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ソニーのネックスピーカー・SRS-WS1レビュー。映画やゲームの臨場感が、体験が変わる!

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SRS-WS1を首に掛けて映画やゲームを楽しむ

アメトークの家電芸人で紹介されたこともあり、長らく品薄状態が続いていたソニーのウェアラブルネックスピーカー・SRS-WS1

2018年12月のいま確認してみると、各ネットショップや量販店などの在庫が復活しているようで、値段も定価付近で安定した様子。ようやく再生産された分が出回るようになったみたいですね。


テレビやパソコンの横に置くタイプのスピーカーではなく、かといってヘッドホンやイヤホンとも違う、首や肩に掛けて使うタイプのネックスピーカーSRS-WS1。

このSRS-WS1を使って映画鑑賞やゲームをしてみると、その実力がよくわかります。

耳元で聴こえることで臨場感が増すし、人の声など小さな音がとても聞き取りやすい。
いつもプレイしているゲームの音に対する解像度が格段にアップし、いつも聴いてる音楽やサウンドエフェクトの細かい部分もで感じ取れ、新たな発見がある。


新しいジャンルの製品なので自分の用途に合うかどうかはしっかり検討する必要がありますが、個人的には特に

「マンションなど集合住宅でよく映画鑑賞をする」
「テレビでSwitchなど据え置きゲームをよくプレイする」

人にはかなりオススメです!

SONYのウェアラブルネックスピーカー「SRS-WS1」

こちらがSONYのウェアラブルネックスピーカー「SRS-WS1」のパッケージ。

SONYのウェアラブルネックスピーカー「SRS-WS1」のパッケージ

無線の方式としては2.4GHz帯を利用しているとのこと。
Bluetooth接続ではないため、音声の遅延がほぼないのが大きな特徴の1つ。

SRS-WS1は2.4GHz帯を使用、Bluetoothを使っていない

早速中身を見てみましょう。

SRS-WS1パッケージの中身

本体、説明書、テレビ側に接続する送信機、充電器、ケーブル類。

SONYウェアラブルネックスピーカーの内容物

その他に専用のオーディオケーブルも付属しており、イヤホンジャックを備えた機器からであれば直接有線接続して使うことも可能。

専用オーディオケーブルも付属

ホワイトですっきりしたデザイン。肩や首に当たる部分は布状の素材でできており、当たってもゴツゴツしたり痛くなったりはしにくいようになっています。

SRS-WS1の本体

首にかけたとき左にくる側に音量ボタンと有線接続用のmicroUSBポート。

音量ボタン

右側には電源ボタンと波型の振動ボタン。いずれもわかりやすい形で出っ張っているため、見なくても手触りでわかるようになっています。

右側には電源ボタンと振動ボタン

下から見たところ。首の曲線に合わせてフィットする形状。

首の曲線に合わせてフィットする形状

直接首には当たらないこの部分が充電端子となっており、

SRS-WS1の充電端子

このように充電台に置いて充電します。うまく充電がされている場合、ランプがつくほか音でも知らせてくれます。

SRS-WS1を充電している様子

SRS-WS1を充電している様子2


テレビとの接続はとても簡単

説明書にしたがって、送信機をテレビと接続します。

送信機をテレビと接続

ケーブルがたくさんあって一瞬戸惑いますが、送信機にmicroUSBケーブル&アダプタで電源を供給し、テレビとは光デジタルケーブル(光デジタル音声出力の場合)もしくは音声ケーブル(イヤホンジャックしかない場合)で接続するだけ。

送信機の準備ができたら、あとは本体の電源を入れテレビをつけるだけ。
自動的に接続され、ネックスピーカーからテレビの音声が出てきます。とても簡単。

正常に接続されると、送信機側のランプはオレンジから緑色に。

テレビ側のヘッドホン出力設定で「スピーカーのみから音声出力」「テレビ・スピーカーの両方から音声出力」が選べるはずなので、そちらはお好みで。

スピーカーのみから音声出力する設定

もしこの設定項目がなくスピーカーのみから音声を聴きたい場合は、テレビの音量をゼロにするという力技もあり。


重さは335g。それなりの重量はあるものの、肩にかけて使うのでそれほど重さを感じるほどではない印象。映画1本見ていても特に肩がこったり首が痛くなったりはしませんでした。

SRS-WS1の重量は335g


SRS-WS1の良いところと注意点。映画やゲームに

SRS-WS1を首に掛けた状態で、実際にテレビや映画、ゲームを楽しんでみました。

SRS-WS1を首に掛けて映画やゲームを楽しむ

私が実際に使ってみた正直な感想は以下の通り。

◎ 音の臨場感、解像度がグッと上がる。奥行きを感じる

テレビのスピーカーと比べているのもありますが、音の臨場感や解像度が格段にアップしたのを感じます。

今まで聴こえていなかった音楽やSEの細かい部分、俳優さんの息遣い、小さな物音まで。同じ映画やゲームであっても、このネックスピーカーを通して聴けばきっと新しい発見があるはず。

私はNintendo Switchのスプラトゥーン2をよくプレイするんですが、試しにやってみると音の体験が段違い。
「何だこのゲーム、面白え!!」って声に出ちゃいましたからね。


また、特に映画においては音の奥行きが感じられるようになりました。
遠くから聴こえる音と近くの話し声では距離感が違う(気がする)。

◎ テレビから離れても音が聞ける

通常ならテレビから離れるほど音が聴こえにくくなるので、音量を上げる必要があります。それでも食器を洗ったり料理をしていると、その音で結局よく聴こえなかったり。

ヘッドホン等を使う手もありますが、周りの音が聴こえにくくなってしまうのがネック。警告音などに気付かなかったり、子供の声や物音を感じ取りにくかったり。


ネックスピーカーSRS-WS1を使えば、家事をしながらでもテレビの音が耳元から聴けるのでそういった悩みは解決。”ながら見”も捗ります。

◎ 音の遅延がほぼないのでアクションゲームも問題なし

現在広く使われているワイヤレス規格であるBluetooth。音楽や動画を楽しむにはいいですが、ゲームに使うとなると音の遅延が気になるところ。

コマンド入力するタイプのRPG等であればまだいいですが、それこそスプラトゥーンだったりスマブラ、モンハンといったスピードを求められるアクションゲームでは致命的になる場合も。


ネックスピーカーSRS-WS1は低遅延の無線方式を採用しているため、音の遅延をほとんど(というか私の場合だと全く)感じません。

ゲームの音体験が大きく変わり、遅延もなく快適。いいですよこれ。

△ ヘッドホンではなくスピーカーの一種。周りにもそれなりに音は聴こえる

夜、家族が寝静まった後に一人でテレビを楽しもう。

そう考えている人には、この製品は向きません。

その名の通り、SRS-WS1はあくまで”スピーカー”。ヘッドセットやヘッドホン、イヤホンとはまるで異なります。


確かに首に掛けている本人への指向性を持った音を流してくれますが、かなり音を小さくしない限りは周りにも十分聴こえる。本人には大きく聴こえる音が、周囲だと中〜小くらいで聴こえるかな、程度の違いでしかありません。


ただそれでも音の聴こえ方に差ができるのは事実なので、例えば「夜にそれなりの音で映画を観たいけど、マンションの隣近所に迷惑をかけたくない」なんてときには使えるんじゃないかと思います。

▲ 音質はすごく良いというわけではない

臨場感ある音を聴かせてくれるSRS-WS1ですが、音質自体がすごく良いというわけではありません。臨場感はあるけど荒削り、みたいなイメージ。

私はあまり気にしませんが、オーディオにこだわりのある人であれば少し気になるかも。

綺麗に音を聴きたい、という用途には向かないかもしれません。


SRS-WS1をオススメする人、しない人

【こんな人にオススメ】
・映画やゲームをより臨場感ある音で楽しみたい
・テレビの周りで家事をするとき、音をちゃんと聴こえるようにしたい
【こんな人にはすすめない】
・既に立派なオーディオシステムを備えており、防音もばっちり
・家族や同居人に音が聴こえないようにテレビを楽しみたい

あとがき

アメトークで家電芸人が放送されたのは2018年3月4日。それから間もなく品薄の状態が続きメーカー(SONY)からの出荷が一時停止して少なくとも半年くらいはそのままだったはず。もったいない。。。

いつ復活したのかはわかりませんが、12/23時点では変な転売価格がつくことなく流通しているようです。


用途さえ合えばかなりオススメできる製品なので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。

私個人としての用途「大きな音が出しづらいマンションで、よりリアルな音で映画やゲームを楽しむ」にはジャストフィットなので、これからヘビーに使っていきたいと思います!


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