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テレビにつなぐ据え置き機にも、持ち運んで携帯機としても遊べるNintendo Switch(ニンテンドースイッチ)。
ニンテンドー3DSのように持ち運んで遊ぶことも可能なんですが、その場合に問題になるのがバッテリー持続時間。
スペック上は旧型が約2.5〜6.5時間、新型は4.5〜9.0時間となっており、ソフトによって変わるものの例えば「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」ではフル充電でも約3時間しかもちません(旧型の場合)。携帯機としてはかなり短く心もとない。
そこで用意しておきたいのが、Nintendo Switchを充電しながら遊べるアイテム。
具体的には「モバイルバッテリー」「USB-Cケーブル」「Switchを立てるスタンド」の3つです。
実際に購入し、充電しながらプレイが可能か試してみましたので紹介していきます!
モバイルバッテリーで充電しながら長時間プレイ
Switchのバッテリーは、それほど長くはもちません。
新モデルや有機ELモデルだと4.5〜9.0時間、旧モデルは2.5〜6.5時間。
夢中になってプレイしていたらあっという間ですよね。
周囲にコンセントがない場合、充電しながらプレイするにはモバイルバッテリーが必要。
Switchに対応するUSB-Cケーブルさえあれば、モバイルバッテリーは基本的になんでもOKです。
Switch用にモバイルバッテリーを買うつもりなら、選ぶときのポイントは以下の3つ。
- サイズと重量。あまり大きくて重いと持ち運びが大変
- バッテリーの容量。長時間使いたいなら容量の大きなものを ※①とのトレードオフ
- 価格、コストパフォーマンス
バッテリー容量が大きくなると値段が高く、サイズも大きく重くなります。電池切れを心配しなくていい安心感はありますが、持ち運ぶのが大変。
逆にバッテリー容量が少ないと、安く買えるしコンパクトで持ち歩きやすい一方で、電源のないところで長時間遊ぶ場合には容量が足りなくなる可能性も。
2023年現在の主流となっているモバイルバッテリーは、容量が少ない順に5,000mAh,10,000mAh、20,000mAhの3タイプです。
【5,000mAh】軽量コンパクトで安いが容量が少ない
Switchやスマートフォン等を充電できるモバイルバッテリーのうち、安価で軽量なタイプにあたるのが約5,000mAhの容量をもつモデル。
Nintendo Switch標準タイプであればフル充電に対して70〜80%ほどの充電が可能。
さまざまな形の製品がありますが、持ち運びやすさでいえばスティック状のAnker PowerCore 5000はかなり優秀。
小さなポケットにでも軽々と入る大きさと形で、しょっちゅう外出に持ち歩く人にもおすすめ。重量は約134gで、標準価格は2,690円。
安さやコスパで選ぶなら、エレコムのEC-C04BKもあり。
標準価格1,999円と2千円を切る価格が魅力で、薄い板のようなモバイルバッテリーです。
【10,000mAh】バランスに優れているが、そこそこ大きく重い
Switchをフル充電の約1.5回分ほど充電できる、10,000mAhクラスのモバイルバッテリー。
当然5,000mAhタイプよりひとまわり大きく重くなってしまいますが、まだまだ持ち運ぶのに苦にならない程度にはコンパクト。価格・サイズ・容量のバランスがとれたモデルです。
容量が倍の10,000mAhあるタイプの中では、私のおすすめであり現在使っているのがAnker PowerCore 10000 PD Redux。
容量10,000mAhのモデルの中でも比較的コンパクトで軽く、急速充電も可能。ストラップ穴もついているので、好きなゲームのストラップでもつけておくとさらに愛着がわきそう。
重量は約194g(iPhone 14 Proより少し軽いくらい)で、標準価格は4,490円。
もちろん5,000mAhのバッテリーに比べると大きいので、持ち運びやすさを重視するか大容量バッテリーの安心感をとるかが選ぶポイントになってきます。
【20,000mAh】デカくて重いが、電池切れを気にしなくていい安心感あり
大きさや重さは我慢するから、とにかく大容量でバッテリー切れの心配がないものを……と考えるなら、20,000mAhクラスのモバイルバッテリーも選択肢に入ってきます。
2泊程度の旅行なら充電なしでもいけそうなくらいの安心感がある代わりに、かなりデカイ。
このクラスで現在もっともコストパフォーマンスが高いのは、おそらくシリコンパワーの20000mAhモバイルバッテリーでしょう。
※シリコンパワーは台湾のメーカー
3,000円前後と比較的お手頃な価格なのに、Switchを約3回はフル充電が可能の大容量バッテリー。
ただ、約324gとJoy-Conを取り外したSwitch本体(約297g)よりも重い。容量が大きい分重く大きくなるのはある程度仕方ありませんね。
電源のないところで長時間Switchで遊びたいとき、友達や家族の分も充電したいとき、iPhoneなど他のデバイスへの充電用も兼ねたいときにはいいかも。
Switchに接続するUSB-Cケーブル
次に、Switchに接続して充電するためのUSB-Cケーブル。
Androidスマートフォンやカメラなど、2023年現在ではUSB-Cに対応したデバイスもかなり一般的になってきました。
Amazonを検索してみると、多数のUSB-Cケーブルが見つかります。基本的にはどれでもSwitchに充電可。
Proコンに付属しているケーブルもUSB-Cタイプなので、Switch本体への充電ができます。
USB-Cケーブルを耐久性で選ぶならこれ
USB-Cケーブルを耐久性で選ぶなら、 Anker PowerLine+がおすすめ。
外装にナイロンなど高耐久素材を使用し、レーザー溶接されたコネクタを採用したことにより、一般的なケーブルよりも5倍長持ちします。
0.9m、1.8mの2種類があり、色もグレーとレッドの2カラーがあるのでお好みでどうぞ。
価格の安さで選ぶなら、よりリーズナブルなPowerLine USB-C & USB-A 3.0 ケーブルも選択肢に入ってくるでしょう。
収納や持ち運びが便利な巻取り式USB-Cケーブルもおすすめ
伸縮自在の巻取り式USB-Cケーブルは、コンパクトで持ち運びにも便利ですし収納もしやすい。
Switchを持ち運んで遊ぶのにもうってつけで、私もSwitch用のみならずiPhoneやAndroidスマートフォンの充電にもフル活用しているおすすめの製品です。
2024年現在で特にオススメなのは、日本のメーカー・オウルテックの「katamaki(カタマキ)」という巻き取りケーブル。
これまで両引きタイプしかなかった巻き取り式ケーブルの中で、片方だけ引ける「片引き」に対応した初の製品。
片引きにした結果、巻き取りケースが中央にこないため取り回しが非常にラク。ケーブルにクセがつきにくく軽く引き出せるのも便利。
USB-CタイプでSwitchの充電ももちろん可能です。
片側巻き取り式のUSB充電ケーブル『katamaki(カタマキ)』がオススメすぎる
充電しながらでも使えるSwitch用のスタンド
任天堂ライセンス品のSwitch用プレイスタンド
Nintendo Switchの背面にはスタンドがついており、以下の写真のように立ててプレイすることが可能です。特に持ち運んで2人以上でプレイするときに活躍しそうなスタイル。
しかしこのスタイルだと、底面についているUSB-Cポートが隠れてしまうため充電しながらプレイすることができません。
充電しながらプレイするなら、必要になるのがNintendo Switch用のプレイスタンド。
Switchの底面が浮いてケーブルを挿せる空間が生まれるので、充電しながらプレイすることが可能になります。
持ち運び時にはコンパクトな板状に折りたためるのも大きなメリット。友人宅で遊ぶときなどに便利。
角度は3段階。無段階というわけにはいきませんが、これで困ることはほとんどないでしょう。
充電しながらSwitchを遊びたいなら、まず最初に揃えておくべきアイテムと言えそうです。
スマートフォン用スタンドの多くもSwitch用に使える
上記の公式Switchスタンドが品薄だった時期に購入したLomicallのスマホスタンドも、Switch用として十分な役割を果たしてくれました。
購入当時はAmazonで約1,200円ほど。
シルバーメタリックのボディ。知らないメーカーですしやや心配ではあったのですが、デザインも全く申し分なし。
質感のチープさもなく良いのですが、公式スタンドのように折りたたむことはできないので携帯性はやや劣ります。
スタンドは無段階に角度調整が可能なので、その点では任天堂ライセンス品のSwitchスタンドよりも優秀。簡単に角度は変えられるが、乗せたデバイスの重み程度では動かないちょうどいい固さ。
Nintendo Switchを載せてみます。専用かと見紛うほどにピッタリ!
支える爪の部分の奥行き(14mm)が、Switchの厚み(13.9mm)と本当にほぼちょうどの長さでフィットしています。もちろん事前に確認してから買ったんですが、それにしても完璧。
角度が自由自在。真上からでも真横からでもOK。
任天堂公式ライセンス品のスタンドが気に入らない場合には、バラエティ豊かなスマートフォン用スタンドから探してみるのもアリかもしれません。
ただし、充電しながらSwitchをプレイしたい場合にはケーブルを挿せる空間がある(Switchを浮かせて設置できる)かどうか確認するのをお忘れなく。
Switchドック互換のコンパクトなUSB-C変換アダプタ
セットするとTVモード、取り外すと携帯モードへと切り替わる便利なSwitchドックですが、品薄でなかなか買い足し・買い替えが難しいし持ち運ぶにはかさばる。
そこでおすすめしたいのが、パソコンやスマートフォン用の製品を広く販売しているサンワサプライのSwitch対応「Type-C HDMI 変換アダプタ 500-KC038」。
Switchドックの代わりとして、ゲーム画面をテレビやディスプレイに映し出してくれます。とてもコンパクトで軽いので、旅行や出張に持っていったり家の中を移動させるのもかんたん。
2口あるモバイルバッテリーを準備しておけば、Switchとモバイルモニターに給電しつつ遊ぶこともできます。
旅や出張先でSwitchを遊びたい人、Switchドックを買い足したいけど高額なので迷っている人におすすめです!
あとがき
これで、持ち運びつつ出先でNintendo Switchを心置きなく遊べる環境が整いました。
スプラトゥーン3が発売されたら友人の家などに行ってプレイする機会も増えると思うので、それに向けての備えとしても万全です!