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ブログ名からしてジョジョネタの@ushigyuです。
人気マンガ「ジョジョの奇妙な冒険」には魅力的な敵キャラクターが多数登場しますが、その中でもインパクトの強いキャラクターの1人が第4部「ダイヤモンドは砕けない」に登場する「吉良吉影(キラ・ヨシカゲ)」。
表向きは平凡で穏やかな生活を送っていながら、一方で裏では異常な性癖を持つ殺人鬼として物語の舞台となっている杜王町を恐怖に陥れています。
爆弾スタンド「キラークイーン」の強さと成長も相まって、ファンも多いことでしょう。
この吉良吉影の印象的なセリフが、以下。
激しい『喜び』はいらない…
それでいて深い『絶望』もない………
『植物の心』のような人生を…
そんな『平穏な生活』こそわたしの目標だったのに………
(「ジョジョの奇妙な冒険」第45巻より)
裏ではすさまじいことをやっている彼ですが、表の社会では目立ちすぎず落ちぶれもせず努めて「平穏」な生活を指向していました。
もしかすると、同じように『植物の心』のような平穏な生活を送りたいと思っている方もいるかも?
というわけで、今回は吉良吉影からその考え方を学んでみましょう。
① 1番を取らない、目立たない
吉良吉影は、1番を取りません。1番を取って目立つことは争いや面倒事の種になると知っているからです。
仕事で成果を出せば、昇進・昇給する可能性は高まるし、会社での存在感も高まるでしょう。
一方で、多くの組織には嫉妬ややっかみで出る杭を打とうとする人がいるのも事実。
1番を何とかして奪おうというライバルも出てくるかもしれません。
それなりのリスクを負うことになるのです。
かといって、成績が低すぎると逆の意味で目立ってしまい、それもまたよろしくない。
出世してもっと上の役職につきたい、大きな仕事をしたい、給料を上げたいという人は全力で頑張ればよいですが、吉良のように『ただただ平穏に』生きたいのであれば、3位くらいの成績が無難に違いありません。
② 心まで会社に染まらない、依存しない
つつがなく会社勤めをしている吉良吉影ですが、別に会社に忠誠を誓っているわけではありません。
それは以下のセリフからも明らかです。
フン!
「川尻浩作」め…
ペコペコしやがって………………
そんなに出世したかったのか…
気苦労の方が多いのに
(第46巻より)
①でも書いた通り、気苦労の多い出世を望まず、普通の会社員として穏やかに生きようとしています。
作中では書かれていませんが、無駄な残業などはせず仕事は”それなりに”手早くこなし、さっさと定時あるいは少ない残業時間で帰宅しているであろうことは想像に難くありません。
会社のためにと特別に何かをすることはないし、依存しすぎることもない。
あくまで自分の『平穏な生活』のために会社を利用しているに過ぎないのですから。
③ 調子に乗ってべらべら喋らない、慢心しない
※以下、ネタバレを含みます。ジョジョ第4部をこれから読むという方は飛ばしてください
「第3の爆弾 BITE THE DUST(負けて死ね)」を手に入れ無敵かと思われた吉良吉影とキラークイーンですが、調子に乗って本名を口走ってしまったがために仗助に発見され、結果的に敗北を喫してしまいます。
『植物の心のような』平穏な生活は、油断と慢心から崩れてしまったのです。
「相手が勝ち誇ったとき そいつはすでに敗北している」
(by ジョセフ・ジョースター)
という言葉もありましたが、平穏を求める人間にとって、慢心したりましてやそれで調子に乗ってべらべら喋ってしまうなどというのは、それこそ平穏とは真逆の争いの原因をつくることになりかねません。
口は災いのもとなのです。
あとがき
吉良吉影と同じように、常に「心の平穏」を願って生きたいという方は、参考にしてみてはいかがでしょうか。
※なお、このような生き方を推奨しているわけではありませんよ。念のため・・・
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