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長らくWindowsユーザーだった私がMacに乗り換えてから、もう十数年。
Macを使い始めた当初はWindowsとの違いに戸惑ったものですが、今ではMac、特にMacBookAirは手放せないツールになっています。
毎日のように使っているMacなのですが、実はまだ知らない便利な設定やショートカットがあったりするもの。
先日、Macに詳しい友人に、そういった便利な設定やショートカットを教えてもらったので、この記事で紹介します。
知ってる人には当たり前かもしれませんが、私を含む知らなかった人にとっては「こんな設定があったのか!」と驚くかもしれません。
人によっては大幅に作業効率がアップするはず!
「キーのリピート」設定で同じキーの入力を高速化
最初に紹介するのは、キーのリピート設定。
これは、通常のカーソル移動や同一キーの繰り返し入力の速度を速めるというもの。
例えば矢印キーを長押しして移動させたいときや、deleteキー長押しで文字を削除したいときなどに効果を発揮します。
設定は簡単。まず左上のアップルロゴを押して「システム環境設定」を選択。
「キーボード」を選択。
この「キーのリピート」「リピート入力認識までの時間」が今回の肝になります。
「キーのリピート」を”速い”にすると、同じキーを押しっぱなしにしたときに、そのキーが連続で入力されるスピードが速くなります。
「リピート入力認識までの時間」を”短い”にすると、同じキーを押しっぱなしにしたときに、キー連続入力が始まるまでの時間が短くなります。
つまり、それぞれ”速い””短い”にすることで、矢印キーによる移動やキーの連続入力が劇的に速くなるということ。
…と言葉で説明してもわかりにくいので、キーのリピートを最速、リピート入力認識までの時間を最短(要するにどちらも一番右の目盛り)にして、矢印キーなどの押しっぱなしを試してみてください。スピードが全然違うことがわかると思います。
例えば、文字を削除する際にdeleteキー押しっぱなしで消したり、長文を書くときに文字間を移動をしたりする方は多いかと思います。
そんな時に、この設定をしておくとスピードが段違い。お試しあれ。
なお、文章の入力時だけでなく、Finderでのカーソル移動なんかも同じように早くなりますよ。
この設定を最速にしてもまだ遅い!という方は、KarabinerというMacアプリを使えばもっと早くできますよ。
Macのキーリピート(同じ文字の連続入力)速度を上げる設定方法「単語ごとの移動・削除」ショートカット
Macには知っておくと便利なショートカットがたくさんあります。
そんな知っているようで知らないショートカットの代表が、Controlキーを使ったショートカット。
下記の記事にあるショートカットを使えば、Controlキーを使い、ホームポジションからほとんど指を動かさずに(矢印キーを押さずに)一文字進む/戻る、行の頭/末尾に飛ぶ、行ごと削除するといった操作ができます。
ショートカットキーでおすすめは、Ctrl + AとCtrl + Kの組み合わせですね。
よく文字入力を間違ってダダダッとミスタイプが続いてしまい、一文字ずつバックスペースキーを連打しなければならないことってありますよね。そんなときCtrl + AとCtrl + Kを組み合わせれば、キーボードに手をおいたまま、あっという間に消去可能です。
(Controlキーを使いこなせばMacの作業効率は恐ろしく上がる! 覚えるべき7つのショートカットキー | 和洋風◎より)
もちろん、Controlキーを使わない便利なショートカットもあり、私が友人から教えてもらったのもその1つ。
Optionキーを使ったショートカットです。
- Option + delete:単語ごとに削除
- Option + 矢印キー:単語ととに移動
英語であれば、以下のようにきれいに単語区切りで移動や削除ができます。
ただ日本語はやや微妙で、「ひらがな」「カタカナ」「漢字」のかたまりと句読点で判別している感じ。
とはいえ、1文字ずつの移動や削除に比べると作業がかなり速くなりそう。
英語などの外国語で文章を書いたり、プログラミングをする方には特に便利なショートカットですね。
ショートカットがなかなか覚えられない、という人に…
最初は、なかなか意識して使わないとショートカットは覚えられないもの。
そうこうしているうちに面倒になり、元に戻ってしまっては勿体ない。
そんな人には、いつでもショートカットを確認できるようMacに入っている付箋ソフト「スティッキーズ」で常に見えるところに貼っておくのがおすすめ。
ショートカット一覧を壁紙にしてしまったなんて方もいるようなので、こちらもありがたく使わせてもらっちゃいましょう。
Macのショートカットキー一覧表(PDF・壁紙有り)|りんごはっく
パソコンだと他の画面に隠れて見えなくなるという方は、普通の付箋やメモ用紙等を使ってもいいと思います。
とにかく、常に見える位置にあることが重要。
完全に身についたら、付箋ははがしてしまいましょう。
その頃には、効率アップが実感できるようになっているはずです。
設定やショートカットでMacをより使いやすくしよう
個人的に、今回紹介したショートカットを覚えることで地味ながら相当効率がアップしたように感じます。
また、ショートカットは使い始めに慣れが必要で、一時的に効率が若干落ちたりするかもしれません。
しかし一度覚えてしまえば、これほど便利で素早く操作ができるものはありません。ブラインドタッチと同じですね。
もし他にも便利な設定やショートカットを他にも知っている方がいれば、ぜひコメント等で教えてください!