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大きな変更が相次いでいるお金のサービス、Kyash(キャッシュ)。
2020年12月に、ポイントのつく上限額が月12万から5万に変更。
また、銀行口座から入金した残高に対し年利1%がつく「残高利息」もあわせて発表したものの、こちらは法律上の問題があったのか取り下げとなりました。
そして2021年2月、さらなる変更についてのメールを受信。以下4点の変更が行われるとのこと。
- 毎月指定日に、銀行口座から指定金額の自動入金が可能に(2/4〜)
- クレジット・デビットカードからの指定金額入金廃止(2/4〜)
- ゆうちょ銀行との接続再開、住信SBIネット銀行との接続開始(2/4〜)
- 決済時のポイント還元率変更。決済のみに利用できる残高(クレジットカード連携含む)は1.0→0.2%に
クレジットカード自動引落としでポイントを貯めていた私含む多くのユーザーにとっては、④の変更は非常に大きいもの。
この変更による影響を考察し、今後Kyashを使い続けるかどうか検討してみました。
ポイント還元率変更による影響
Kyashからのメールに添付されていた以下の表に、今回の変更内容がまとまっています。
(Kyashからのメール「入金機能のサービス仕様および決済時ポイント還元率の一部変更について」より引用。赤字は筆者による)
ポイント獲得を主眼においているユーザーは、Kyash Card(以下の画像参照)を手に入れているはず。
そのKyash Cardのポイント還元率が、クレジットカードやデビットカード連携の場合は2月10日より1.0→0.2%へと大幅に下がります。
ポイント還元される月あたりの利用額が5万円なので、月100ポイント・年1,200ポイントが上限。
クレジットカード払いによるポイント2重取りはまだ有効ですが、果たして月100ポイントを5万/月の上限額を気にしつつ財布のカードポケットを1つ消費してまで取りに行く価値があるのか、悩ましいところ。
発行手数料が900円かかることを考えれば、既存ユーザーはまだしも新規ユーザーはKyash Cardの発行すら躊躇するかもしれません。
なお、銀行口座からの入金であれば利用額は月12万、1,200ポイントがもらえるものの、1.0%という還元率は一般的なクレジットカードと変わらない平凡なもの。
わざわざKyashを使う理由とはなりにくいでしょう。
Kyashを使い続けるか、利用をやめるか
月2%キャッシュバック時代からKyashを使ってクレカとのポイント2重取りを享受していた私ですが、今回の変更でKyashの利用をやめようと思います。
最大月100円もらえるメリットと、財布に入れるカードが1枚増える+月5万の上限額を気にする面倒が見合わないとの判断。
これまで多くのキャッシュバックをいただきました。ありがとう、さようならKyash。
(以前発表された「残高利息」のような得するサービスが追加されたら、また戻ってくるかも)
なお、ポイント還元以外で考えられるKyashのメリットとしては、以下の4つが考えられます。
①:銀行から一定額入金し、その利用をその範囲内にして家計をコントロール
②:友人間での送金機能
③:使用履歴の即時確認
④:出費をカテゴリーごとに自動仕分け
ポイント以外でのメリットに魅力を感じるなら、もちろんKyashを使い続ける判断もあるでしょう。
最後にひとこと
以前発表された「残高利息」なり、何らか利用するに足るサービスが今後出てくるのを期待したいところです。