのがいいと思います。
カナル型(耳栓型)で問題ないなら、やはり数々の先進的な機能を備え音楽への没入感が高いAirPods Pro 2が第一候補でしょうか。
人の話し声を強調する補聴器のような機能、さらに集中力を高めるバックグラウンドサウンド機能も追加されたので、いい音で音楽を聴きたい人だけではない幅広い需要に応えてくれるでしょう。
私のようにカナル型が耳に合わないユーザーなら、アクティブノイズキャンセリング搭載 AirPods 4がおすすめ。
アクティブノイズキャンセリング機能つきだと8,000円高くなりますが、何年も使い倒すことを考えればそのくらいは出してもいいのでは、という気がします。
もちろんそんな機能はいらない、充電ケースのワイヤレス充電も不要という方はより安価なAirPods 4を選ぶのもあり。
いま買うのは微妙だなと思うのが、AirPods Max。
USB-Cに対応したとはいえ中身は2020年発売のものと基本的に同じですし、AirPods 4やAirPods Pro 2にある「会話感知」「声を分離」など多くの機能に未対応。
これらの機能も追加される可能性が高い『次世代のAirPods Max 第2世代』が出るまで待ってもいいんじゃないかな……というのが私の見解。
(いつ発売になるかはわかりませんが。。。)
AirPods 4種類をくわしく比較 まとめ
左右独立のオープン型イヤホンとして大きな進化を遂げたAirPods 4、さらにアクティブノイズキャンセリング機能やケースのワイヤレス充電機能も備えたAirPods 4 アクティブノイズキャンセリング搭載。
新製品の発表はなかったものの、新たに「騒音からの保護」「会話を強調」「バックグラウンドサウンド」といった聴覚の健康をまもる機能が加わったAirPods Pro 2。
USB-Cに対応し、カラーバリエーションが増えたAirPods Max。
予算や耳へのフィット感、スペックや機能などを見比べつつ、どのAirPodsがいいのか考えてみてください。