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日本最西端の島・与那国島に行ったときのこと。
宿でレンタバイクを借りたときに「『テキサスゲート』には気をつけてください、バイクの車輪がちょうどハマる大きさになってますので」との注意事項が。
聞いてみると、馬が外に出ないために設置しているゲートをそう呼ぶとのこと。
車輪がハマるというくらいだから溝があるんだろうし、ゲートだから観音開きの戸みたいなものがあるのかな、などと想像しながら島一周の旅に出るのでした。
これが「テキサスゲート」だ!
しばらく走り、野生の馬が生息しているという牧場(広い敷地を持ち、一般人の出入りも自由)付近に差し掛かる。
あ、あれがテキサスゲート……?あれ?
どこにも「ゲート」といって想像するようなものはなく、道路と垂直に溝が8本ほど走っているのみ。
確かに気をつけないとハマってしまいそうではありますが、バイクや車、自転車ならまっすぐ通り抜ければガタガタするくらいで問題なく通れますし、歩きでも足元に気をつければ何てことはないただの溝。
これでも馬にとっては足の置き場に困るか、あるいは嫌って近づかないということなのでしょうか。後ろ足の足元とか見えなそうだもんなあ。
与那国馬の生息地を囲むように設置されている
テキサスゲートは、与那国馬の生息地を囲むように設置されています。
集落や空港といった場所にに近づかないようにとの配慮からでしょう。
なお、牧場内で工事なども行われていましたが、そのあたりでは与那国馬はやりたい放題です。面白い光景ですよ。
あとがき
『テキサスゲート』という名前から立派な木製のゲートを勝手に想像してたんですが、まさか道路の”溝”だとは思いもしませんでした。
こんな比較的簡易な溝でも馬は乗り越えることはないと、先人たちはよく思いついたものですね。
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