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モバイルバッテリーやUSB充電器でその名を知られるAnkerのスマートホーム製品ブランド、Eufy(ユーフィ)。
ロボット掃除機から紛失防止トラッカーまで、生活に役立つ製品を数多くリリースしています。
そのEufyブランドで2022年に発売スタートしたのが、体重体組成計。
2023年7月現在では3種類あり、エントリーモデルのSmart Scale C1(3,990円)、スタンダードモデルのSmart Scale P2(5,990円)、そして本記事でレビューするのはハイエンドモデルのSmart Scale P2 Pro(6,990円)。
この記事ではAnker Eufy体重体組成計の最上位モデル・Smart Scale P2 Proのメリットやデメリットを正直にレビュー。
他の2モデルと比較したときの違いも紹介します!
Smart Scale P2 Proのスペック・仕様
Smart Scale P2 Proのスペックや価格、主な機能などを表にしました。
製品名 | Smart Scale P2 Pro |
---|---|
公式画像 | |
価格 | 6,990円 |
メーカー | Eufy by Anker |
サイズ | 280 x 280 x 26 mm |
重量 | 1.2kg |
計測できる項目 |
体重、体脂肪率、BMI、筋肉量、 骨量、水分量、タンパク質、基礎代謝量、 内臓脂肪、体脂肪量、除脂肪体重、体内年齢、 ボディタイプ、骨格筋量、皮下脂肪率 |
計測単位 |
0.1〜5kgまで:50g単位 5〜75kgまで:100g単位 75〜150kgまで:200g単位 |
計測範囲 | 0.1〜150kg |
電源 | 単4電池×4 |
連携アプリ |
Appleヘルスケア Google Fit Fitbit |
接続方法 | Wi-Fi、Bluetooth |
防水規格 | IPX5 |
その他の特徴 |
ベビーモード ペットモード |
保証 |
18ヶ月 会員登録で+6ヶ月 |
同梱品 |
Smart Scale P2 Pro本体 測定テープ 単4形アルカリ電池×4 取扱説明書 |
カラー |
ホワイト ブラック |
発売日 | 2022年5月20日 |
Smart Scale P2 Proは、AnkerのEufyブランドで販売している体重・体組成計の中でも最上位のモデル。
体重や体脂肪率だけでなく、心拍数や筋肉量、基礎代謝、内臓脂肪など合計16もの項目が測定できます。
Ankerの専用アプリで体重などのデータや推移のグラフを見られるのがとてもよい。
加えて、iPhoneのヘルスケアアプリやAndroidのGoogle Fitとも連携可能。
測定データは、Smart Scale動作中にアプリを起動することで保存され、閲覧可能になります。
Smart Scale P2 Proのレビュー
Eufy体重体組成計の最上位モデル「Smart Scale P2 Pro」
グリーンの差し色が爽やかな、EufyのSmart Scale P2 Proのパッケージ。
スマホアプリも一緒に載せて、連携可能なことをしっかりアピール。
測定データやグラフが確認できるのはもちろん、データに合わせた体型の3Dモデルや推奨摂取カロリーの提案など、多機能なハイエンドモデルです。
中には体重体組成計本体と単4アルカリ電池×4本、同意などを測定できるテープ、取扱説明書。
こちらがSmart Scale P2 Proの本体。サイズは28×28cmで比較的コンパクト。
ブラックもありますが、脱衣所あたりに置くなら清潔感のあるホワイトの方が合うんじゃないかというのが個人的な判断。
単4形の乾電池4本で動作します。
EufyLifeアプリで初期設定
Smart Scale P2 Proの初期セットアップをします。
専用アプリ「EufyLife」をスマートフォンにインストール。
起動すると、かんたんなアプリの紹介が流れます。
複数ユーザーでの使用もできるとのこと。
Eufyのアカウントを作成しましょう。
メールアドレスとパスワードを設定し、ログイン。
より正確なデータを得るために、性別、生年月日、身長データを入力。
以上でアプリの初期設定は完了。
続いて、Smart Scale P2 Proと接続します。
Bluetooth経由でSmart Scale P2 Proと接続。
Wi-Fi環境が整っている場合は、そちらにも接続しておきましょう。
(どちらか一方でもデータのアップロードは可能なようです)
さいごに、必要に応じて心拍数の測定をオンにして設定は終了です!
Smart Scale P2 Proに乗ると自動的に電源が入り、10秒ほど立っていれば測定終了。
心拍数の測定には、プラス10秒ほどそのまま待つ必要があります。
測定した体重などのデータはアプリでチェックできる
測定したデータは、Smart Scale P2 Proの電源が入っているときにアプリを起動するとすぐに連携されます。
測定時にアプリを立ち上げておいてもいいし、それ以外のときにちょっと体重をかけて電源を入れつつアプリを起動してもOK。
EufyLifeアプリでは、体重や体脂肪率をはじめとしたデータが確認できます。
身体測定値に合わせて3Dモデルが形成されており、推測されたウエストのサイズ等も表示可能。
(少し大きめに出ている気もしますが)
体重や体脂肪率だけでなく、筋肉量や基礎代謝、心拍数といったデータも。
ただし、心拍数だけは計測中にアプリを立ち上げておかないとアプリに保存されないようです。
日・週・月単位での体重・体脂肪率・BMI・筋肉量の推移グラフ。
グラフでチェックできるのはこの4項目のみ。
「カロリー」の項目では、手動で食べたものを入力することで日々の摂取カロリーを記録できます。
他のEury Smart Scaleシリーズとの違い
2023年7月現在、Anker EufyブランドのSmart Scale体重体組成計は3種類リリースされています。
エントリーモデルのSmart Scale C1(3,990円)、スタンダードモデルのSmart Scale P2(5,990円)、そしてこの記事でレビューしているハイエンドモデルのSmart Scale P2 Pro(6,990円)。
この3機種を比較したときの機能の違いは何なのか、表にしてみました。
製品名 | Smart Scale P2 Pro | Smart Scale P2 | Smart Scale C1 | |
---|---|---|---|---|
画像 | ||||
価格 | 6,990円 | 5,990円 | 3,990円 | |
Bluetooth接続 | ◯ | ◯ | ◯ | |
Wi-Fi接続 | ◯ | ◯ | – | |
外部アプリ連携 |
Appleヘルスケア Google Fit Fitbit | |||
データのグラフ表示 | ◯ | ◯ | ◯ | |
家族のデータ記録 | 無制限 | 無制限 | 16人まで | |
ベビーモード ペットモード | ◯ | ◯ | – | |
3Dモデル | ◯ | ◯ | – | |
防水IPX5 | ◯ | ◯ | – | |
ITO コーティング | ◯ | – | – | |
計量範囲 | 0.1〜150kg | 0.1〜150kg | 5〜150kg | |
最小計測単位 |
0.1〜5kgまで:50g単位 5〜75kgまで:100g単位 75〜150kgまで:200g単位 |
5〜75kgまで:100g単位 75〜150kgまで:200g単位 | ||
サイズ | 28×28×2.6cm | 28×28×2.6cm | 28×28×2.3cm | |
重量 | 約1.2kg | 約1.2kg | 約1.2kg | |
測定項目 | 体重 | ◯ | ◯ | ◯ |
体脂肪率 | ◯ | ◯ | ◯ | |
BMI | ◯ | ◯ | ◯ | |
体脂肪量 | ◯ | ◯ | ◯ | |
除脂肪体重 | ◯ | ◯ | ◯ | |
基礎代謝量 | ◯ | ◯ | ◯ | |
内臓脂肪 | ◯ | ◯ | ◯ | |
筋肉量 | ◯ | ◯ | ◯ | |
筋肉率 | – | – | ◯ | |
骨量(kg) | ◯ | ◯ | ◯ | |
骨量(%) | – | – | ◯ | |
水分量 | ◯ | ◯ | ◯ | |
タンパク質 | ◯ | ◯ | – | |
体内年齢 | ◯ | ◯ | – | |
ボディタイプ | ◯ | ◯ | – | |
骨格筋量 | ◯ | ◯ | – | |
皮下脂肪率 | ◯ | ◯ | – | |
心拍数 | ◯ | – | – | |
発売日 | 2022/5/20 | 2023/2/16 | 2022/5/20 |
今回レビューしたSmart Scale P2 Proと、中位モデルのSmart Scale P2の違いは、心拍数計測とITOコーディングのみ。
「ITOコーティング」があると、体重計のどの位置に足を乗せても測定できるメリットあり。
ただ、これがなくても足を変な位置に置きでもしない限り影響はなさそうですし、心拍数は高血圧の方でもなければわざわざ体重計で計測する必要もなさそう。
私がP2 Proを購入した2022年末には「P2 Pro」と「C1」しかなかったのでP2 Proを買いましたが、「P2」が登場した2023年現在ならほとんどの人は「P2」で十分じゃないかと思っています。
一方、最安モデルの「Smart Scale C1」だとWi-Fi接続、ベビー・ペットモード、体内年齢や皮下脂肪率の測定など多くの機能が省かれています。
体重体組成計として十分な機能は持っているものの、「P2」「P2 Pro」との性能差はそれなりにある。上の表をチェックしてどのモデルを選ぶか考えてみてください。
Smart Scale P2 Proのメリット・デメリット
Smart Scale P2 Proのデメリット
- Smart Scaleの電源が入っている間にアプリを起動しないと、データがアプリに連携されない
- 心拍数は、測定時にアプリが立ち上がっていないとデータ連携されない
- 測定に約10秒、心拍数まで測る場合は約20秒とそこそこ時間がかかる
Smart Scale P2 Proのデメリットとして挙げられるのは、Smart Scaleの電源が入っている間にアプリを起動しないとデータが連携されないこと。
計測データ自体はアプリなしでもクラウドに保存されているらしく、たとえ1週間分溜まっていたとしてもアプリ連携さえすれば全データが閲覧可能にはなります。
ですが、わざわざSmart Scaleとアプリを同時に立ち上げなくてもデータが閲覧できるようにしてほしかったな……というのが本音。
また、心拍数のみは他データと違ってクラウドに保存されていないらしく、Smart Scaleでの計測時にアプリを起動していないとデータが保存されません。
体重や体脂肪率などのデータを測定するのに、約10秒ほど。心拍数はそこから別途測るので、プラス10秒ほど。
どちらも必要な場合は、約20秒ほどの時間が必要になります。
Smart Scale P2 Proのメリット
- 16もの項目を測定し、体の状態を知ることができる
- 体重や体脂肪率などの推移を数字やグラフで確認でき、ダイエットにも使いやすい
- 計測データのアプリ連携がスムーズ
Smart Scale P2 Proは、体重や体脂肪率だけでなく内臓脂肪、筋肉量、あるいは心拍数に至るまで16もの項目が一度に測定可能。数多くのデータを知ることで、カラダの状態をくわしくチェックできます。
体重や体脂肪率といったデータは数字やグラフで確認できるので、増減の傾向を把握できダイエットにも使いやすい。
Smart Scale本体の電源が入っている間にアプリを立ち上げる必要はあるものの、それさえクリアできればデータの連携はとてもスムーズです。
Smart Scale P2 Proレビュー まとめ
体重を測るときにアプリ起動することすら面倒な私としては、その必要がない(=体重・体組成測定をしたら自動的にアプリにもデータが連携されている)Withings Body+のほうをメインで使い続けるかな……というのが正直なところ。
ですが、体重計とアプリを同時に起動する手間さえ惜しまないのであればSmart Scale P2 Proはたいへん優秀な体重・体組成計。
以前使っていたタニタやオムロンの体重体組成計と比べると、特にアプリ連携の点ではかなり上回っていると思います。
(個人的感想)
体重・体組成計というとまず国内メーカーを思い浮かべる人も多いかと思いますが、Eufyの体重体組成計・Smart Scaleシリーズも選択肢として十分おすすめできる製品です!