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インターネット、便利ですよね。
例えばパソコンとネットがあれば完結する仕事をしていると、Wi-Fi環境さえあれば家を出なくても全然生きていけてしまいます。(私がそうです)
でも、引きこもって外部との接点をネットとSNSだけに依存するのはおすすめしません。
なぜなら、ダークサイドに陥りがちだから。
「なぜ、ダークサイドにハマってしまうのか?」について深くは分析していませんが、私自身も一部経験がありますし、友人たちに聞いてもやはり同じ感想であることがほとんど。
自戒を込めて、そういった陥りがちな症状について挙げてみました。
症状1:批評家になり下がる
ネットで見かける記事について、一言言いたくなります。
安倍内閣がどうだ、ブラック企業がああだといったかなり対象が大きかったり抽象的なものから、個人ブログに至るまで。
ときに過剰に攻撃的になってしまうことも。
原因は嫉妬だったり、自分の境遇に対する不満だったり、(自分の中での)正義感だったりするのでしょうが、この症状の良くないところは大抵の場合責任が伴わないこと。
ただ批評するだけなら周りに害はありませんが、エスカレートすると匿名で(時にデマを含む)容疑者の個人情報を鵜呑みにして拡散してみたり、罵詈雑言を人に投げつけてみたり。ここまで来ると倫理的な問題があるのはもちろん、罪に問われる可能性すら出てきます。
人の足を引っ張ることはできても自分にとって良いことがあるわけじゃないのですから、ほどほどに。
症状2:思考のバランス崩壊
ネットには千差万別、玉石混交の数多の情報があふれています。
私達が観測しているのは、そのごく一部。
それが何らかの原因で偏ってくると、それが真実だと錯覚するようになってしまうことがあります。
その結果、過剰な韓国ヘイトになったり、バランスを欠く反原発化、食品添加物を極端に避ける、中には変なネットビジネスにハマってしまうような人だっているでしょう。
ネットに限らず環境や付き合う人間が偏るとよく起こることですし、自分が偏っているなんて普通は認識できないので完全に避けるのは難しいところですが……。
自説の理屈が通っているか、反対意見について一理ある部分はないかなど、なるべく偏りのない考え方を理解するように努めることは大事でしょう。
症状3:疑心暗鬼
SNSで起こりがちなのが、疑心暗鬼。
名指しするのはさすがにアレだからと誰ともなく批判をしてみたり、あるいはそれに対して特に関係あるかもわからないのに「俺のことを言ってやがるな…?」と過剰反応したり。
あるいは、見るツイートを整理したいからとフォローを外されたら「あの人、私のこと嫌いになったのかな。何か悪いことしたっけ。。。」と悩んでみたり。
SNS以外でも起こりうることですが、SNSだと数十人どころか人によっては数百、数千といった人の投稿が可視化されるのでより発生しやすい症状です。
「見ない」のが最も効果的ですが、情報収集やコミュニケーションに利用している人もいるでしょうからそうも行かない場合も。
自ら誤解を呼ぶような投稿は避ける、人を批判したり誤解を呼ぶような投稿の多い人はミュートするなどして、自らの精神の健康は保っておきたいものです。
症状4:無限に時間が過ぎていく
つながっている人が多ければ多いほど、際限なく情報(投稿やツイート)が生み出されていくSNS。
それを逐一チェックしていると、無限に時間が過ぎていってしまいます。
暇でしかたないのであれば別にいいですが、多くの人にはやりたいこと、やるべき仕事、読みたい本など他に時間を使うことがあるはず。
常に張り付いていないといけない理由などほとんどの人にはないはずですから、意志だけで難しければ時間を決める、通知を切っておく、アプリをアンインストールするなどの対策を。
症状5:気分が上向かず、デフレスパイラルに陥る
引きこもって人と会わずにほぼネットだけで生活することは、収入源によっては理論上は可能。
ですがそんな生活をしていると、気持ちが上がっていかない。理屈で説明はできないのですが、経験上どうしてもそうなってしまうのです。
過剰に自省的になったり、あるいは攻撃的になったりして生産性が低下、そうするとさらに自信がなくなりデフレスパイラルに陥ってしまいます。
やるべきことと締め切りが決まっていてそこに向けて集中する、という明確な目的と決まった期間があるなら問題ないと思いますが、そうでなければ一旦ネットから離れた方が良いかもしれません。
あとがき
上記の症状に当てはまるかも……?と思ったら、適度に外に出ましょう。人に会いましょう。たまにはSNSから離れましょう。
晴れた日に散歩する、なんていうちょっとしたことでも気分が上向いたりするものです。