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自炊(本の電子化)ブログとして、裁断の機器ややり方について何度も紹介してきた当ブログ。
裁断に使っていたのは、カールのDC-210Nでした。
裁断枚数は少ないものの、安価で取り回しのしやすい裁断機です。
そして、最近気になっていたのがダーレ Durodex 自炊裁断機 200DXという機種。
以前からあった大きめで裁断枚数の多い裁断機を改良し、かなりコンパクトに収納可能かつさらなる高性能を実現し「自炊裁断機」を名乗るまでに。
↓ 動画での詳しい解説はこちら
今回、製造元である高崎精器さんからこの断裁機をお借りすることができましたので、まずは最初のセッティングから試し切りまでレビューしていきたいと思います!
ダーレDurodex 200DXは意外とコンパクト、かつ片手でも十分運べる
さて、早速開封していきましょう!
ブラックのボディが渋くてカッコイイ。
裁断枚数が多い機種は巨大なものが多く、自宅で使うにはスペースを取り過ぎるのかなと思っていたのですが、ハンドルが降りた状態でロックするようになっているため収納時は意外とコンパクト。(幅400mm、奥行170mm、高さ395mm)
これならちょっとしたスペースにすっと置いておけそうです。
それなりの重さ(9.8kg)がありますが、女性でも十分片手で持てるくらい。
中身は裁断機本体のほか、説明書と単3電池。
電池は裏側にセットする場所があります。あとでカットラインを照らすのに使用。
同じく裏側にある黄色い棒は、刃受け。利用時にはここから取り外しておきます。
安全のため固定されているハンドルを、ハンドルロックを外して上げます。
ガチャン
先ほど裏側から外した刃受けを、本体の横から差し込み準備完了!
実際に紙を裁断。カットラインで切る場所を表示、凄まじく切れる刃
早速、試し切りをしてみましょう。
紙をセットして、
ガイドを合わせ、カットラインのスイッチオン。
以下のように、実際に切れる場所が赤い光で表示されます。
ちなみにスイッチはこれですね。
ハンドルを降ろして裁断するときも、ハンドルロックを外しながら。よく切れるだけに、その辺りの安全管理は徹底しています。
※写真は撮影のため片手になっていますが、実際は右手でハンドルロックを外しながら降ろします
降りてきた刃を撮影してみたところ。刃に何か文字が入っています。日本刀の切れ味を謳うだけあり、名のある刃物屋さんのものを使っているんですねえ…。
当然のことながら、1枚ペラの紙など手応えすらなく簡単に切れてしまいました。
ブラックとホワイトの2色がある自炊裁断機ダーレDurodex 200DX
ダーレ Durodex 自炊裁断機 200DXには、ブラックとホワイトの2色があります。
もちろんどちらも機能は同じなので、見た目で選んでしまって構いません。
渋いブラック、鮮やかなホワイト。どちらもいい色
まずは、ブラック。
黒をベースに文字色は白でつくられています。シックな感じ。
次に、ホワイト。もっとアイボリーに近い感じかと思ったのですが、本当に真っ白なホワイトでした。
こちらは白ベースに黒文字。
並べてみたところ。
上から見ると、ハンドルが折りたたまれて意外とコンパクトなのがわかります。
横から。
使用時・収納時の感じを比較。我が家はホワイトがマッチしそう!
次に、使用時はどんな感じなのか比較してみましょう。
まずはブラック。ハンドルをしまった状態から……
アップ!
ホワイト。うちの白テーブルにいい感じに合うんですよねー。
戦闘態勢!
ブラックとホワイトそれぞれの原稿の設置面。
例えばテキストエディタでも背景白に黒文字、背景黒に白文字それぞれ好みがあるように、裁断機も色によってかなり違う。
色に関して最も重要だと思われるのが、収納時。
裁断をする時間なんてたかが知れていて、多くの時間は収納された状態のはず。このときにいかにも違和感がある感じだと悲しくなってしまいます。
試しに、自宅のテレビ台の横に置いてみました。
ブラックの場合だと、テレビと同色なのもありなんだか家電かネットワークの機器の一種のような雰囲気を醸し出しています。
ホワイトの場合。これがテレビ台の白と綺麗にマッチしてほとんど違和感なし!
無理に押入れの中に押し込まなくても、これなら見える状態で置いておくのはアリですね。予想以上にイイ!
YouTubeに詳しい解説動画をアップしました
YouTubeに、自炊裁断機Durodex 200DXの詳しい紹介・本の裁断解説動画もアップしています。
この動画1本だけ見ればわかるように作りましたので、こちらもチェックしてみてください!
あとがき
まだ試し切りをしただけの段階ですが、これは予想以上にいいものだなという感想です。
これは裁断が楽になりそうや……。
次回は、実際に本を裁断してみたいと思います!
⇒ 続編書きました!『自炊用の裁断機ダーレDurodex 200DXで本を裁断。ほとんどの本が一発で切れて素晴らしいぞ!』