この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
北陸に始めて訪れると決めたとき、必ず行こうと決めていたのが立山黒部アルペンルート。
富山県の立山から黒部まで(正確には長野県側の扇沢まで)、トロリーバスやロープウェイなどを乗り継ぎ風景を楽しみながら山を越えていくルートです。もちろん、長野県側から富山県へ渡ることも可能。
そのアルペンルートの中でも最大の見どころと言えるのが、黒部ダム。
なんと50年以上も前、1963年(昭和38年)に造られた日本最大規模の巨大ダムで、171名もの死者を出した難工事はプロジェクトXでも取り上げられたほど。
私が行った10月初旬は紅葉も始まっており、青空と色づく木々と黒部湖の緑、そこに迫力あるダムの放水と虹までかかって素晴らしい景色でした!
立山黒部アルペンルート、やや長野寄りにある「黒部ダム」
まず出発前、ルートについて全然知らなかったので以下のサイトで予習。
富山県側の電鉄富山駅から長野県側の扇沢駅まで、トロリーバスやら普通のバスやらロープウェイ等々を乗り継いで行くらしい。
立山駅での運賃表。私の場合は扇沢駅の先の大町温泉郷に泊まり翌日戻るというルートだったので、扇沢までの往復チケットを購入。13,360円か、結構するなあ。
そこからケーブルカー、高原バス、トロリーバス、ロープウェイ、ケーブルカー、もう1回トロリーバスと乗り継いで3時間ほどで、やっと黒部ダムに着きました!が、この日は夕方の17時くらいで扇沢への終電間近。放水も終わっている時間。
その規模にはやはり驚きましたが、この日は通過するのみで終了。明日に期待……!
翌日、長野県の大町温泉から路線バスで扇沢駅へ。片道1,010円。
扇沢駅は標高1,433mの高所にあり、この時点で既にいい景色。
さらに素晴らしい景色を求め、黒部ダムに向かいます。前日に往復チケットを購入済みなので、きっぷを買う必要はなし。
関電トロリーバスに乗り込みます。前日は終バスでそれほど人は多くなかったのですが、朝は多くのお客さんで平日にも関わらずかなりの混雑っぷり。
バスでトンネルを通り抜け16分、黒部ダム駅に着きました!
黒部ダムと周りの絶景を一望できる展望台へ
駅に着くとすぐに、ダム展望台へ続く階段が姿を表します。220段あるらしい。上ってみましょう。
観光客は、平日ということもあり50代以上の方が大半。でも皆さん元気に長い階段を上っていきます。
そのうちに視界が開け、目の前に広がる絶景!
そして黒部ダム。
6月下旬〜10/15までは観光放水も行われています。ものすごい水の量。
これを50年以上前に作ったとは。。。すごい。
標高が上がるにつれ色が濃くなる、秋の黒部ダム周辺の山々。
さらに綺麗な虹までかかり、これ以上何を望むのかというくらいの景色に。
黒部湖の緑も映えます。
この巨大な湖、人造湖らしいですよ。信じられん。
ダムの迫力をより近くで感じられる新展望広場
下へ降りて行くと、周囲を見渡せる展望台とはまた違う景色が楽しめる広場があります。
屋内でもこの風景を楽しめる無料休憩所を抜け、
階段を降りていくにつれ、徐々にダムや山々、湖の見える角度が変わってくるのが楽しめます。
さらに下へ。
よりダムを近くで眺められる新展望広場。周りの景色とのバランスで言えば階上の展望台の方がいいと思いますが、その分近くで見える放水の迫力は段違い。
ものすごい勢いで水が吹き出しています。
見上げる山もまた良し。
横には黒部ダムを造った男達の足跡が垣間見られる展示施設も。
トロリーバス黒部ダム駅から、ケーブルカー黒部湖駅へ歩く
景色を堪能したら、関電トロリーバス黒部ダム駅から黒部ケーブルカー黒部湖駅へ徒歩15分の道のりをゆっくり歩きます。
お土産を買ったり食事ができる、黒部ダム駅近くのレストハウスから。
ここには、大量の湧き水が出てきて工事を阻んだという破砕帯にちなんだ「ハサイダー」なんてものも。
さらにご当地ゆるキャラ「くろにょん」。
工事中に犠牲になった作業員の方々の慰霊碑に、祈りを捧げるのを忘れずに。
記念写真撮影も行われていました。
ダムの上に沿って作られた道を、周囲の風景を楽しみながらゆっくり黒部湖駅へ。
途中、黒部ダムの中心があったので見下ろしてみると……
迫力ある放水を真上から眺めることもできます。
あとがき
四季で様々な顔を見せる立山黒部アルペンルート、そして黒部ダム。
これは北陸へ旅行する機会があるなら、一度は訪れておくべき場所だと思います。息を呑む絶景が楽しめますよ!
【2024年】国内旅行に安く行くために調べるべきオススメ予約サイトまとめ