この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
台湾南部最大の都市・高雄(たかお/カオシュンkaohsiung)。
日本だと大阪市くらいの人口(約270万人)を持つ大都市で、地下鉄やバス網なども発達しています。
(高雄でのバスの乗り方→「台湾・高雄市での路線バスの乗り方。「手を挙げる」「先払い」に注意!」)
今回は、その高雄で地下鉄(高雄捷運、MRT)のキップを買って乗車する方法を紹介します。
台湾全体でもそうですが、日本のアニメ・マンガの影響がいろんなところで見られたのも面白かった!
世界でも有数の美しい地下鉄駅・美麗島駅へ
この日は、宿泊していたゲストハウス「あひる家」から、店の人におすすめされた高雄最大級の夜市「瑞豊夜市」へ向かうことに。
あひる家から徒歩圏内の美麗島駅。交通の要衝として発展が進んでいるらしい。
言葉はわからなくても、漢字でなんとなくわかることが多いのは台湾のいいところ。
これは低速運転中的なことかな?
名前だけでなく、内部もとても美しい美麗島駅。中心部には巨大なステンドグラス芸術が光を放っています。
なんでも「世界で最も美しい地下鉄駅」第2位にランクインしたこともあるとか。
高雄の地下鉄(高雄捷運)でのチケット購入方法
さて、それではキップを買うことにしましょう。
こちらが自動券売機です。路線図があって機械があって…というのは日本の地下鉄とも似たようなものですが、券売機の様子がちょっと違う。
操作手順も書いてあるのでそれほど迷わないと思いますが、一応解説を。
上の路線図の行き先に書いてあるお金を用意して(ここは日本と同じ)、券売機の路線図上で目的地の駅を押します。
必要な人数分のキップの枚数を押したら、お金を入れます。
100元札までしか入らないので、高額紙幣しか持っていない場合は両替しておきましょう。(これは機械にもよるかも)
このプラスチックっぽいコインのようなものがチケットです。
入場時には、このコインをかざすだけ。退場時にはコインを入れるところがあるので、そこに投入すればOKです。
東京のどこかの地下鉄駅と言っても信じてしまいそうなくらい、日本と似た光景ですね。
日本と同じように降りる人を待って乗り、普通に降りればいいだけです。
多少吊革や車両が違うくらいで、内部も拍子抜けするくらい日本と変わりません。
乗車時も車内でも(日本人的な感覚で)マナーの悪い人はいなかったし、特にカルチャーショックを受けるような場面もないでしょう。台湾ってほんとに外国と思えない感覚。
目的地・瑞豊夜市のある巨蛋駅に着きました。ここまでなんと20元(約60円)!これだけの都市部ですら、交通費めっちゃ安いんです。
日本のアニメ・マンガの影響がちらほら
日本文化の影響を色濃く受けている台湾ですが、この高雄捷運も例外ではありません。
公式コラボしている「ちびまる子ちゃん」の人形。台湾では「小丸子」らしい。そのまんまや。
日本のアニメに出てきそうなキャラクターが飲食禁止を訴えるポスター。詳しくないけど何かモデルとなったキャラがいるんでしょうか?
【追記】いただいたコメントによると、高雄地下鉄の4人いるオリジナルキャラクターの一人とのこと。知らなかった……!
「高捷少女」(たかめ少女)とは、小穹(シャオチョン)、艾米莉亞(エミリア)、婕兒(ジェアー)、耐耐(ナナ)の4人からなる「高雄捷運」(高雄メトロ)の人気キャラクターで、乗客マナーの啓発ポスターや、駅構内・車輛のラッピングなどで活躍しています。
台湾・高雄地下鉄の人気キャラクターを小説化 2015年冬、GA文庫より刊行決定!~業界初、台湾発のキャラクターとコラボレーションしたライトノベル~ | SBクリエイティブ株式会社
耳があるけどこの色、ヒゲ…それに後ろのキャラのメガネと服の色……もしかして……?
でも首輪じゃなくて赤のスカーフだしな、まさかね……。
きさま 新手のスタンド使いかァーーーッ
あとがき
異国の地ではちょっと交通機関を使うだけで苦労したりするときもありますが、台湾は日本とかなり似ていてやりやすいですね。
地下鉄をうまく利用しつつ、高雄旅行をお楽しみください!
台湾旅行で観光スポットを効率よく回ったり、割引入場チケットを探したい場合は、「KKDay」もしくは「楽天トラベル観光体験」がオススメ。
KKDayは台湾に本社を置く旅行会社で、台湾の会社だけあって台湾ツアーには非常に強い。
私も、台湾101への入場チケットはここで予約しました。受付で普通に払うより安く買えて満足。
楽天トラベル観光体験はまだスタートしたばかりのサイトでツアー数は少ないですが、楽天ポイントが貯まる・使える上に他サイトよりも比較的安くツアー予約ができる場合が多い。
品揃えも今後どんどん充実してくるでしょう。
台湾旅行に安く行くためのツアー・航空券・宿泊予約サイトまとめ
飲食禁止ポスターのキャラクター(高捷少女)は、KRT(高雄地下鉄)が2014年に赤字転換プロジェクトの一環で立ち上げたイメージキャラで、台湾イラストレーターによるオリジナルです。
台湾のみならず日本でも人気が高く、日本人作家による小説まで発売されました。
https://www.softbankcr.co.jp/ja/news/press/2015/0813_002491/
情報ありがとうございます!
高雄地下鉄のオリジナルキャラクターだったんですね、なるほど。日本でスピンオフ小説まで発売されるほどとは……!