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チェコに12ある世界遺産のうちの1つ、リトミシュル城があるかつての交易都市、リトミシュル(Litomyšl)。
「わが祖国」などで知られる作曲家スメタナの生誕地でもあります。
私たちが訪れたときは、ちょうどフードフェスティバルが開催されている時期でした。
チェコ各地からさまざまな食べ物、飲み物が集まるこのフードフェス。
美味しいビールや料理もさることながら、一番印象に残ったのはフックの付いたビール用カップ。
これ、ちょっとした工夫なんですがめちゃめちゃ良いんですよ…!こういったフードフェスはもちろん、立食パーティー形式の会すべてで使ってほしい。
飲み物持ち運ぶのに手が塞がらないのがこんなに便利だとは。
大作曲家・スメタナが生まれた地、リトミシュル(チェコ)のフードフェスティバルへ
「わが祖国」やオペラ「売られた花嫁」といった代表曲のある、チェコを代表する作曲家スメタナ。
そのスメタナの像のある広場に集合し、フードフェスティバルに向かいます。
「わが祖国」と言われてピンと来ない人でも、「モルダウの歌」と言われればもしかしたらわかるかも。以下の動画だと1:12頃からです。
この広場にあるスメタナ像が見ている方向には、同じくチェコの著名な彫刻家であり、世界遺産リトミシュル城を復活させた立役者であるゾウベク(Zoubek)氏の生家だと言われているそう。
いつもは落ち着いたリトミシュルの街も、この日はフェスティバルということで多くの人や車で賑わっています。
街のメインの広場であるその名も「スメタナ広場」は長さが500mほどもあり、チェコで最も長い広場の1つ。
その広場にずらりと露店が並び、チェコ各地や周辺の国から集まってきたお客さんでごった返しています。
しかし、私たち以外にアジア系の人はほとんど(というか全く?)見かけず。ヨーロッパに来てるんだなあと実感。
…と思っていたら、なんと日本のハチマキをした方を発見!こちらはチェコ在住の日本人、日本について学ぶチェコの学生がやっていたお寿司のブース。
海外で日本のものだったり、日本好きの現地の方を見かけると嬉しくなりますよね。とてもいい笑顔。
皆、思い思いに料理やビールやお酒を楽しんでいます。
チェコ各地からさまざまな料理やビール、お酒が集まるフェス
早速、気になる料理のブースに並んでみました。こちらはホテルのレストランブース。
並んで順番を待っていたら、ブース内にいたホテルマンかウェイターらしき良い雰囲気のおじいさんに「ヤポンスカ?」と話しかけられる。
たぶん「日本人か?」と聞かれたんだろうと思いYesと答えると、なぜかビールを渡してくれました。お金を払ったわけでもなかったので「じゃあお金払います」的なことを言ってみたのですが、いらないよとの返答。
というわけで、何故かわからないけどビールをいただきました!ありがとうおじいさん!
ちなみに、その方は並んでいる他の人(日本人ではない)にもビール配ってたので、特にどこの人とかは関係なくビールを振る舞っていたっぽいです。
ビールを飲みながら、目的の料理をゲット。
すりつぶしたジャガイモと玉ねぎ、ベーコンを和えて味付けした料理。塩コショウが効いてビールのすすむ肉野菜入りマッシュポテトといった感じで、おいしい。
寿司も日本人が監修している(?)ためか、下手に海外の街中のレストランで食べるよりもちゃんとしたものが出てきました。普通にうまい。
まさかチェコの広場でビールと一緒に寿司が食べられるとは…。
1人あたりビール消費量世界一のチェコ。もちろんビールで乾杯。
とはいえ、ビールの他にもワイン、蜂蜜酒などなど多くの飲み物、お酒が売っていました。
川魚のから揚げと、焼き物。日本のものとはまた違うスパイスが使われているようで、これがめっちゃうまかった。ジューシーでありながら味が濃いんですよね。魚自体がおいしいのか、味付けがいいのか、その両方か。作り方が知りたい。
大人数のツアーだったので、皆が持ってきた料理でちょっとしたパーティー状態に。やっぱりこういうフードフェスは大勢で来ていろんな料理をつまむのが楽しい。
トマトスープ。ミネストローネのような感じで、日本人にも馴染みのある味。
牛肉のグラーシュ(シチューのような料理)とクネドリーキ、チーズつきソーセージ。料理自体おいしいのはもちろんなんですが、それぞれどの料理を食べてもビールに合うよう作られている気がする。気のせいかもだけど。
最後になぜか食べたハンバーガーも肉肉しくて美味でした。
フック付きビールカップが革命的に便利。日本でもすぐに導入すべき
2杯目のビールを求めて並んでみます。
こちらのスプラッタでアバンギャルドなデザインのカップはビールとは別途有料で、カップを返すとその分のお金も返ってくるシステム。
このビール用カップ、フックがついているのが特徴的。つまりどういうことかというと。。。
こうですよ、こう。バッグやポケット等に引っ掛けて持ち歩くことができる。
ちょっとした工夫ですが、これ画期的じゃないですか?
こういったフードフェスや立食パーティーだと、飲み物で片手が埋まってしまい料理が持てない・食べられないなど色々不自由になるのがネック。
その点、このフック付きカップなら適当なところに引っ掛けてしまえばいいんですからこれ以上なく便利。
ジーパンやバッグの不織布の肩紐であれば問題なくいけそうでした。
ダブルで掛けるのもアリアリ!私含め一緒に行ったメンバーみんな気に入って、持ち帰っていたようでした。
これ、日本でも流行るといいなー。大人数で立食形式の懇親会とかよくあるパターンなので、持って行こうかな。
コスプレアリのグラーシュコンテストも開催中だった
牛肉入りシチュー「グラーシュ」のコンテストもフェスの会場にて行われる模様。実際のコンテストは時間の関係上見られなかったのですが、準備の様子を見に行くことができました。
参加者みんな、談笑しつつ楽しそうにグラーシュを作っています。
こちらは囚人のコスプレをしたグループ。勝手な先入観ですが、欧米の方が囚人服着るとすごくイカツく見えませんか?
(もちろん、実際は柔和な雰囲気でしたよ笑)
森の住人(?)らしきキノコガールさんのいるブース。ここのグラーシュはどんな味なんだろう。
おっと、こちらも森の民らしき空気感を醸し出してますね。薪で煮炊きするのは大変そうだけど、味もきっと格別のはず。
大きな鍋でつくる料理、ロマンを感じる。
帰り際には、粋なバンド演奏もはじまっていました。
あとがき
日本のフードフェスは妙に高い割に味はそうでもないものばかりが並び、やたら人でごった返しているイメージが強いのですが、ここリトミシュルのフードフェスは値段も手頃(なぜかビールただでもらったし…笑)、コスプレやバンド演奏といった遊び心もありとても楽しめました。
毎年5月に開催されるそうなので、興味のある方は世界遺産リトミシュル城観光ついでに来場してみてはいかがでしょうか。
それにしてもフック付きビールカップ、ほんと便利だわー。
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