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1週間ほど入院することになり、真っ先に考えたのがインターネット環境の確保。
ネットさえあればNetflixやAmazonプライムで動画が見られるし、Kindleも読める。ネットサーフィンもできるしブログも書けるのでまず退屈することはないはず。
入院する病院は個室にしかネット設備がなく、そのために高額な個室代金を払うのもなんだかアホらしい。
なので、国内用のレンタルのモバイルWi-Fiルーターを探してみることに。
海外旅行用以外では始めてのレンタルWi-Fiルーター利用でしたが、利用する回線や使えるデータ容量、レンタル期間、運営会社と多岐に渡っているんですね。
入院時だけでなく海外在住者の一時帰国や、引っ越し時のつなぎとしても使いやすいレンタルWi-Fiルーター。
私が調べていく中でわかったことや借りる際のポイントなどをまとめました!
レンタルのモバイルWi-Fiルーターを選ぶ際のポイント
まず、レンタルのモバイルWi-Fiルーターを選ぶ際にはどういったポイントに注目して選ぶべきなのか?確認しておきましょう。
- レンタル期間
Wi-Fiルーターをレンタルする場合、基本的には最初に「○泊△日」「14日」などと決めるパターンがほとんど。
DVD等のレンタル同様に延長料金は高めに設定されているため、あらかじめどの程度の期間レンタルする必要があるかを見積もっておくのが重要です。
- データ容量
用途や利用予定時間に応じて、月あたり・1日あたりどの程度のデータを利用するのかを把握しておきましょう。
普段使っている通信会社の記録を見れば、おおよそ見当がつくかもしれません。
短時間ネットやメールをする程度なら月に数GBで十分でしょうし、YouTubeやNetflixなど動画を見るつもりなら日に数GBでも足りない場合も。
必ず、「月あたりのデータ容量」「短期間に集中利用した場合の制限内容」この2つをチェックすることを忘れずに。
- どの業者から(どのサイトで)レンタルするか
いざWi-Fiルーターを借りようと思っても、ざっと調べただけでも10数社はありどこで借りればいいのか判断をつけづらい。
どこで借りても回線はドコモ・au・ソフトバンク・Y!mobile・WiMAXなど有名どころしかないので、レンタル期間と料金と機種さえ同じならどこで選んでも一緒なはずではあるんですけどね。
主なレンタル業者、および取り扱いサイトについては後述します。
- 宅配、空港受け取り、コンビニ、店頭のどこで受け取るか
レンタルするWi-Fiルーターの受け取りは、大きく分けて宅配か空港受け取りの2種類。その他、業者によってコンビニや店頭で受け取れるところも。
一時帰国や海外からの日本観光で使うなら空港が便利でしょうし、入院や引っ越しに伴う利用であれば宅配が良さそうですね。
- どのキャリアの回線、機種を使うか
都会であればどの回線でも概ね問題ないと思いますが、離島や僻地に行く予定があるならその地域の電波が強い通信会社を選ぶ必要も出てくるかも。
また、機種によって対応する通信速度や使いやすさなどが変わってくるので、詳しくなければググって評判を確かめるなどしてチェックしておきましょう。
Wi-Fiルーターレンタルを提供している主な会社
例えば携帯電話の通信であればドコモ・au・ソフトバンクくらいは誰でもわかりそうですが、モバイルWi-Fiルーターのレンタルにはどんな業者があるのでしょうか?
Wi-Fiルーターのレンタルといっても海外旅行用、国内での継続利用(月額制)、国内一時利用とありますが、今回は入院などの一時的な機会に一定期間レンタルできるところに絞って調べてみました。
WiFiレンタルどっとこむ
国内でのWi-FiルーターレンタルNo.1をうたうWifiレンタルどっとこむ。
海外旅行時のWi-Fiルーターレンタル大手の「グローバルWiFi」と同じく株式会社ビジョンが運営している。
大手だけあって取り扱う回線やデータ容量の幅も広く、選びやすい。
チェコでの通信にグローバルWi-Fiを利用。到着してすぐスマートフォンが使える安心感!
グローバルモバイル
WiFiルーターのレンタルを専門に運営している、グローバルモバイル。
国内でのルーターレンタルに関してはSoftBankかつ容量無制限のものに絞っている。
WiFiレンタル屋さん
SoftBankとWimax、合計3種類のルーターに絞ってレンタルしている。無制限ではないが月20GB以上の大容量。
NETAGE
携帯各社の回線に対応し、1日366MBの低容量(その分安い)から無制限まで幅広いプランを揃えている。
WiFi東京
SoftBankおよびY!mobile回線のWi-Fiルーターに特化しており、2019年3月現在は502HWの一機種のみ。データ容量無制限。
楽天市場や価格.comでレンタルすると安くなる場合も
ここまで挙げたレンタル各社のサイト以外に、楽天市場や価格.comを経由してレンタルする方法もあります。
それぞれ特徴があり、各社のサイトで直接借りるよりも安くなるパターンも多々。要チェック。
楽天市場でレンタルする
楽天市場でも、上に挙げたものも含め多くの業者がモバイルWi-Fiルーターをレンタル受付しています。
各社で直接レンタルするときと違うのは、「7日プラン」「30日プラン」などと期間が決まっていること。
私が調べた限りでは、その制限期間ギリギリくらいまでレンタルするなら楽天で借りる方が安くなることが多い。ただし、期間をオーバーしてしまった場合は延長料金が高くなるリスクも。
あらかじめレンタルする期間がわかっているなら、楽天市場を経由して借りるのが個人的にはオススメです。
価格.com経由でレンタルする
価格.comを経由してレンタルWi-Fiルーターを借りることもできます。
その特徴は2つ。1つ目は、異常なほど低価格のプランがあること。なんと1日あたり10〜20円、1ヶ月で数百円程度(+送料・手数料)。
4G回線かつ5GB/月使えるならこんなお得なプランはないと思えるくらいなのですが、以下のブログ記事などによるとさすがにそんなウマい話はないようで、回線速度に難があるようです。ただ、全く使えないというわけでもないらしい(場所や時間帯による)。
1日500円前後の一般的なレンタルWiFiと比べると速度はだいぶ劣りますが、何より往復送料込みで1000円という激安価格を考えると十分利用できるのではないかと思います。
特に繁華街などの出先で利用するのでなく、自宅中心で利用するような場合は十分利用価値があると思います。逆に出先で使用したい場合や仕事などの用途には向かないでしょう。
価格.comから申し込める激安WiFiレンタルは実際使えるのか?利用してみて徹底調査!
とにかくお金がない、メイン回線が別にあってサブとして使いたい、遅くても構わない……など利用できる状況は限られそうですが、この圧倒的な安さは魅力ですね。
2つ目の特徴が、価格.comを経由することで各社サイトでのレンタル金額が「価格.com限定特別価格」になること。
例えば、とある会社の同じ機種、同じ期間でのレンタル料金を比べてみましょう。
以下の画像はその会社のサイトで直接申し込みをする場合の料金。
それが価格.comを経由すると、なんと1,500円も安くなってしまいました。
端末のレンタル料金が安くなっているほか、発送料が無料になっているのがわかります。
価格.comを経由すれば当然マージンが発生するわけで、『直接契約したら安くなる』の方が理に適っているような気はしますが現実的には逆。
すべての会社・機種がそうなのかどうかは確認していませんが、直接申し込む前に価格.com経由で安くなるかどうかは試しておいた方がよさそうです。
私が選んだレンタルWi-Fiルーターと感想
7〜10日間と予想される入院期間、料金、データ使用量(1日中使う可能性があるため無制限が望ましい)を総合的に考え、レンタルしたのが以下の機種。
楽天経由で「Wifiレンタルどっとこむ」さんを利用することにしました。
機種はSoftBank E5383、レンタル期間は余裕を持って14日間、データ容量はもちろん無制限。レンタル料金は4,400円。
入院当日の午前中に日時指定し、無事にヤマトさんが届けてくれました。
中身はポーチに本体、充電用のアダプタとmicroUSBケーブル、それに返送用の袋と伝票。
SSIDとパスワードの印字されたシールが貼ってあり、電源を入れればすぐに使える状態となっています。
電源を入れて動作確認。問題なくつながりました。
病院内にてスピードテストをしてみた結果(平日15:30頃)。モバイルルーターでこれだけ速度が出れば大抵の用途には十分でしょう。
YouTubeを見たりNetflixで動画を見たりもしましたが、遅くて困るようなことはほぼありませんでした。入院中もネットがあれば何でもできる!
返却時は添付の袋に入れて伝票を貼り、あとは集荷に来てもらうなりヤマト対応のコンビニで渡すなりするだけ。楽天でレンタルした場合、期間を過ぎると追加料金がかかってしまうのでご注意を。
あとがき
入院だけでなく海外在住者の一時帰国、海外からの観光客の一時利用、引っ越したときの工事完了までの空白の期間なんかにも使えそう。今回は宅配受け取りでしたが、レンタル業者によって空港やコンビニで受け取れるサービスもありますしね。
いざというときのために、覚えておいて損はありませんよ!