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未来の乗り物として、ずいぶん前から注目されている「電気自動車(EV)」。
ですがなかなか一般への普及は進んでおらず、ガソリン+電気のハイブリッドで走るプリウスが有名なくらい。
…と思っていたところ、知り合いのつながりで最近知ったのが「一人乗り電気自動車」というもの。
一人乗りの自動車?ガソリン無しで電気だけで走るの?などなど疑問があったのですが、先日北九州の門司港近くで試乗イベントがあったので、乗りに行ってきました。
いやー、楽しかった。ちょっとしたおでかけや買い物にかなり便利そうです!
一人乗り電気自動車「T-10」の試乗会にやってきた
試乗イベントがあったのは、門司港駅からちょっと行った「関門海峡めかり駅」近くの「めかりマルシェ(旧めかり潮風市場)」というところ。
関門海峡の入口近くです。
門司港駅から門司港レトロ観光列車「潮風号」に揺られること10分、会場に到着。
これが一人乗り電気自動車、T-10です!
当たり前ですが、普通の車に比べるとかなり小さい。
富山のメーカー、タケオカ自動車工芸という会社の製品らしい。
車の後ろにはしっぽのような電源が繋がってます。
これは何だろ?とナンバープレートを上げてみると。。。
コンセントが!ここが充電口のようです。
その先は、普通のドラム式コンセントにつながってました。
普通の家庭用コンセントから給電している光景。なんか面白い。
ガソリンを全く使わない、完全な電気自動車です。
燃費が1kmあたり約1円!環境にやさしい電気自動車T-10
T-10のフル充電には8時間かかり、65kmほど走れるとのこと。
あまり遠出はできませんが、近所への移動や買い物には十分な距離。
燃費は1kmあたりなんと約1円!
例えば福岡〜北九州(約65km)だと、普通の車ならガソリンが150円/l、リッター10km走るとしてガソリン代は975円。
それに対し、この電気自動車なら65円です。安すぎる…!
ちなみに本体価格は129万円。こちらはもう少し安くなって欲しいところですが、技術の進歩や普及状況によって徐々に下がると思われます。
この試乗イベントでは、1回1000円で近くの道路をぐるっと回ってこれました。
T-10の運転席や外観デザイン、乗り心地をチェック
早速運転席に乗り込み、出発!
道中はさすがに危ないので、写真は無し。
車体が軽いため結構揺れるので、舗装された道路以外を走るのはやめた方がよさそうです。
(そのような状況はあまりないとは思いますが・・・)
というわけで、展望台にやってきました。
風景に溶け込む電気自動車をパシャリ。
横から見たところ。運転席とちょっとした収納スペース分の長さしかないので、かなりコンパクト。
後ろ側。
ナンバープレートが見慣れない水色なのですが、これは「原付四輪」という区分で、
保険の「ファミリーバイク特約」の範囲にも入るらしい。
ホイールが赤くてしゃれとる。
運転席ドアの内側はオレンジ色。
運転席からハンドルを見たところ。
右側には、シフトのスイッチと「Power mode(パワーモード)」なるスイッチが。
このパワーモードは要するに普通車のローギアのようなもので、上り坂でパワーを使うとき、下り坂でエンジンブレーキを使いたいときに使うとのこと。
左側には、ヒーター(暖房)のスイッチとハザード、エンジン起動スイッチが。
エンジンをONすると、メーター部分にはこのような表示が。
充電池の電圧(ボルト)、電流(アンペア)、バッテリー残量を表しているようです。
エンジンスタートの様子をYouTubeにアップしてみました。
めっちゃ静かで、最初はエンジンが本当にかかったのかわからなかったほど。
運転席の横には電池が。
アクセルとブレーキ。
運転席後ろには、意外と荷物が乗りそうな収納スペースが。
日常の買い物や小旅行には十分すぎる広さ。
内装〜外観も動画にしてみました。
普通車と並べて駐車したところ。やはり大きさがだいぶ違う。
正面から。小っせえ!
走っている様子の動画もどうぞ。
私はあまり背の高い方ではないですが、車が小さい分大きく見えますね。笑
一人乗りの電気自動車、もっと普及してほしい
本体価格的に一般への普及はもう少し先になりそうですが、ガソリンを全く使わず、燃費が1km約1円というのは魅力的。
何より、乗っていて楽しかったです。個人的には、ゴーカートに乗っているような感覚に近かった。
バイクに比べれば寒さに強く安全性も高いですし、一人用の乗り物として普及してくれたら便利そう……!